双子の幼稚園でのクラス分け、迷いますよね。
入園前に園長先生と面談する機会があったので、相談の上、我が家の場合は同じクラスにしてもらいました。
- 同じクラスを選んだ理由
- 幼稚園生活で感じたメリット・デメリット
についてまとめました。
双子の幼稚園のクラス分けの体験談
入園前に園長先生との面談で相談してみた
双子のクラス分け、一緒にするか別々にするか、とっても悩みました。
初めての集団生活ですしね。
二人一緒だと安心な感じがするけど、別々だと夫々の世界が広がりそうだし!
我が子が通った幼稚園の場合は、入園前に園長先生と面談があったので相談してみました。
園長先生の答えは「一緒でも別々でも、どちらでも大丈夫ですよ。ただ、同じクラスを選ぶケースが多いですよ。」とのこと。
幼稚園によって、クラス分けの方針がある場合もあると思います。子供が通った幼稚園の場合は保護者の希望で選べました。

悩んだら園長先生に相談するのも、おすすめです。
同じクラスを選んだ理由
幼稚園としてのクラス分けに方針は特になく、保護者の意向を尊重してくれる園でした。
ただ、実際には双子は同じクラスを選ぶご家庭が多いそう。
理由は、お迎えのとき、全クラス同時に担任の先生からの話や連絡が始まるからです。
クラスを別々にした場合、保護者は片方のクラスのお話しか聞けません。もちろん、後から先生に個別に教えてもらうことはできるけど、毎日のことを考えると大変ですよね…(汗)
それゆえ、現実的なこと(お迎え時のこと)を考慮すると、一緒のクラスの方がおすすめですよ~という感じでした。
実際に、その幼稚園に通っている他の双子ちゃんは同じクラスで過ごしていました。
我が家の場合も、二人一緒のクラスにしてもらいました。
双子のクラスを同じにして感じたメリット
実際に2年間、同じクラスで幼稚園生活を送って感じたメリット・デメリットについてです。
初めての集団生活も、二人一緒だから安心
初めての集団生活。
子供ながらに不安もあるだろうし同じクラスだと安心して通うことができました。
我が家の双子に聞いてみても、二人一緒だったので心強かったようです。
幼稚園を嫌がることもなく幼稚園生活をスタートさせることができました。
予定が同じなので準備がラク
幼稚園では日々、色々な行事などがあります。運動会やお遊戯会など大きなものは年に数回ですが、その他、小さなイベントのようなものがたくさんあって充実していました。
そのたびに、何か準備物があります。
二人とも同じクラスで同じ日に同じ内容のイベントがあるので準備がラクでした。
初めての幼稚園生活で戸惑うこともありますが、
- 二人の予定が全く同じ
- 準備物も同じ
なので、親の負担が最小限に済みます。
小さい子供の準備は何かと大変なものなので、その点は助かりました。
年齢の異なる子供がいたり、双子でもクラスが違うと、それぞれ別の生活リズムや予定になるので準備が大変なもの。
でも、双子で同じクラスだと親の負担が減りますよ。

毎日の準備、できるだけスムーズに済ませたいですよね。
幼稚園のことがよく分かる
子供が通っていた幼稚園の場合、お迎え時に先生から5分~10分程度お話があります。
その日、どんなことをして過ごしたのか、改善点や良かったところはどんな感じなのか等々。保護者全員に対してお話があるので、なんとなく幼稚園のことは分かります。
先生の目からみた子供たちの様子は分かりますが、親としては「実際に自分の子供が、幼稚園でどんな風に過ごしているか。感じているか。」を詳しく知りたいもの。
子供に、毎日「今日は幼稚園どうだった~?」と問いかけると、子供たちが色々とお話してくれます。幼稚園児だから言葉足らずな面はあるのですが、二人から聞けるので大体のことを把握できました。
同じクラスのママ友は「子供の話を聞いても、幼稚園のことよく分からない。先生が話してくれることくらいかな~。」という話もあったので「うちは二人だから、より様子が把握しやすいのかも」と感じました。
二人の仲良し度がアップする
「二人一緒のクラスにして、良かったなぁ」と思ったことに、二人とも同じ歌や工作を習ってくるので、その話題で家でも盛り上がっていることがあります。
とにかく、とっても楽しそうなんです♪
一緒に歌を歌ったり、お互いの工作を貸し借りして、一緒に楽しんだりと共通の話題が多いのでとても楽しそう。
そんな子供たちの姿を見て「双子っていいなぁ、楽しそうだなぁ。」と毎日思っていました。
▽基本的には仲良しだけど、けんかも多くて悩みました
双子のクラスを同じにして感じたデメリット
お友達が二人を見分けられない
同じクラスにして感じた1番のデメリットは「お友達が、なかなか二人を見分けることができない」です。
うちは一卵性で顔はそっくりです。二卵性だったり、男女の双子ちゃんなら見分けがつくので、このようなデメリットはないでしょう。

