浴室乾燥機の耐用年数が6年も過ぎていて、少し調子が悪くなってきたので交換してもらいました。
新しい浴室乾燥機になったら、24時間換気の音も静かになって快適~。と、思って過ごしていたのも束の間、2週間ほどしたら音が大きくなってしまったんです。
「初期不良なの?」と思い、メーカーさんに色々と質問。
詳しく教えてもらったので、備忘録としてまとめました。
浴室乾燥機の音(24時間換気の音)がうるさいときの対処法
【今回の状況】吸い込む音がうるさくなった
今回の状況は、吸い込む音のみうるさくなりました。感覚的には、前の5倍以上。
新しい機器を設置してもらい2週間ほどは、24時間換気をつけていても本当に静かで、耳を澄まして音を確認するレベルでした。
それが、3日ほど前から音が大きくなって、意識せずとも「換気扇、ついているな」と認識できる吸い込み音。家族みんなが「換気扇の音が強くなったね」と分かるレベルでした。
気付いたのは24時間換気の音の変化でしたが、他のモードも全体的に少し音が大きくなったように感じました。
故障時にする音の特徴
メーカーさんの話では、故障のときにするのは
- キュルキュル
- ガタガタ
という音だそうです。
このような音の場合は、修理が必要な場合が多いそう。
吸い込み音のみ大きい場合は、非常に判断が難しいとのこと。(各スイッチの切り替えは正しく反応している)
しかも、我が家の機器は新品で2週間しかたってません。経年劣化で音が大きくなる場合もあるようですが、今回は該当しないと考えるのが妥当。
浴室乾燥機の音は設置するマンションによって異なる
一般的に24時間換気はわずかな吸い込み量。そのため、音はそんなに大きくありません。
ただ、どのくらいの音が出るかは設置するマンションの配管の長さ等々によって、だいぶ違うそうです。同じ機器をつけても、音がすごく静かな場合と、それなりに音がする場合があるようです。
よって、「吸い込み音の目安」というのは実質的にはありません。
ガタガタやキュルキュルという音がせず、吸い込み音が大きくなっただけの症状の場合は、判断が非常に難しいそうです。
風が強い日は音が大きくなる
風が強い日に換気扇を使っていると、外の風の影響を受けるため機器の音は大きくなります。
ただ、風が弱くなれば換気扇の音は元に戻ります。
ほこりが詰まると音が大きくなるのか?
一般的に、フィルターの掃除をしていないと(ほこりが溜まっていると)、換気扇の音が大きくなると言われています。
しかし、実際には
- ほこりにより音が大きくなるケース
- ほこりにより音が小さくなるケース
があるそうです。
ほこりが詰まって音が大きくなることもあれば、ほこりが詰まって音が小さくなることもあるそうです。
そして、ほこりを掃除して空気の流れがよくなることで音が大きくなることもあるそう。
マンションの配管の具合(どのくらい配管内部の清掃がされているかによって、蓄積されているほこりの量も異なる)や、配管の長さによって音の出方は異なるそうです。
今回、音が大きくなった原因が判明
メーカー担当者と色々と話しているうちに、今回の音が大きくなった理由が分かりました。
理由は、数日前にトイレの換気扇の掃除をしたことです。
我が家の場合、洗面所と浴室とトイレの換気扇がつながっており、浴室乾燥機のスイッチに連動しています。
浴室乾燥機の24時間換気の音が大きくなったのと同じタイミングで、私はトイレの換気扇の掃除をしていました。
トイレの換気扇は3週間ほど掃除をしておらず、フィルターにほこりがたまっていました。掃除をしたことで、空気の通りが改善し、24時間換気の吸い込み量が上がったのが今回の音の原因のようです。
一般的には掃除をすると音が小さくなると思っていたので、意外でした。トイレの換気扇と浴室乾燥機の換気がつながっているので、こんなこともあるんですね。
本来の換気状況に戻ったことで音が大きくなったので正しい状況ではあるのですが、個人的には換気扇がもっと静かだといいなぁ・・・と思っていたので、少しショック。
「トイレの換気扇のほこりが溜まったら音が静かになるのかな?」なんて期待してみたり。
24時間換気の標準モードにすると割と吸い込み量が多く音が大きいので、とりあえず、「冬季モード」という吸い込み量少なめのモードに切り替えて使っています。
24時間換気、便利なようで他と連動していると少し面倒な面もありますね。我が家のトイレは、弱と強の切り替えしかないため、止めるという選択肢がありません。
今まで、個別に止めることができる古い物件(24時間換気の機器が設置されていない)にしか住んだことがありませんでした。実際に住んでみないと分からないことはたくさんあるな…と感じています。
以上、浴室乾燥機の音の件でメーカー担当者に教えてもらったことの備忘録でした。