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【湯河原温泉】おんやど惠の宿泊記(食事・夕食編)/季節感のある食事が素晴らしい宿

おんやど惠 夕食 関東

湯河原温泉の「おんやど惠」に宿泊してきました。実は、今回3回目の利用です。

以前、おんやど惠のレビュー(部屋、朝食、足湯について)を書いたのですが、夕食については書いておらず。書きたい、書きたい…と思いつつ、ドタバタしていて今に至りました。

その後も2回、おんやど惠をリピート(今回で3回目)。一番最新の夕食レビューをまとめてみました。

おんやど惠の夕食は季節の素材を取り入れて丁寧に作られた和食。今回のメイン料理は飛騨牛の朴葉焼きでした。

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おんやど惠の食事(夕食)の感想

部屋食の標準プランで宿泊

今回利用したのは部屋食の標準プラン。

おんやど惠にはいくつか宿泊プランがあるので、プランによって料理の内容は異なります。また、お料理は季節によって変わります。

(毎月ではなく、季節によって変わるそうです。ホームページに季節ごとの料理の説明があります。)

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夕食のスタート時間は選択制

夕食のスタート時間は選択制。

  • 18時スタート
  • 18時半スタート

から選びます。(チェックイン時に選択します)

前回宿泊した際は、「今日は混みあっているので18時半スタートでよろしいですか?」と聞かれましたが、今回は最初から「18時スタートでよろしいですか?」と聞かれました。

我が家は18時の方が良いので、ちょうど良かったです。食事の30分ほど前に、お部屋係の方がきて準備を始めます。

ちなみに、食事時間は選択制ですが、他のお客さんとの兼ね合いなどによって希望通りにならない場合がありそうです。

子連れなどで「絶対に18時にしたい」などの希望がある場合は、予約時などにお願いしておいた方が良さそうです。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく

おんやど惠の夕食は、温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態でサーブしてもらえます。これ、個人的には宿選びの上で、すごく重視しています。

今までたくさんの旅館に泊まってきましたが、必ず適温の状態でサーブしてもらえる宿って、そんなにありません。(もちろん料金にもよるでしょうが)

おんやど惠

天ぷらや煮物などは、冷めちゃうと美味しさが半減して満足度が全然違いますよね…。

部屋食だと、混み具合によってはお部屋係の方の目が届きづらいので「食べ終わっちゃったけど、次の料理が来ない…」みたいな旅館も、わりとあります。

おんやど惠 食事 夕食

その点、おんやど惠は部屋食だけど、きちんと適温でサーブしてもらえるが嬉しい。

おんやど惠に宿泊するのは今回で3回目。毎回、夕食も朝食も、どのお料理も適温でした。料理を出すタイミングについても配慮が感じらるのでリピートしています。

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おんやど惠の食事(夕食)の詳細レビュー

錦秋の膳の献立

今回は「錦秋の膳」。メイン料理は朴葉焼きでした。

食前酒と前菜

食前酒は巨峰酒。チェックインの際に食前酒の説明があり、アルコールが苦手な場合はソフトドリンクに変更できると案内がありました。

初めて泊まった時、私は普段お酒を飲まないのでソフトドリンクに変更してもらったら、りんごジュースでした。(食前酒の器にりんごジュースを入れてサーブされます)

私は普段はお酒を飲まないけどアルコールには強いので「せっかくなら、少量だし食前酒を選べば良かったなぁ」と思ったので、今回はアルコールのままでお願いしました。

巨峰酒、ほんのり甘くておいしかったです。(右手前が食前酒)

おんやど惠 前菜 食前酒
食前酒と前菜

前菜は

  • 柿のクリームチーズ和え
  • 飛龍頭
  • さつま芋レモン煮
  • 鰯の吉野酢

柿やさつま芋など季節を感じられるメニュー。濃厚なクリームチーズと柿のハーモニーが美味。そして、甘い味つけですが、爽やかさを感じる「さつま芋のレモン煮」。

鰯の吉野酢は酸味があって、これまたお酒が進みそうな味。どれも美味しくて、もっと量があればいいのにな~と思いました。

お造り

お造りは三種盛りでした。

おんやど惠 食事 夕食 お造り
  • 牡丹海老
  • 真鯛レモン〆

新鮮でとても美味しかったです。

真鯛のレモン〆はレモンの後ろにもう一切れあるのですが、軽く炙ってありました。同じ種類のお造りでも、普通の切り身と、炙った切り身の二種類が用意されているとは、手が込んでいますよね。

お凌ぎと煮物

続いて、お凌ぎと煮物。お凌ぎは、なめこ卸しうどん、煮物はぶり大根です。

おんやど惠 夕食 お凌ぎ 煮物

なめこ卸しうどんは、お凌ぎゆえに少量。「お凌ぎだから少量なんだろうけど、もっと食べたいね~」と夫と意気投合。出汁の味も良かったです。

ぶり大根は、ほんと最高!!めちゃくちゃ美味しかった!!