結局、2年生の幼稚園生活が終わるまで「どちらが、どちらか分からない」というお友達もいました。
きちんと見分けてくれるお友達は、1~2か月で見分けがついているようでした。
感覚的なものですが、女の子の方が二人を見分けているようでした。
私も二人の見分けがつきやすいように、基本的に、同じ服は着せないようにしたりと注意はしていました。

幼稚園の日に、お揃いの服はめったになし…!貴重な一枚
また、幼稚園ではすべての子供にマークシールというシールがあり、名札にマークシールを貼って一つの目印にしていました。
マークシールを見て、二人を見分けているお友達も多いようでした。
▽双子のお揃いの服事情について考えてみた
2人でひとまとめにされる
一卵性で顔が似ていて、見分けがつくお友達が少ないため、2人はひとまとめにされてしまうことも多かったです。
先生は見分けてくれていたので、ひとまとめにされることはありませんでした。
具体的には、友達が2人を呼ぶときは、一人に話かけるときでも「〇〇くん、◇◇くん」と二人一緒に呼びます。見分けがつかないので、二人の名前を呼んでしまおう作戦です。
二人の区別がつかず、そして我が家の双子は幼稚園の頃は二人とも似たような性格だったのもあり、なんとなく同じ人のような感じでお友達は接していたように見えました。
もし、一卵性双子でも性格が全く違う場合は、別々の人として認識されやすいでしょう。
でも、うちは顔もそっくりだし、性格も似ていたので、より見分けづらかったんだと思います。
二人で遊ぶことも多く交友関係が広がらないのか?
我が家の双子はけんかもしますが、基本的にはとても仲良し。
幼稚園でも一緒に遊ぶことも多かったです。
「交友関係が広がらないな~」と最初は少し心配したものの、すぐに他のお友達と遊ぶようにもなったし、二人一緒にいることで、他のお友達と遊ぶときにも心に余裕ができたみたい。
二人とも、そんなに積極的なタイプではないので、二人でいることによる安心感を感じながら、余裕をもってお友達と接することができたのは良かったです。
「家で二人で遊べるんだから、もっと積極的にお友達と遊んで欲しいな~」と正直思うこともありました。
でも、二人が一緒に安心して過ごすせることによるメリットも大きかったので、そんなにデメリットとは感じませんでした。
これは、その子の性格によると思います。
▽その後の友達関係についての記録
まとめ
双子の幼稚園のクラス分けについての体験談でした。
幼稚園や保護者の方の方針によって「一緒のクラスにするか」「別々にするか」は違ってくると思います。
それによって、
- 毎日の準備
- 幼稚園での子供の過ごし方
- お友達とのかかわり方
- その後の人格形成
など、色々と影響はしてくると思います。
一生懸命考えて出した答えなら、どちらでも大丈夫!
我が家の子供が通う園では2年間同じクラスでしたが、幼稚園によってはクラス替えがある場合もあるかもしれませんね。心配な場合は先生方にも相談してみるのもおすすめですよ。
以上、幼稚園のクラス分けについての体験談でした。
ちなみに双子の小学校のクラスは6年間別々にしました。詳細については、別記事にまとめています。