保養所のTJKリゾート金谷城に行ってきました。今回、初めて別注のお刺身「朝採れ鮮魚」を注文してみました。
基本のお食事だけでもお腹いっぱいになりますが、別注のお刺身がずっと気になっていたんです。
結論から言うと最高です!
これ、絶対に注文した方がいいです。
今回は、TJKリゾート金谷城のアラカルト「朝どれ鮮魚」の感想をまとめています。
味・ボリューム・値段共に大満足でした。
- 金谷城のアラカルトメニューについて
- アラカルトメニューの【朝採れ鮮魚(お刺身)】を注文した感想
- 小鯛の姿造り(1,300円)
- 黒むつの姿造り(800円)
- 【追記】石垣鯛の姿作り(1,100円)
- 【追記】鯵のなめろう(900円)
- 【追記】ひだいの姿造り(1,800円)
- 【追記】カワハギ(肝なし)の姿造り(1,200円)
- 【追記】小鯛の姿造り(1,100円)
- 【追記】小鯛の姿造り(1,400円)
- 【追記】メジナの姿造り(1,000円)
- 【追記】黒鯛の姿造り(800円)
- 【追記】石鯛の姿造り(1,600円)
- 【追記】セイゴの姿造り(950円)
- 【追記】方々(ほうぼう)の姿造り(900円)
- 【追記】石垣鯛の姿造り(1,300円)
- 【追記】小鯛の姿造り(1,400円)
- 【追記】ソゲの姿造り(1,200円)
- 【追記】黒鯛の姿造り(1,000円)
- 【追記】しょっこの姿造り(1,000円)
- 【追記】眼一鯛の姿造り(1,600円)
- 【追記】コチの姿造り(1,500円)
- 【追記】アジの姿造り(700円)
- 【追記】伊勢海老のお造り(5,000円)
- 【まとめ】コスパ最高でした
金谷城のアラカルトメニューについて
アラカルトメニュー【旬の朝採れ鮮魚】とは
TJKリゾート金谷城では、アラカルトメニュー(=追加で注文する料理)に旬の朝採れ鮮魚があります。
金谷城では、お好みでアラカルトメニューが注文できます。
金谷港で当日水揚げされた鮮魚が食べられるというものです。
予約が必要
アラカルトメニューのお刺身を注文する場合には予約が必要です。最新の情報については、公式ホームページで確認お願いします。
アラカルトメニューのお刺身の値段
フロント前朝採れ鮮魚のメニューが掲示されています。その日に獲れたおすすめの魚介が提供されているので、内容は日によって異なります。
私たちが宿泊した日は800円~2200円くらいの価格帯でした。
お刺身の盛り合わせのこと
TJKリゾート金谷城のホームページには、別注のお刺身盛り合わせの写真が掲載されています。
でも、お刺身の盛り合わせには3つ種類があって、ホームページの写真が何人前のものなのか分からないのでフロントの方に質問してみました。
ホームページに掲載されている写真は、2~3人前のものだそうです。
▽ホームページに掲載されている盛り合わせ(2~3人前:2500円)の写真。(※画像は公式ホームページよりお借りしました)
お刺身の盛り合わせは3種類あり、価格は以下の通りです。
- 刺身の盛り合わせ(2~3人前)2,500円
- 刺身の盛り合わせ(4~6人前)6,000円
- 刺身の盛り合わせ(7~8人前)8,000円
お刺身の盛り合わせは、当日の仕入れによって内容が異なるとのこと。私たちが宿泊した日はアジとサザエがメインで、他には鮪などが添えられた内容になると教えて頂きました。
今回、家族のお祝いをしたかったので「お刺身盛り合わせ、注文してみる??」と盛り上がったのですが、家族4人分用(4~6人前)は6,000円。
「6000円っていったら、大人の宿泊料金並みだよ~!2500円でも、子供の宿泊料金並みだし!」という話になり、注文に踏み切れず…。
朝採れ鮮魚を注文するのは初めてだし、まずは単品選んでみることにしました。
アラカルトメニューの【朝採れ鮮魚(お刺身)】を注文した感想
小鯛の姿造り(1,300円)
小鯛の姿造り(1300円)を注文してみました。値段が手ごろなので、量はそんなに多くないのかと思っていましたが、良い意味で裏切られました…。
すごい量が運ばれてきて、びっくりしました。
どどーん、これが小鯛の姿造りです!
