極暖系のインナーは各社から出ていて、
- しまむら
- ユニクロ
- GU
- ベルメゾン
などが有名です。
どれも、そこそこ評判が良ので迷いますよね。でも、自分に合うかは実際に試してみないと分からないので、毎年少しずつ買い足して比較しています。
極暖系インナーを選ぶ場合、自分なりの基準を設けるのが失敗しないコツです。
例えば、とにかく暖かいものが欲しいのか、着ぶくれしない薄手重視か、または肌触りが良くてかゆくならない素材が良いのか…など。
私の結論を簡単にまとめると、
しまむらは「ファイバーヒート」が有名ですが、私は「CLOSSHI」シリーズが暖かいと思いました。ただ、店舗に行かないと買えないし、そんなに種類も多くないのがデメリット。
その点、ネットで買える「ダークエンジェル」は種類が多く、自分好みのものが見つかりやすい。セールをよくやっているので、お手頃価格なのも魅力です。
▽ダークエンジェル
肌触りの面で一押しなのは「ホットコット」。
綿95%、綿100%のものがあります。
ユニクロの「ヒートテック」でかゆくなってしまう場合は、綿素材のホットコットがおすすめ。
ホットコットは、個人的には1番好きなインナー。私はホットコットを揃えています。
ちなみに、大御所のユニクロも何年か着ましたが、値段と肌触り、暖かさの面で比較すると「あえて、ヒートテックにしなくてもいいかなぁ~」という感じ。
もちろん、人によって選択基準は色々なので、あくまで私の視点です。
それでは、実際に試した着用感を詳しくレビューしていきます。
しまむらの極暖インナーを着比べてみた
実は、ファイバーヒートより「CLOSSHI」の方が暖かい
しまむらの極暖インナーとして代表的なのが「ファイバーヒート」。
いつも店頭の目立つところにファイバーヒートがずらーっと並べられているので「ファイバーヒートが、一押しなんだな」と思い込み、最初はファイバーヒートを愛用していました。
確かに暖かいのですが、セールでしまむらの別なブランド「CLOSSI」が安くなっていたので購入。見た目からしてファイバーヒートより生地がしっかりしていて暖かそうだったのです。
実際に着用してみたら、CLOSSHIの方が断然暖かい!
CLOSSHIはの特徴は
- 生地が厚めでしっかりしている(でも、もたつかない)
- 起毛がしっかりしている
でも、気太りするような感じも無し。
素材はファイバーヒートより厚めになりますが、より暖かいものを探している場合はCLOSSHIがおすすめ。薄めの素材重視ならファイバーヒートがいいです。
しまむらの極暖インナー「CLOSSHI」の価格
しまむらCLOSSHIは定価が税込980円。ファイバーヒートと大差ありません。
私はセールで購入したので税込550円でした。その後、さらに安くなり300円で買い足しました。
セール時を狙うと安く買えますが、サイズや色の選択肢はかなり少なかったです。ちなみに、私が行く店舗の場合は、ファイバーヒートより目立たない店舗奥の棚に陳列されていました。
生地が厚い
しまむらの極暖インナー「CLOSSHI」はユニクロやGUのインナーと比べて、生地の厚みがしっかりしています。ユニクロの極暖に近いですが、もっと柔らかくてふっくら。
起毛部分の密度も濃く、着た瞬間から暖かいです。洗濯を繰り返しても毛玉ができないし、生地が伸びたりもしていません。
ユニクロの極暖は1~2年でびろんびろんに伸びてしまい生地も薄くなってきたので、「CLOSSHI」の方が、しっかりしていると思いました。
首回りの開きが程良い
また、首周りの開き具合も絶妙で、開きすぎず詰まりすぎずのコーディネートしやすいデザイン。
もし首元からインナーが見えてしまっても、生地感がしっかりしているため、いかにも下着という感じではないのもGOODです。
MサイズとⅬサイズの着心地を比較
私は身長159センチで44キログラム。体型としては「やせ型」です。
服を買うときは、Mサイズにしたり、Lサイズにしたりの微妙なサイズ。肩幅があるのと、腕が少し長めなのでデザインによって合うサイズが違います。
今回も両方購入して着比べてみました。
Mサイズは体にぴったりですが、窮屈さはなく着心地が良いです。
Ⅼサイズは、少しゆったりする分、体とインナーの間にスキマができてしまい少しスースーする感じ。中にタンクトップを着用しています。