ぶりの下に輪切りにされた大根があるのですが、味が染み込んでいて、完璧な一品でした。

自分でこれだけきちんと味が染みた大根を作るのには時間を要すると分かっているので、尚更。甘めだけど、甘すぎない上品な味付けで、とにかく美味しかったです。

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焼き物

焼き物は朴葉焼き。今回のメイン料理です。

おんやど惠 食事 朴葉焼き
  • 飛騨牛
  • アスパラガス
  • しめじ
  • 茄子
  • 長葱

朴葉味噌は、おんやど惠の料理長が独自に調整したもので、お酒にもごはんにも合う仕上げにしたとか。

牛肉は黒毛和牛「飛騨牛」が使われていました。

係りの方から、「後ほど、栗ご飯が出ますが、朴葉焼きと一緒に白米を召し上がりたい場合はおもちしますよ」との提案。夫も私も白米をいただきました。

牛肉をじゅうじゅう…と焼いて、味噌をからませて。味噌の味は、やや甘め。確かに、朴葉味噌は白米とあって、食が進みました。

しめじは朴葉の上で熱しているだけだと火が通りにくいので、朴葉と下の器(?)の間に挟んで熱したら、良い感じに火が通りました。ちょうど味噌が葉の下の方に回り込んでいくので、よい感じに味噌も絡みました。

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揚げ物・椀物・ご飯・香の物

揚げ物、椀物、ご飯、香の物は同時にサーブされました。

おんやど惠 食事 夕食

揚げ物は「茄子のはさみ揚げ」。茄子にほたて貝を挟み込んだもの、海老と魚のすり身を挟み込んで青のりをまぶしたものの2種類。

薄く切った茄子の間に具が挟まれていました。工夫が感じられて美味しいのですが、もっと茄子は厚切りの方が、茄子の旨味が感じられただろうな…とは思いました。

天ぷらは素材が小さかったり薄かったりすると、衣の味がメインになっちゃって、素材の味が生きないよね、と個人的には思っています。

栗ご飯の栗は国産にこだわっているそうで、愛媛県産か新潟県産のものを取り寄せているそう。うーん、秋の味覚ですね。栗、たくさん入っていましたよ!

椀物は自家製の卵豆腐のお吸い物。ワカメが合わせられています。

甘味

甘味は抹茶豆乳しるこ。上品な甘さと、抹茶の苦みがベストマッチでした。

おんやど惠 食事 デザート

まとめ

おんやど惠の夕食「錦秋の膳」は、秋の味覚がふんだんに取り入れられていて工夫が感じられる食事でした。

メインは朴葉焼きでしたが、個人的にはぶり大根が一番感激しました!

ぶりの味付けも、大根の味のしみ込み具合も完璧で、とても美味しかったです。小学生の子供の料理にも、ぶり大根が出たのですが、いつもは大根の煮物が嫌いな長男も完食していました。

あと、器もとても美しくて。子供と大人ではメニューが若干違うのですが、同じメニューのときでも子供と大人で違う器を使い分けていて、どちらも上品で美しいです。料理の盛り付け方もきれいだし、非日常感を味わえます。

揚げ物については、もっと素材が大きめだと嬉しいかな、と感じました。十分、おいしいんですけどね。欲を言えばの話です。

係りの方の接客も丁寧でとても気持ちよく食事できました。こちらからお願いしなくても「写真を撮りましょうか?」と声をかけてくださったりと、心遣いも嬉しかったです。

以上、おんやど惠の食事(夕食)レビューでした。

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【おんやど惠の宿泊記】

▽小学生の子供の食事(夕食)レビュー

▽お部屋の詳細レビュー

▽朝食も丁寧に作られた和食でした

▽やや熱めの足湯が気持ちいい!