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【公立中高一貫校の学校生活】学校生活でかかるお金のこと

公立中高一貫校 お金 中学校生活(公立中高一貫校)

子供が公立中高一貫校に通っています。今回は、学校生活に関するお金のことについて書いてみたいと思います。

もちろん、学校によってかかる費用はそれぞれ違うもの。我が家の子供が通う学校の場合や、お友達から聞いた話を踏まえて書いてみました。

「こんな例もあるよ」という感じで捉えてくださいね。

公立中高一貫校の学校生活でかかるお金のこと

授業料は無料(中学3年間分)

まず、授業料は無料です。これは義務教育の中学3年間分が対象です。そのため、高校になってからは授業料がかかります。

地元の公立中学の場合も、この点は同じです。

公立中高一貫校は公立と同じく授業料が無償なのに、公立中学に比べて、より充実した教育が受けられると言われています。その点は、単にお金では計れきれないメリットですよね。

学校によって課外活動費はわりと異なる

課外活動にかかるお金は学校によって、けっこう違うんだな…と感じました。

修学旅行で海外に行く学校の場合は、早い段階から積み立てがありますし総額も大きくなります。

また、修学旅行以外でも課外活動が多い学校の場合は、1回あたりの費用は大したものでなくても、数年間分になると、それなりの金額になります。

費用面での支出はそれなりにありますが、これは各学校の教育の特色と言える部分なので、単純に「安い」「高い」と考えるのは違うかな~と思っています。

課外活動は、視野を広げるために学校が機会を用意してくれているもの。

学校で行われる課外活動は、個人ではなかなか経験できないようなプログラムが多いです。

我が家の子供が通う学校の場合、かかる費用のわりに満足度が高く子供も熱心に参加しているので「また出費が…」というよりは、コスパ良いと思っています

ちなみに、この課外活動の部分は学校を選ぶうえでも、けっこう重要だなと思っています。

うちは中学受検において、よくenaの適性検査模試を受けており先生と話す機会があったので、学校選びの件について質問してみました。

▽ena説明会にも参加しました

すると、「学校選びにおいては、偏差値をもちろん考慮しますが、通学しやすい学校を選ぶご家庭が多いです。」と教えていただきました。

▽詳細

毎日のことを考えると、確かに通いやすさは重要。

でも、私個人の意見ですが、6年間も通う学校なので「子供がどんな学校生活を送れるか」はめちゃくちゃ大事だと思うんです。

課外活動もその一つ。学校によってだいぶ違いますよ!!

学校選びでは、偏差値、通いやすさなどに目が行きがちですが、その後の学校生活の充実度に大きく関わってくる課外活動がどんなものなのか、しっかり調べておくのがおすすめ。

入学してから「こんなはずじゃなかったのに…」とならずに済むと思います。

ご家庭の方針によっては「とにかく良い大学に入りたい」と考える場合もあるでしょう。その場合は、課外活動の多さが逆に負担になる場合も。

これは、何が良い悪いではなく、そのご家庭の考え方。お子さんと一緒に「どんな学校生活を送りたいか」、ひいては「どんな人生を送りたいか」をじっくり考えてみると、学校選びの失敗が減ると思います。

※公立中高一貫校に合格できても、不登校になってしまうお子さんが5%程度いるという記事を読んだことがあります。

受検時は、「合格すること」「どうやったら合格できるのか?」に目が行きがちです。

でも、その先には長い6年間の学校生活が待っています。この6年間をどう過ごすかは、めちゃくちゃ大切だと思うので、そこを見据えて学校選びをしてほしいです。

通学交通費はバス代が思った以上に高い

公立中高一貫校の場合、電車やバスを利用して通学するお子さんがほとんどです。地元中学に通った場合は徒歩が普通なので、交通費は公立中高一貫校ゆえにかかる費用です。

入学してよく保護者同士で上がる話題の一つが「バス代が高い!」ということ。

電車の定期はそれほどではないのですが、バスを毎日利用するとなると、けっこうかかります(汗)

先日も、同じ学年の保護者の方と話した際に「バス代が高いから、来年からは違うルートで通ってみようと思っているの」という話が出ました。

必要経費だと分かっているけど、6年分となると、それなりに交通費はかかります。

長い通学時間が負担で、引っ越しする家庭もチラホラ

入学して実際に通い始めて思った以上に通学が大変だと分かり、引っ越しするご家庭もあります。部活が終わって帰宅すると20時過ぎなんて場合もあるようです。

我が家の場合も、遠くて大変なので通いやすい場所に引っ越しました。子供のクラスメイトも、入学後に夏休みなどを利用して引っ越したご家庭が数件あるそう。

もちろん、引っ越さないご家庭の方が圧倒的に多いのですが「引っ越しをした」「本当は引っ越しをしたいけど、ちょうど良い物件が見つからない」という話はわりと聞きます。

学校の場所によっては、今より家賃が高くなる場合もあるでしょう。ただ、その分、時間と交通費が節約できます。そのへんも含めて「公立中高一貫校の学校生活にかかる費用」なんだと感じました。

友達関係にかかるお金

地元中と比べて、公立中高一貫校の通学範囲は広いです。それゆえ、お友達の家も遠いわけです。

すると「土日や夏休みなどに皆で遊ぼう!」となった場合、電車で移動して遊びにいくのが基本。

地元中だったら、食事を家で済ませてから集まる…という感じになると思いますが、公立中高一貫校の場合は、集まるのにも時間がかかるため「朝に出発して、遊んで、ランチして、また遊んで帰宅」みたいな流れ。

それゆえ、交通費+飲食費。また、遊ぶ場所によって、更にお金がかかります。

地元中だとご近所で遊んだり、誰かの家に集まったり…でそんなにお金がかかりませんよね。でも、公立中高一貫校の場合は「誰かの家に集まる」のは距離的にもハードルが高いので、「みんなで、どこかに集まる」になります。

小学校時代と比べて、だいぶ行動範囲も広がるし、遊び方も変わったので、親としてはちょっと不安にもなりました(汗)(次第に慣れてきましたが)

学校に支払う費用ではないけど、公立中高一貫校の生活には関係してくるお金として、この辺りも考えておきましょう。

家が遠いので、帰りにコンビニで買い食いする費用

公立中高一貫校の場合は、地元中に比べて通学時間が長いです。そのため、部活が終わって帰る時には「お腹がペコペコなのに、通学時間が長いから夕食が遅め」というケースも。

そのようなお友達は、学校帰りにコンビニでおにぎりを買って、立ち食いしているそうです。

これ、意外といるみたい。

うちの場合は、比較的近くに引っ越したので、普段は買い食いせずに帰ってきます。ただ、夏の暑い時期は、大きな水筒を持たせても空っぽになってしまい、帰宅途中に喉が渇いてペットボトルを買ったということは何度もあります。

移動距離が長いゆえの出費ですね。

数百円単位なので少額ですが、日々、ちょこちょこかかるのは事実です。