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【小5】enaの説明会に参加/中学受験の厳しさと通塾の大変さを痛感

ena 説明会 中学受検(公立中高一貫校)

少し前に、小学5年生の子供がenaの適性検査模試(無料)を受けました。enaの適正検査模試を受けたのは2回目です。

前回の適性検査模試の答案・結果表は面談を受けて返却されましたが、今回は説明会での返却でした。(ちなみに説明会に参加できない場合は、郵送で返却してもらえるようです。)

子供が適性検査模試の際に頂いてきたお手紙に、その件が詳しく書かれていたのですが、読んでいなかった私はenaから「説明会参加しませんか?」という電話がきて焦りました…。参加しないと結果表を返してもらえないと早とちりして、参加することに。

初めて参加したenaの説明会。中学受験の様々な話が聞けて、とても参考になりました。参加して良かったです!(早とちりした自分、良くやった!)

それと同時に「超大変そう!」ということも分かって、塾無し家庭学習を進めている我が家にとっては、かなり不安になりました(汗)

世の中の小学生、めちゃくちゃ頑張っているんだなぁ…と、遠い目になりました。偉すぎる!!

説明会で教えてもらった内容を、備忘録をかねて、記録しておきたいと思います。

【2024年追記】その後、公立中高一貫校に合格しました。

【2024年追記】受検に役立った問題集のまとめ

enaの説明会に参加しました

都立中高一貫校で求められる力

まずは都立中高一貫校の受検で求められる力は、思考力と表現力。それに対して、私立入試で求められるのは、高度な知識。

問題の傾向が異なるので、中高一貫校と私立の対策を両方するのは、かなり大変だそうです。ただ、私立でも適性検査型を取り入れている学校があるので、併願する場合は、そういう学校を選ぶのがおすすめだそう。

偏差値

中高一貫校の偏差値は、小学生全体で考えた時に60~70。これは、中学受験をしない全国の小学生も含めた数字だそうです。

中学受験をする子を対象に出した偏差値と、全国を含めた偏差値には10くらい開きがあるそうです。

つまり、中学受験を視野に入れた子が受ける模試で偏差値50だった場合は、全国的に見ると偏差値60くらいということ。

作文が苦手だとまずい!

適性検査にはⅠ、Ⅱ、Ⅲがあります。(Ⅲは無い学校もある)

Ⅰには作文があり、作文の配点がⅠの6~7割を占めるため作文が苦手だと大変!

Ⅱは算数・社会・理科が範囲で、思考力を問われる問題がでます。記述力が必要な問題もあるので、きちんと自分の考えを文章で表現できるようになっておく必要あり。

Ⅲは主に算数だけど、理科のこともあるそうです。

ちなみに、前回、適性検査模試を受けたときの面談でも、作文の事は教えてもらっていました。我が家の子供たちは、作文が苦手なんですよ…。二人とも苦手で、ちょっとずつ作文の練習を進めています。

(作文の練習については、ちょっとずつ効果を感じているので、また後日まとめたいと思います。)

小石川中が飛びぬけて難関

都立中高一貫校は色々ありますが、小石川中が頭一つ分飛びぬけて難しいそうです。2番目に難しいのが武蔵、3番目が両国。

両国は算数が苦手だと合格するのが難しいそう。

当日頂いた資料には、各適性検査の配点の割合や、報告書と適性検査の得点比率がどのくらいなのかまとめられた資料もありました。ただ、報告書の扱いは、学校によって重視するレベルはマチマチなので、その辺を考慮して志望校を決めていく必要があるそうです。

こういうのって、さすが塾のデータという感じで参考になります。

そして、塾無し家庭学習を続けている我が家にとって「今のまま、ぬるい感じで大丈夫だろうか?」とかなり不安になりました…。「無理せず、できる範囲でやってみて、受けてみよう」と思っている時点で、意気込みが足りないんだな(汗)

enaについて色々教えてもらった

中高一貫校の受検について説明を受けた後は、enaについての説明でした。ここで、私はまた打ちのめされたわけです…。

まず、小学6年生になると、自習時間も含めて週5(あれ、週6だったかも?)ペースでenaに通う子が多いそうです。(偉すぎる!)

