トルコ旅行2日目、いよいよ本格的な観光のスタートです。
この日は、古代ローマの息吹を感じる「エフェソス遺跡」から始まり、山あいの「シリンジェ村」でのワインテイスティングとお買い物へ。そして、本来は3日目に予定されていた「パムッカレ」の観光が夕方に前倒しになるというスケジュール変更がありました。
エフェソス遺跡の見どころやトイレ事情、シリンジェ村の物価感、名物ランチ、ヒエラポリス遺跡とパムッカレの石灰棚を歩く際の注意点、ホテルの感想などの記録です。
▼前回の旅行記①はこちら
ホテルの朝食(ダブルツリー バイ・ヒルトン・エアポート)

まず、ホテルの朝食の記録。
イズミールのダブルツリーバイ・ヒルトン・エアポートの朝食はバイキング形式。

サラダ、スープ、温かい料理、チーズ類など種類豊富。

なんと巣蜜までありました!

席もゆったり。時間があれば、もっとゆっくり朝食をとりたいところです。今回はデラックスホテル宿泊プランなので、どのホテルも食事が充実していました。
スケジュールと予定前倒しの理由
ホテルの朝食を済ませてバスに乗り込み出発。
添乗員さんからスケジュールについての説明があり、翌日予定していた「パムッカレ」の観光を夕方に前倒しすることになりました。 理由は、「当初の予定通りだと翌日のホテル到着が夜遅くなってしまうこと」と、「パムッカレでの観光時間が十分に取れなくなってしまうこと」を防ぐためとのこと。
こうした臨機応変な対応をしてもらえるのも、添乗員同行ツアーならではですね。
古代ロマンを感じるエフェソス遺跡
まずは、世界遺産に登録されている古代都市「エフェソス遺跡」へ向かいます。
見学する上での注意点

8月のトルコは湿度が低いとはいえ、日差しは強烈です。エフェソス遺跡は広大で日陰がほとんどないため、帽子、サングラス、日焼け止めはもちろん、こまめな水分補給が欠かせません。
私は日傘を持参しました。海外では日傘を使う人が少ないといいますが、現地ガイドさんと同じツアーの女性の多くは日傘を利用していました。

遺跡内の足元は多くが大理石などの石造り。長年の摩耗でツルツルと非常に滑りやすい場所がありました。歩き慣れた滑りにくいスニーカーで訪れることをおすすめします。

もう一点、現地のトイレ事情についても少し触れておきます。 エフェソス遺跡のトイレ(無料)を利用した際、トイレットペーパーが切れており、さらに個室内の荷物掛けも壊れていたため少し苦労しました。
海外の観光地ではよくあることなので、少し多めにポケットティッシュやトイレットペーパーを持参したほうがいいです。バッグは肩から下げたままにできる斜めがけタイプにしておくと、こういう場合に便利です。
※トルコのトイレは、備え付けられたごみ箱にトイレットペーパーを捨てます。流せません。
ケルスス図書館に仕掛けられた「視覚効果」

遺跡内には大劇場や公衆トイレの跡など見どころがいくつもありますが、一番印象に残ったのは「ケルスス図書館」です。
正面から見ると非常に大きく立派な建物に圧倒されるのですが、実際に中へ足を踏み入れてみると、想像していたよりもコンパクトな空間で驚きました。高さを活かした造りになっているようです。
実はこれ、当時の建築家が仕掛けた「だまし絵(視覚的錯覚)」の効果によるものだそうです。
建物の正面(ファサード)の中央部分をわずかに盛り上げ、両端の柱や2階の柱を中央よりも少し細く・短く設計することで遠近法を強調し、実際の面積よりも建物をより高く、大きく見せる工夫が施されています。約2000年も前の古代ローマの建築技術の高さに感銘を受けました。
革製品店でのファッションショーとお買物

エフェソス遺跡の後は、ツアーの行程に組み込まれている革製品店へ立ち寄りました。
到着するとまず、冷たいアップルティーが配られたのですが、これがとても美味しかったです。暑い遺跡歩きの後の体に染み渡りました。
その後は店内にあるステージでファッションショーが始まり、同じツアーの参加者の中から数名が選ばれてモデルとして出演し、会場が盛り上がりました。
ショーの後は、お買い物タイム。お買い物時間は結構長めに取られており、1時間ほどはあったかと思います。
シリンジェ村でワイン試飲&お買い物(手頃な価格でおすすめ)

