私の大好きなマンガの1つに「天使なんかじゃない」があります。初めて読んだのは30年くらい前だけど、今でも忘れられない名作です。
他の少女漫画もたくさん読みましたが、何度も読み返しては涙するのが「天使なんかじゃない」です。
そんな「天使なんかじゃない」の新装再編版が、2019年6月に発売されました。
この記事では、これまでに販売された
- コミックス版
- 新装再編版
- 完全版
の違いについてまとめています。
コミックス版と新装再編版の違い
今、買えるのは文庫本として販売されたもの
現在、コミックス版(紙の書籍)の販売は終了しています。
その後、文庫本として2000年に「完全版(愛蔵版コミックス」」(全4巻)が発売されています。そして、今回の新装再編版が発売されました。文庫本として、2回発売されています。
コミックス版と新装再編版の違い

コミックス版は電子書籍としてあり。無料試し読みできます!
残念ながら、コミックス版(紙の書籍)は販売が終了しています。
でも電子書籍には、昔と同じ「天使なんかじゃない」のコミックス版が読めます。「昔、読んだコミックス版と同じものが読みたい!」という方は、電子書籍で読むのがおすすめ。
無料で1話分が試し読みできるようなっているので、良かったら見てみてください。
電子書籍はebookjapanに取り扱いがあります。
また、ebookjapanには、天使なんかじゃないと同時期にりぼんに掲載されていた
- ママレード・ボーイ
- ちびまるこちゃん
- ときめきトゥナイト
などもあるし、天使なんかじゃない終了後に始まった矢沢先生の作品「ご近所物語」もあります♪
ご近所物語も、天使なんかじゃないの主人公たちが時々登場して、読者としては嬉しいんですよね。こちらも読みたくなって、また読んでしまいました…!
ebookjapanは約2000冊が無料で読める読み放題コーナーもあるし、キャンペーンで毎日ひけるクジ引きがあったりと何かとお得にマンガが読めるので、おすすめです。
新装再編版の紹介:今買うなら、これ!
新装再編版は5巻編成で、表紙は描きおろしです。
▽1巻には高校1年の2・3学期を描いた1話~7話が収録されています。
▽2巻に収録されているのは、翠は晃と付き合いはじめたものの、「HIROKO」の存在が気になっている時期のお話。また、生徒会主催の白雪姫を演じる前に、主役のマミリンが姿を消したお話も。8話~14話が収録されています。
▽3巻には、牧ちゃんと将志さんのお話も出てきます。そして、ケンちゃんが出てくるのも3巻。高2の2学期から翠たちが生徒会を引退するまでのお話の15話~21話が収録されています。
▽4巻では、生徒会のメンバーが志乃ちゃんたちに変わっていきます。翠は、ケンちゃんと付き合いはじめるものの、晃への想いも忘れられず…切ない&ほろ苦いお話が詰まっています。 第4巻は、翠たちが3年生に進級するまでの22話~30話を収録。
▽5巻では翠と晃がまた付き合うことに。また、進路に悩む翠達の姿が描かれています。第5巻には31~39話+番外編「IN THE TREASURE BOX」が2話収録されています。
天ないは、何年たっても面白いですね…!そして、自分が成長して大人になったことで、昔読んだときより、より深く理解できる場面もありました。奥が深いですね。
天使なんかじゃないの「新装再編版」と「完全版」の違い
今回、文庫本として新装再編版が発売されました。でも、実は2000年にも「完全版」として天使なんかじゃないの文庫本が発売されています。完全版も、今もAmazonなどで買うことができます。

新装再編版と完全版、どう違うのか調べてみました。
新装再編版と完全版の違い
2000年に発売された完全版は、どんな仕様なのか調べてみました。完全版の特徴は、コレクションしたくなる特典が多いことでした。
- 作者による描き下ろしエッセイまんがが付いている
- とじ込み付録のポストカードがついている
- 「りぼん」連載時のカラー扉イラストがすべて収めてある
もちろん、マンガの内容は同じです。

完全版は、付録特典が欲しい方におすすめです。
完全版は全4巻です。アマゾンでも楽天でも在庫があります。
※完全版はセット販売もされていますが、1冊ずつでも買うことができます。
【※現在、全巻発売中】発売時期のこと
「天使なんかじゃない」新装再編版は、今年の6月と7月に2回に分けて発売されます。りぼんマスコットコミックスは全8巻でしたが、新装再編版は全5巻。学年や学期の区切りで分けて、全5巻に再構成されるそうです。
ただ「天使なんかじゃない」の公式ツイッターを確認すると、7月1日の投稿で、4巻・5巻の発売が延期になった旨のお知らせがありました。早く矢沢先生の体調がよくなるといいですね…。
天使なんかじゃないを読んだ感想
恋愛だけじゃなくて、友情についての描写も良い
私は小学生のときに「りぼん」を読んでいました。かれこれ30年も前のことになります。「天使なんかじゃない」は「りぼん」に1991年9月号より連載されていました。
天使なんかじゃないには、恋愛だけじゃなくて、友情についての描写もたくさんあり、心ゆさぶられるシーンが多かったのを覚えています。
多感な時期に読んだマンガとして、私の人生においては忘れられない作品の一つ。当時、同じクラスの女の子は全員といっても過言ではないくらい「天使なんかじゃない」に夢中になっていました。

翠ちゃんに憧れた女の子も多いですよね。流行にのった服装やヘアスタイルも、真似した記憶があります。
大好きなシーンと名言
マーブルチョコの味
しばらく「天使なんかじゃない」から遠ざかっていたので、細かいところは忘れちゃいましたが、大好きなシーンについて語らせてください!(言葉だけじゃ伝わらないと思うけど、著作権の関係もあるし、画像の引用は控えますね。)
まず、観覧車での名シーン「マーブルチョコの味」。天ないでマーブルチョコの味ののシーンが描かれて以来、私の中では「マーブルチョコ=観覧車に乗る翠と晃」です。見るたびに思い出さずにはいられません。スーパーでマーブルチョコを見るたびに、天使なんかじゃないを思い出します。絶対、同世代の女性は、観覧車乗ると思い出していると思うんだけどな~。

マーブルチョコがあれから流行りましたね。翠ちゃんのファッションや髪形(ポンパドール)も人気が出たし、女子の憧れの存在でした。
ケンちゃんのライブでの「歌えねぇよ…」
続いては、ケンちゃんのライブでのシーン。ケンちゃンが、翠と別れたあとに「天使のほほえみ」をライブで歌うシーンで「歌えねぇよ…」と崩れてしまいます…。晃もいいけど、ケンちゃんもいい味だしていて大好きな私にとっては、ぐっとくるシーンでした。

翠、なんて恵まれているんだー!ケンちゃんは、その後の「ご近所物語」で人気バンドとして出てきましたね。こういった展開も読者としては嬉しいです。
志乃ちゃんとマミリンの関係
続いては、志乃ちゃんのこと。最初は志乃ちゃんがあまり好きじゃなかったんです…。でも、次第にいいキャラ確立していくんですよねー。実は、志乃ちゃんは、本音で接してくれる唯一の存在だった、マミリンに憧れてたりして…。

先輩&後輩、そして瀧川くんをめぐってはライバルという存在だったよね。
他にも大好きなシーンや名言はたくさんあります。「天使なんかじゃない」は最高ですね!久々に懐かしい作品を楽しみたいと思います。
以上、天使なんかじゃないの新装再編版についてでした。
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