公立中高一貫校に子供が二人、通っています。公立中高一貫校の受検では、小学校の先生に「報告書(調査書)」を作成していただく必要があるため、お手間を掛けてしまいます。
そのため、受検が終了した後、先生へのお礼はどうすればいいのか悩みました…。
結論としては、我が家の場合は「お礼はきちんと伝えて、品物はなし」にしました。
【公立中高一貫校の受検体験記】先生へのお礼について
まず、報告書は丁寧にお願いする
受検に必要な報告書。初めてのことなので、ネットでたくさんの体験談を読み漁りお願いの仕方を調べました。
すると、圧倒的に多かった意見が「お手紙を作成するほどの必要はなく、大切な部分に付箋を貼れば良い」という意見。
最初はそんな感じで準備してみました。ただ、実際に準備を進めて付箋の数が増えていくと、見た目的に美しくないような…。
ごちゃごちゃして分かりづらい感じを受けたんです。
そこで夫に相談。
すると「手紙にまとめた方が丁寧だし、先生も分かりやすくていいんじゃない?」という答え。
確かに、おっしゃる通りでございます…。付箋だと剥がれちゃう可能性もありますしね(汗)
そこで手紙を1枚作って、要点をまとめました。(パソコンで作成)
事後のお礼も大切なことですが、まずは、お願いの仕方をできるだけ丁寧にすることをおすすめします。
先生がスムーズに報告書を作成できるよう準備しましょう。
▽報告書の依頼文の詳しい書き方
結果(合否)の伝え方
続いて、合否が出てからの結果の伝え方について。
合否がでる前、学校に行く用事があり、担任の先生と話す機会があったので直接聞いてみました。長男と次男の先生では、それぞれ回答が違っていて
- 長男の先生→連絡帳で連絡する
- 次男の先生→進学先が決まったら提出する予定の、アンケート用紙にて報告
子供の小学校では、連絡は基本的に、連絡帳で行う決まりでした。急ぎの場合は電話になりますが、ほとんどは連絡帳。
「電話の方が早く伝えられるし、誠意が伝わるんじゃないか…」とも考えましたが、タイミングによっては先生は忙しいかもしれないし、迷惑になるかもしれません。
また、合格した場合はいいですが、不合格の場合に電話で伝えるとなると、先生にもより気を遣わせてしまうかもしれません…。
あれこれ迷ったのですが、結果が出る前に先生と直接話す機会があったので、質問してみたところ上記の回答でした。
長男の場合は、合格発表日の翌日、連絡帳で報告しました。
次男の場合も、合格発表日の翌日、アンケート用紙にて報告しました。
※子供が先生に渡す際に、子供本人からも丁寧にお礼を伝えるように話しておきました。
子供の学校では受検する場合も、しない場合も、6年生全員がアンケート用紙を提出することになっていました。アンケート用紙には進学予定の学校名を書いて出すことになっていたため、受検した学校を記入すれば「合格」、地元の中学を記入すれば「不合格」と先生に伝わります。
連絡帳の場合は、先生はお返事を書く必要があります。ただ、次男のケースのようなアンケート用紙の場合は、先生はお返事を書く必要がなくアンケート用紙を受け取るだけなので、先生的にも負担が少ないんだろうな…と思いました。
他にも受検(受験)予定のお子さんは数十人いたようですし、アンケート用紙で回答するだけなら、先生のお手間も減るでしょうしね。
先生や学校によって、スタイルは違うと思うので、機会があったら聞いてみるのも良いと思います。報告書を直接手渡してお願いする機会があるなら、その時に質問してみるのも良いでしょうね。
(その後、わざわざ、合否の連絡の仕方の確認のためだけに電話したりするのって、少し気が引けますよね…?)
お礼は必要なのか?
前置きが長くなりましたが、お礼について。
我が家の場合は、お礼の金品等は渡しませんでした。合否の報告をして、おしまいです。
ちなみに、連絡帳やアンケート用紙で合否を連絡した数日後、学校にボランティアで行く用事がありました。その際、先生と直接お話する時間までは取れないものの、近くでお顔を拝見する機会がありました。
その際に、私は少し離れた位置からですが、先生に丁寧にお辞儀をしました。
先生もにこやかにお辞儀を返してくださったので、おそらく先生は「受検の件かな」と思ってくれたんではないかと、勝手に思っています。
公立小学校の先生は、公務員です。そのため、個別に金品をもらってはいけない立場。
お礼として何かお渡しすることにより、先生の立場が危うくなってしまうのは避けたいですし、余計な気苦労を感じさせたくありません。
そのため、私個人の意見ですが、お礼の品は必要ないと思っています。
ちなみに、私は子供の受検が終わってから小学校で子供の活動を手伝うボランティアの募集が何回かありました。受検後で私も時間に余裕があったため、できるだけ参加しました。
金品ではなく、それらのボランティア活動を通して、先生への(学校への)お礼の気持ちを伝えたつもりです。
以上、中学受検の先生のお礼について、我が家の体験談を書いてみました。