続いては、山あいの可愛らしい村「シリンジェ村」へ移動し、特産のフルーツワインのテイスティングを体験しました。子供やお酒が飲めない方向けに、黒桑ジュースが用意されています。私はお酒に弱いので、黒桑ジュースを選びましたが、濃厚でとてもおいしかったです。

シリンジェ村にはお土産物屋さんが何店舗も並んでおり、見ているだけでも楽しめます。
ここがツアーで初めてのお買い物時間(自由散策)。
現地の相場観がまだ分からなかったのですが、振り返ってみるとシリンジェ村の物価はかなり手頃でした。 後に訪れたカッパドキアも安かったですが、シリンジェ村も全体的に良心的な価格設定です。
わが家は約400円ほどでお盆を購入。プチプラアクセサリーなども種類豊富だったので買っておけばよかったです。もしシリンジェ村で気に入ったものがあれば、その場で購入しておくのがおすすめです。
ちなみに、この日は昼食がちょっと遅めです。朝にしっかり食べておいた方がいいです。シリンジェ村では試飲時に軽くパンなどは出ますが、私はかなりお腹が空いてしまったので、バスの中では日本から持参した「塩分チャージ」タブレットを食べて凌ぎました。40代、お腹が空くと若い頃より具合が悪くなりやすいのです…塩分チャージにだいぶ助けられました。
名物「チョップシシ」ランチは塩味の焼き鳥風で食べやすい

昼食は、この地域のトルコ名物である「チョップシシ(Çöp Şiş)」をいただきました。小さく切ったお肉を串焼きにした料理です。
食べる前は「お肉特有の臭みがあったらどうしよう…」と少し心配でしたが、実際に食べてみるとクセは気にならず「塩味の焼き鳥」のような味わいでした。日本人の口に合い、食べやすくて安心しました。

トルコのツアーの食事はどの店もボリュームがありました。このお店も、 サラダ、スープ、メインのチョップシシ、デザートとコース仕立てで提供されるのですが、1品あたりの量も多く、お腹がいっぱいで食べきれませんでした。

そして、なぜかレストランのお姉さんが、まだ食べ終わってないのに「お皿、下げても大丈夫?」といったようなことを何度も聞いてくるので、少々困りました…。多分、次の料理を早くサーブしたいからなんでしょうね。
予定前倒しで夕方のパムッカレ観光へ

昼食後はバスでパムッカレへ移動。夕方に到着しました。
夕方の観光とはいえ、8月の太陽の位置はまだ高く日差しはかなり強く感じられました。ガイドさんの話では、この時の気温は40度とのこと。
数字だけ聞くと驚くような暑さですが、東京の猛暑に比べると、体はだいぶラクに感じました(私の体感としては東京の30度くらいの感覚だったので、辛くなかったです。)湿度が低いだけで、これほど快適さが違うのだと実感しました。
巨大な古代都市「ヒエラポリス遺跡」の見学
紀元前に建設された温泉保養地としての古代都市で、広大な敷地の中に石造りの神殿や劇場の遺構、巨大なネクロポリス(古代の墓地群)などが残されています。荒野に広がる石の遺跡群は、エフェソスとはまた違った力強さと歴史の重みを感じられる場所でした。
パムッカレに到着後、ガイドさんから全体の説明を受けたら1時間ほどの自由タイム。1時間でヒエラポリス遺跡の敷地内にあるヒエラポリス考古学博物館と石灰棚を見学します。(もし予定通り翌日観光の場合は、自由時間が30分しかとれないそうです)
ガイドさんの話では、博物館→石灰棚の順で観光するのがおすすめとのことだったので、その順番で見学しました。
石灰棚と足湯体験

ヒエラポリス遺跡の見学を終えた後、いよいよパムッカレの石灰棚へ。
パムッカレでは靴を脱ぎ、裸足で白い石灰棚を歩きました。ガイドさんから靴を入れるビニール袋が配布されました。
手前あたりは水量が少ないのですが、奥へ進むと真っ白な棚とブルーの水が輝く美しい景色が広がっています。(ゆっくり写真を撮りつつ向かって15分ほどのエリア)