小鯛ってこのくらいのサイズなんですね。お魚に詳しくないのでイメージできなかったけど、家族4人で十分満足できる量でした。ざっと数えても、30切れ以上ありますね。
すごい量のお刺身!
どんどん箸を進める、鯛好きの子供たち。「今、取り分けるから!」と焦る私。落ち着いて味わいたいですからね(汗)新鮮な鯛で、とても美味しかったです。
黒むつの姿造り(800円)
黒むつの姿造り(800円)も注文してみました。こちらも、想像以上のお品。小鯛よりは、ちょっと小ぶりですが十分な量です。(小鯛の方が、お値段も500円高いです。)
黒むつの姿造りも新鮮そのもので、最高でした。ググってみると黒むつは高級魚の一つとのこと。脂がのった美味しいお刺身でした。
今回、思い切って2つも朝採れ鮮魚を注文してみた我が家。ものすごく豪華な夕食になりました。テーブルの上は、こんな様子。お造りのお皿の大きさ、伝わりますでしょうか?
豪華なお造りに近くのテーブルのお客さんから視線を感じました。確かに、私も逆の立場だったらチラ見しちゃうと思います…!
【追記】石垣鯛の姿作り(1,100円)
また金谷城へ宿泊したので、追記です。今回は石垣鯛と、鯵のなめろうを注文してみました。まずは、石垣鯛から。
石垣鯛は400グラムとのこと。(※1匹全体で400グラムなので可食部はもっと少なくなります)今回も、すごい量で圧巻でした!石垣鯛は黒い斑点が特徴だそうです。
金谷城でお刺身を注文するようになってから、お魚についてよく調べるようになりました。ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑さんのサイトが、とっても充実しているのでおすすめです!
僕、こういうお刺身だいすき!
【追記】鯵のなめろう(900円)
続いて、鯵のなめろう。250~300グラムで900円でした。調べてみると、「なめろう」は房総半島沿岸が発祥の郷土料理とのこと。千葉で千葉発祥の郷土料理を楽しむ…いいですね!
夫は晩酌しながら楽しんでおりました。TJKリゾート金谷城は、お酒類も安いので金額を気にせず楽しめるのが良いですね。
【追記】ひだいの姿造り(1,800円)
ひだいの姿造り(700グラム)です。1,800円でした。ひだいはヘダイ(平鯛)という呼ばれ方の方がメジャーのようです。
甘みがあって食べやすく、万人受けする味だと思いました。生臭さもないので、子供たちも食べやすかったようです。
【追記】カワハギ(肝なし)の姿造り(1,200円)
続いて、カワハギ(肝なし)です。カワハギは肝が美味しいお魚だそうですが、今回は肝なしでした。ちなみに、肝をお醤油にとかして食べると、とても美味しいそうです。
透明感のある白いお刺身でした。カワハギを食べたことが無かったので、ドキドキしながら口へ運んでみると、うん、食べやすいです!鮮度が良いのが分かります。さすが朝採れ鮮魚ですね!
今回は、上記のヒダイとカワハギの2つを注文したので、テーブルの上はこんな状態に。
とても美味しく頂きましたが、お刺身2つは多すぎました…。
金谷城のお刺身、手ごろな値段で量も多いので奮発してしまいましたが、4人家族(大人2人、子供2人)には多すぎました。基本の食事だけで、十分な量ですしね。次回は、お刺身は1つにしようと思います。
【追記】小鯛の姿造り(1,100円)
今回は小鯛の姿作り(500g)を注文しました。小鯛は名前こそ「小」ですが、他のお刺身に比べて量が多いのに安いイメージです。
プリプリの甘くて美味しい小鯛でした。私はやっぱり小鯛が一番好きかも!ボリュームもたっぷりで大満足でした。
今回、他に用意されていたのは
- ほうぼう(1,100円)
- 黒むつ(1,000円)
- 金目鯛
- 黒鯛
- サザエ
- アジ
など。私たちが注文したときには、金目鯛はすでに売り切れでした。売り切れだったので、お値段も分からず。次回は、金目鯛食べてみたいなぁ…!