私にとってLサイズは、Mサイズで感じたような「1枚で暖かい」という感動はありませんでした。
他ブランドの極暖系インナーとの比較
ユニクロの極暖インナーとの比較
ユニクロの極暖系インナーと、しまむらの極暖インナー「CLOSSHI」を比較した場合、私はしまむらの方が暖かいと感じました。
しまむらの方が
- 生地がふんわり&厚みがある
- 洗濯を繰り返しても毛玉にならず、薄くならない
のが理由です。
【2024年追記】
しまむらの「CLOSSHI」を4年ほど着ていますが、まだ生地がへたりません。毛玉にもなってないし、ほんと丈夫な生地です。
かなりコスパは良いですが、デメリットとしては時期によって暖かすぎるところ(贅沢な悩みですね)。12月の東京だと、「CLOSSHI」着ると暑すぎるので、着れる時期は限られます。
GUの極暖インナーとの比較
続いて、GUの極暖系インナーとの比較。
タートルネックデザインのものを購入。GUもしまむら1着1000円ほど。一冬着て感じたのは、しまむらの極暖系インナーの方が品質が上だということ。
GUのインナーを着た感想は
- タートルネックタイプなので首元まで暖かい
- すぐに毛玉になってしまった
最初は「タートルネックだと首元まで暖かくて良いな」と気に入っていましたが、10回ほど洗濯したら毛玉だらけ。あまりに早く毛玉になってしまったので、ショックでした。
タートルネックの首元部分は重ね着しても、見えてしまう可能性が高いのでパジャマになりました…。
極暖系でかゆくなる場合は「ホットコット」一択
極暖系のインナーを着ていると、肌がかゆくなってきませんか?
私はちょっと汗をかいたり、お風呂上りも少し冷ましてから着ないと、かゆくなっちゃいます。
極暖系のインナーは化学繊維で出来ている場合が多く、素材的にもかゆみが出やすいです。これはもう、素材の特性なので仕方がないもの。肌が弱い方は避けた方が無難です。
肌に優しいのは、綿(コットン)素材です。赤ちゃんの肌着は綿素材のものがほとんどですよね。これは、肌に優しいからです。
肌に優しいあったかインナーなら、ベルメゾンのホットコットがおすすめ。ちなみに、私は綿の方が好きなので、今はベルメゾンのホットコットを定番にしています。
ホットコットは、綿95%、ポリウレタン5%(ストレッチ天竺)。ポリウレタンが5%入っているので伸縮性が良いです。
尚、上の画像は綿95のインナーですが、綿100%のものもあります。
▽綿100%のもの
そして、着丈が長め。
しゃがんでも背中が出づらいのが、とても良い。お腹がスースーしません。
着丈が短いと腹巻必須になりますが、ホットコットに変えてから腹巻を使うことは減りました。(すごく寒い日は使っています)
ちなみに生地の厚さは薄いです。届いた時、「こんなに薄いの?」と少し驚きました。でも、実際に着てみると暖かいし、もたつかないので上に着るものを選ばないのも良し。
▽こちらは子供に着せている、ホットコットのハイネックタイプ。生地の厚さはこのくらい。大人用も同じくらいです。
▽子供用のホットコットのレビュー
そうそう。薄いと、洗濯しても乾きやすいのです。
冬は気温が低いので洗濯物が乾きにくいのが悩みでしたが、ホットコットはユニクロのヒートテックなどに比べて乾きやすいです。
夫がユニクロのヒートテックを愛用しているのですが、脇の下~袖にかけての部分がすごく乾きづらいんですよね…。多分、ヒートテックの素材が水を含んだ時に重くなってしまうので、風が通りづらいんだと推測。ヒートテックの方が化繊ゆえに乾きが速いのかと思っていたので、その点は意外でした。
ホットコットは生地が薄めなのに暖かいし、洗濯しても乾きやすいので(重要!)、個人的には一番好きです。
極暖インナーの選び方(まとめ)
各社の極暖系インナーを着比べてみて、それぞれ一長一短あることが分かりました。
私の結論は、
- 厚手の暖かいインナー→しまむらのCLOSSHI
- 厚手ではなく暖かいインナー→楽天の「ダークエンジェル」
- 自然素材の暖かいインナーが欲しい方→ベルメゾンのホットコット
がおすすめです。
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