この冬、しまむらで購入したインナーがすごく良かったのでレビューします。
極暖系のインナーは
- ユニクロ
- GU
- ベルメゾン
などで売られています。
結局は実際に試してみないと分からないので、毎年、少しずつ買い足して各社の極暖系インナーを比較しています。
選ぶときは、こんな基準がおすすめ。
しまむらのインナーは「ファイバーヒート」が有名ですが、実は「CLOSSHI」シリーズが生地が厚めでしっかりしていて、かなり暖かいです。
「ダークエンジェル」は色や形が豊富なので、自分好みのものが見つけやすいです。
肌触りの面で一押しなのは「ホットコット」。ヒートテック系の肌着でかゆくなってしまう方向けです。
個人的には肌触りの面では、ホットコットが一番好きです。
極暖系インナーを選ぶときは、
【極暖系インナーの選び方】
- 寒さの度合い
- 合わせる服
- その日の体調(肌のコンディション)
で使い分けると失敗が少ないです。それでは順に着用感も含めて、解説していきますね!
しまむらの極暖インナーを着比べてみた
ファイバーヒートより実は「CLOSSHI」の方が暖かい
しまむらの極暖インナーとして代表的なのが「ファイバーヒート」。
いつも店頭の目立つところにファイバーヒートがずらーっと並べられているので「ファイバーヒートが、一押しなんだな」と思い込み、最初はファイバーヒートを愛用していました。
確かに暖かいのですが、セールでしまむらの別なブランド「CLOSSI」が安くなっていたので購入。見た目からして、ファイバーヒートより生地がしっかりしているし、暖かそうだったのです。
実際に着用してみたら、CLOSSHIの方が暖かい!
CLOSSHIはの特徴は
- 生地が厚めでしっかりしている(でも、もたつかない)
- 起毛がしっかりしている
でも、気太りするような感じもなく、インナーとして程よい厚み。
私の場合は、薄手のタートルネックと合わせることが多いですが、気太りする感じもありません。
もちろん「ファイバーヒート」も暖かいのですが、ファイバーヒートより暖かいものが欲しい場合はCLOSSHIがおすすめです。
ただ、生地はファイバーヒートより厚いので、薄めの素材重視ならファイバーヒートを選んだ方が良いと思います。
しまむらの極暖インナー「CLOSSHI」の値段
しまむらCLOSSHIは定価が税込980円。ファイバーヒートと似たような価格帯です。
私は、冬の終わりにセールで購入したので税込550円でした。(その後、さらに安くなり300円で買い足しました!
セール時を狙うと安く買えますが、サイズや色の選択肢は少な目。また、売り切れのサイズも多いです。
定価は1000円程度なので、早めに購入して一冬しっかり着まわすのがおすすめ。
ちなみに、私が行く店舗の場合は、ファイバーヒートより目立たない店舗奥の棚に陳列されていました。
生地がしっかり厚い
しまむらの極暖インナー「CLOSSHI」はユニクロやGUのインナーと比べて、生地の厚みがしっかりしています。
ユニクロの極暖に近いですが、もっと生地がふっくらしています。
起毛部分の密度も濃く、着た瞬間から暖かさを感じられます。でも、洗濯を繰り返しても毛玉ができないし、生地が伸びたりもしていません。
ユニクロの極暖は何度も洗濯を繰り返していたら、びろんびろんに伸びてしまったし暖かさも半減してしまったので、しまむらの「CLOSSHI」の方が、しっかりしていると思いました。
首回りの開きが程良い
また、首周りの開き具合も絶妙で、開きすぎず詰まりすぎずのコーディネートしやすいデザイン。
もし首元からインナーが見えてしまっても、生地感がしっかりしているため、いかにも下着という感じではないのもGOODです。
MサイズとⅬサイズの着心地を比べてみた
私は身長159センチで44キログラム。体型としては「やせ型」です。
服を買うときは、Mサイズにしたり、Lサイズにしたりの微妙なサイズ。肩幅があるのと、腕が少し長めなのでデザインによって合うサイズが違います。
今回も両方購入して着比べてみました。
Mサイズの着用感
Mサイズは体にぴったりですが、窮屈さはなく着心地が良いです。とても暖かいです。
フィット具合は私の体型にぴったりでしたが、私の場合は袖が少し短めでした。私は他の方に比べて、少し手が長いタイプなので、標準的な手の長さの場合は大丈夫だと思います。
ちなみに私の場合は、10分丈のインナーの場合、8~9分丈くらいになりました。