わーい!!嬉しい。
水があまりない季節もあるようですが、奥に進んでいくと水量も豊富でした。水着持参で泳いでいる子供たちもけっこう見かけました。
日本の硫黄泉のような感じで、歩くと湯の花がお湯の中で舞い上がるのが確認できます。もわんもわんと湯の花が舞うのを見ていると、まさしく温泉なんだなぁと実感。ちなみに、温泉の匂いはほとんど分かりませんでした。
実際に歩いてみて感じた注意点があります。
- 滑りやすく、足の裏がめちゃくちゃ痛い
水底は滑りやすい箇所が多々あり、石灰棚特有のゴツゴツとした感触で足の裏がかなり痛くなります。 - 自由時間1時間はあっという間!集合時間に注意
足元が悪くゆっくりしか歩けないうえに、観光客で混み合っているため、想像以上に時間がかかります。景色に夢中になっていると、あっという間に時間が過ぎてしうので、注意してください。
宿泊ホテル:パムッカレ・カヤ・サーマル・スパ・ホテル
パムッカレ観光を終え、この日の宿泊先である「パムッカレ・カヤ・サーマル・スパ・ホテル」へチェックインしました。
部屋の様子とアメニティ事情

お部屋は広く清潔で快適でした。ベッドも程よい固さで寝心地がよく、ゆっくり眠れました。水回りもキレイでした。ミネラルウォーターが1人1本用意されており、冷蔵庫もありました。

トルコのホテルには、基本的にティッシュが用意されていません。部屋にティッシュがないと何かと不便だったため、ホテルから歩いて2〜3分のスーパーでボックスティッシュ(ソフトパックのティッシュ)を購入しました。日本から持参するのが、おすすめです。
夕食バイキングは種類豊富でおいしい

夕食はホテルのレストランでバイキング形式でした。
品数がとても充実しており、色とりどりの料理が並んでいてどれも美味しかったです。サラダやフルーツ、デザートも充実していました。そうそう、トルコのスイカはおいしいと聞いていましたが、本当においしかったです!甘みが強く、暑い中を歩き回ったあとの体に染み渡る美味しさでした。
飲み物はアイランとミネラルウォーターを注文。アイランは塩味の強いヨーグルトドリンクみたいな感じ。現地ではたいていのお店にあって、熱中症予防に効果があるそうです。他のレストランでも何度か飲みましたが、このホテルのアイランはすごく塩味が強かったです。
ちなみに、海外で生野菜を食べることに抵抗がある国もありますが、トルコの場合はわりと大丈夫なんじゃないかと思います。前回のイタリア旅行で食中毒になってしまったので、事前にトルコの食事について念入りに調べたのですが、サラダは日本人が食べても大丈夫なレベルみたいです。
▼参考記事
実際、今回利用した、ほとんどのレストラン・ホテルで生野菜がたっぷり出ましたが、腹痛などのトラブルもなく過ごせました。パプリカが特に美味しかったです!
ただ、トルコ料理は油を使った料理も多いので、それが胃腸の負担になるケースもあるようです。私は、あまり油っぽい料理は苦手なので自分の体質を踏まえて、油の多い料理は食べすぎないように気を付けました。
温泉プールに入ってみた(水着とキャップ必須)

パムッカレといえば有名な温泉地ということもあり、こちらのホテルにも温泉プールがありました。
私は観光の疲れもあり入浴は見送ったのですが、夫と子どもたちが実際に入ってみました(部屋からプールがよく見えたので、部屋から撮影)。
体感的にお湯の温度は40度ほどだったそう。日本の温泉のようにしっかり温まることができて、旅の疲れがとれたと話していました。
なお、温泉プールを利用する際は「水着」の着用はもちろんのこと、「スイムキャップ」の着用が必須ルールです。ホテルによっては温泉プールは汚いという口コミを見かけましたが、夫の話では、今回宿泊したホテルの場合は着替える場所も温泉プールも特に衛生面で気になる部分はなく快適だったそうです。
まとめ
予定変更により、1日でエフェソス遺跡、シリンジェ村、ヒエラポリス遺跡、そしてパムッカレの石灰棚という名所を巡る1日となりました。
気温40度の中でもカラッとした気候に助けられ、美味しい食事やショッピング、パムッカレの絶景までしっかりと楽しむことができました。ただ、移動翌日ゆえ、それなりに体は疲れているので、早めに寝て翌日に備えました。
次回は、次の日の観光について記録します。