こんなに頑張っている小学生が、ご近所にいるなんて…と何だか目頭が熱くなりました。

enaでは宿題で分からない問題があった時には質問できる時間が設けてあったり、enaでの学習の他にも、そのお子さんの理解度に合わせて問題集をコピーして配ったり。

授業は全員を対象にして進めるんでしょうが、それ以外でも、子供の理解度に合わせたフォローをしてくれるところがいいなぁ…と思いました。

問題集をコピーして渡してくれるのって、けっこう良心的ですよね。追加料金がかかるという説明は無かったし、きっと月謝の中に含まれているんだと思います。(他の塾のことを知らないので、それが普通なのかもしれないけど…)

そして、授業後には、保護者宛てに授業報告メールを送っているそうです。

子供って、きちんと親に話さないから、どのくらい何を勉強しているのか伝わりづらいし、宿題をきちんとやっているか・やっていないかなども親が把握していないことが多いので、それらを毎回報告(メール)しているそうです。

なんか、今どきの塾ってすごいなぁ…と思いました。

ちなみに、enaは校舎ごとに取り組みも違うらしいので、全部共通ではないそうです。(先述した、プリントを配布なども、おそらく校舎によって違うっぽい)。先生たちがアイディアを出して、取り組んでいるというお話でした。

小学3年生は月謝が無料

今回の説明会は色んな学年のご家庭が混ざっていたのですがenaでは小学3年生は月謝が無料。週1回のペースで通うそうです。

まぁ、その後、4年生以降も通う場合は月謝がかかるわけで、まずはenaを知ってもらう場という感じなんでしょうね。でも、1年間も無料で通えるのって太っ腹ですよね。

我が家は、もう小5なので対象外ですが、3年生の頃に知っていたら通わせてたかな!?うーん、でもその後の月謝のことを考えると、私は断るの苦手だし通わせて無かったかも…。

ということで、4年生から通わせようかな~と思っているご家庭にとっては、3年生から無料で通えるならお試してみるのは良いんじゃないかと思いました。

都立中のena生合格者率と厳しい現実

都立中の合格者の約半分はena生という実績があります。都立生の二人に一人がena生ってすごいですよね。

でも、ここで意外だったのが、ena生の人数の方が都立中の定員を超えていること。だから、enaに通っているお子さんが全員受かるのは現実的には無理なんです。というお話でした。

ena生の合計人数が何人なのかは分かりません。でも、かなりの人数がenaに通っているんだなーと驚きました。

さいごに

初めて参加したenaの説明会。色々教えて頂いて、とても参考になりました。そして、中学受験の大変さを目の当たりにして、非常に焦りました。

ena、なかなか良さそうで、高い月謝のことを考えなくていいなら、ぜひとも我が子に通わせたくなっちゃいました。

ただ、小6になったら、ほぼ毎日通うなんて我が家の子供たちは嫌がるだろうなぁ。大変すぎて…。

少し前から、家庭学習が板につき始めたのですが(全然ダメな日もあるけど)、今でも毎日のように、うめき声をあげながらやっています…。30分もやったら「疲れたー」って感じ。勉強終了後にガンダムを見るのを励みに取り組んでいる感じ。

と、いうことで我が家の場合は、色々考えると塾通いは厳しすぎるので、このまま塾無し家庭学習で進めようと思ったのでした。ただ、enaの適正検査模試は無料で受けられるし、参考になるので定期的にお世話になりたいと思っています。

以上、enaの説明会に参加した記録でした。

▽この本、買いました。かなりの情報がまとまっています。もっと早く買えば良かった…と思いました。

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