冷えをふせぐためには「手首を温めた方が良い」というだけに、その点は少し残念かな…。でも、これは私の体型のせいなんでしょうがないですね。
※冷え対策には「首」とつく部位を温めるのがポイント。首、手首、足首などが隠れると暖かいです。
Lサイズの着用感
Lサイズは、Mサイズより、ややゆったり目。
Mサイズのときに感じたようなフィット感はありません。体とインナーの間にスキマができてしまうので、暖かさはMサイズの方が上に感じました。
私にとってLサイズは、Mサイズで感じたような「1枚で暖かい」という感動はありませんでした。
素肌に直接着るとスカスカで風が通ってしまうので、中にタンクトップを着用しています。ただ、袖の長さについては私の体にぴったりなので、手首のあたりまで暖かいのは良い感じ。
フィット感で暖かさはずいぶん変わると感じました。
よって、私の場合の、ベストサイズはⅯサイズという結論になりました。
他のメーカーの極暖系インナーと比べてみた
ユニクロの極暖とサイズ比較してみた
気になるのは、他のメーカーの極暖と比べて、しまむらの極暖インナー「CLOSSHI」はどうかということ。
まず、上記でも述べましたが、暖かさは、しまむらの方が上だと感じています。
次にサイズの比較について。私の体型は以下のような感じ。
しまむらの極暖インナー(Mサイズ)は、私にぴったりのフィット感でした。ちなみに、しまむらの極暖系インナーは、あまり伸びない生地です。
ユニクロの極暖と比較した場合は、ユニクロのS~Mの中間くらいのサイズ感でした。
そして、しまむらの極暖系インナー(Lサイズ)はユニクロの極暖のM~Lサイズの中間くらい。
あくまで私個人の感想ですが、しまむらのしまむらの極暖インナー「CLOSSHI」はユニクロの極暖より少し小さめです。
GUの極暖インナーとの比較
続いて、GUの極暖系インナーとの比較。
タートルネックデザインのものを購入しました。(しまむらは、タートルネックのものが見つかりませんでした)
GUの極暖も、しまむら同様1着1000円ほど。一冬着て感じたのは、しまむらの極暖系インナーの方が品質が上だということ。
GUのインナーを着た感想は
- タートルネックタイプなので首元まで暖かい
- すぐに毛玉になってしまった
最初は、「やっぱりタートルネックだと首元まで暖かくて良いなぁ」と気に入っていたのですが、10回くらい洗濯すると、もう毛玉だらけに…。
あまりに早く毛玉になって、驚きました。タートルネックの首元部分は、重ね着しても、見えてしまう可能性が高い部分なので、すぐにパジャマに…。
毛玉さえなければ、普通の服みたいに着れただけに残念です。
しまむらの方は、今のところ毛玉なし。生地もしっかりしていて、安定した暖かさ。来年も問題なく着れそうです。
極暖系インナーで肌がかゆくなる場合はベルメゾン「ホットコット」がおすすめ
極暖系のインナーを着ていると、肌がかゆくなってしまう場合もありますよね。
しまむら「CLOSSHI」の素材は、
- ポリエステル
- 綿
- ポリウレタン
の混紡です。
私はユニクロのヒートテックを着た時に感じる「汗をかいたときに痒くなる感じ」は、しまむらの「CLOSSHI」では感じませんでした。
しまむらも、ユニクロも科学繊維中心の素材でできています。でも、割合や織り方の違いで着用感はだいぶ違いました。
ただ、これは人によって感じ方が違うので試してみるのが一番。
化学繊維の極暖系インナーで、かゆみが出やすい方はベルメゾンのホットコットがおすすめです。ベルメゾンのホットコットは綿の割合が多く肌触りが優しいです。
ホットコットは、綿95%、ポリウレタン5%(ストレッチ天竺)で、ポリウレタンが5%入っているので伸縮性が良く、着心地が良いです。
また、着丈が長いので背中が出づらいです。
私の場合は、湿度が低い日に肌にかゆみが出やすいです。そんな日は、綿素材の肌着を着ています。綿素材と化学繊維でそれぞれメリット・デメリットがあるので、体調や気候に合わせて選ぶと快適です。
極暖インナーの選び方(まとめ)
各社の極暖系インナーを着比べてみて、一長一短あることが分かりました。
個人的な結論としては、
- 厚手の暖かいインナー→しまむらのCLOSSHI
- 厚手ではなく暖かいインナー→楽天の「ダークエンジェル」
- 自然素材の暖かいインナーが欲しい方→ベルメゾンのホットコット
がおすすめです。
以上、各社の極暖系インナーを着比べて分かったことでした。
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