上野の国立西洋美術館は、中学生は無料で観れます。
なんと、常設展のみならず企画展まで無料なんです。
我が家には中学生の子供がいるのですが、美術の課題のために国立西洋美術館へ行くことがあります。
中学生の入館の仕方について、公式ホームページには詳しい説明が無くて困ったので、実際に利用して分かったことをまとめました。
国立西洋美術館の中学生の観覧料&利用の仕方
中学生の観覧料は無料
中学生の観覧料は常設展も企画展も無料です。(※中学生以下は無料のため、小学生も無料です。)
「一般」なら2,000円前後する企画展も無料とは、嬉しいですね。気軽に美術を楽しむことができます。
高校生は企画展は有料
中学生の企画展の観覧料は無料ですが、高校生の場合は料金がかかります。
企画展によって観覧料は異なりますが、1,000円ほどのことが多いようです。
ちなみに、企画展のチケットがあれば常設展も併せて見学できます。(企画展の観覧料に常設展の観覧料も含まれています)
必要なもの
入館時には、学生証や年齢の確認できるものを持参する必要があります。
中学生の入館の仕方
公式ホームページには中学生の料金については記載されていますが、入館方法の詳細は記載されていません。
初めて利用した時は「中学生は、どうやって入館すればいいの?」と疑問でした。
入館の仕方は
- チケット売り場に並んで学生証を提示する
- 企画展または常設展のどちらを観るのか伝える
- 中学生用のチケットを受け取る
学生証を持参していても、中学生用のチケットを受け取らないと入館できません。
そして、注意したいのは、常設展と企画展のどちらを観るのか伝える必要があること。
中学生用のチケットには
- 常設展用のチケット
- 企画展用のチケット(常設展も観覧可能)
の2種類があります。
何も伝えないと常設展の方を渡されてしまう場合も…。
せっかく無料で観れるんだったら企画展も観たいですよね。企画展のチケットがあれば常設展も観れますし。
忘れずに「企画展のチケットをお願いします」と伝えましょう。
※中学生用のチケットの写真、撮り忘れました…。子供が自分のノートに切り貼りして形が変わってしまったので、次回行ったときにアップします。
学生証を忘れたら、どうなる?
中学生用のチケットを受け取るためには学生証や年齢が確認できるものが必要になります。
なんと、先日行った際は子供が学生証を忘れてしまったのです…!出かける前に何度も伝えておいたのに。
「もしかしたら、今回は料金かかっちゃうかも。でも、かかるとしても高校生料金だよなぁ…」とヘコみました。
とりあえず、チケット売り場で「中学生のチケットをお願いします」と伝えたら、何も確認されずにスムーズに中学生用のチケットをいただけました!
我が家の子供は中学生のわりに体が小さめ。中学生と伝えなかったら小学生と間違われるくらい。(と、いうか、今でも小学生と間違われる)
今回の件で、年齢の確認は体格によっては曖昧な場合もあるんだな、と感じました。
ただ、前に並んでいた大人並みに大きい学生さんは身分証を出すように催促されていました。うちは明らかに中学生(もしくは小学生)にしか見えない体型や顔立ちだったので大丈夫だったのでしょう。
中学生に付き合って観覧する保護者におすすめの、お得なチケット

私は子供に付き合って何度も足を運ぶために、パスポートチケットを購入しました。
パスポートチケットは年間パスポートのようなチケットで期間内なら何度でも常設展が観覧できます。

子供には企画展を観てきて欲しい。でも、私は企画展を観るほど美術に興味が無いし、お金もかかるので常設展のみで時間を潰したいという考え方。
よって、自分の分はパスポートチケットにしました。私には常設展でも観きれないくらいですし。何度も足を運んで、じっくり味わいたいと思ってます。
パスポートチケットの料金は1,300円。
詳細は別記事にまとめたので、良かったらどうぞ。
中学生は一人で落ち着いて企画展を観れるので、助かりますね。
そして、何より無料でこういう機会をいただけるのは、本当にありがたいこと。せっかくなので、たくさんの作品に触れて欲しいものです。
以上、国立西洋美術館に中学生が入館する方法でした。