【追記】小鯛の姿造り(1,400円)
また、今回も小鯛を注文。他には、鯵や、サザエ、黒むつ、金目鯛、カワハギもありました。前回、金目鯛を食べ逃して「次回こそは…!」と思っていたのに、今回も小鯛を選ぶ私たち。
小鯛は600gで1,400円でした。ちなみに、金目鯛は500gで2,000円でした。
小鯛はやっぱり安定の美味しさですね。夫はもっと脂がのっているお刺身の方が好きなので、違う種類と迷っていましたが、小鯛のコスパの良さから、小鯛を注文することになりました。
【追記】メジナの姿造り(1,000円)
初めてメジナのお造りを注文しました。600gで1,000円とお手頃価格でした。メジナはスズキ系のお魚で、釣り魚としても人気が高いようです。
メジナはお魚屋さんでは、ほとんど見かけないお魚とのこと。金谷城は近くに漁港があるので、普段食べられないような種類のお刺身を食べられるのが、良いですね。
寒い時期に釣ったメジナは臭みがなく、お刺身に最適だとか。今回、利用したのは11月。この季節ならではの、美味しいものを頂けて、ラッキーでした。
メジナは前日注文した小鯛よりも、脂がのっているお魚でした。
【追記】黒鯛の姿造り(800円)
今回は黒鯛のお造り(400g)を注文しました。800円という驚愕の安さでした。
他には、アジ、サザエ、小鯛、石鯛、メジナもありました。
今回は奮発して、石鯛も注文しました。黒鯛と石鯛を比較してみると、黒鯛の方が脂が少な目、石鯛の方が脂がのっていました。
私は、脂が少なめのお造りの方がすきなので、黒鯛が好みでした。夫は石鯛が気に入ったようで、とても満足気でした。
【追記】石鯛の姿造り(1,600円)
石鯛(600g)は1,600円でした。600gもあるとかなりのボリューム。
石鯛の旬は寒い時期から初夏にかけてです。私たちは12月に利用したときに注文しました。
少しピンクがかったきれいな身の石鯛。プリプリと脂ののった身で美味しかったです。石鯛は磯にいる魚だそうですが、磯臭さはありません。
【追記】セイゴの姿造り(950円)
今回は、セイゴ(3~4人前)と方々(2~3人前)のお造りを注文。まずは、セイゴのから。
セイゴは成長に応じて名前が変わる出世魚です。
大きくなるとスズキと呼ばれ、関東では20~30㎝くらいのものがセイゴと呼ばれているそうです。
身は透明感があり、淡白なお味でした。
私としては、とても好みの味で美味しかったです。脂が少なめのお刺身が好きな方に、おすすめ。
【追記】方々(ほうぼう)の姿造り(900円)
続いて方々のお造り。こちらは、2~3人前です。
方々は「羽」があるお魚。方々は「鳴く魚」だそうで、浮袋による振動による泣き声が「ほうぼう」と聞こえるようです。(参考:市場魚介類図鑑)
きれいな白身で甘みがあり、旨味が強い美味しいお造りでした。
私は真鯛が一番好きなんですが、2番目は方々かも…!方々を食べたのは初めてですが、非常に美味しいお造りでした。
【おまけ】
苺の時期だったので「朝どれイチゴ」もアラカルトメニューにありました。
「あきひめ」と「紅ほっぺ」の食べ比べセットです。お値段500円です。
長男が苺が大好きなので、注文してみました。
朝に、館山で採れた苺だそうです。朝どれ苺は、フレッシュでおいしかったです。苺の食べ比べなんて、普段なかなかしないので旅気分が盛り上がりました。
【追記】石垣鯛の姿造り(1,300円)
石垣鯛のお造り(400グラム)は1,300円でした。
以前も石垣鯛のお造りを注文したことがありますが、個体差のせいか前回よりもおいしく感じました。
【追記】小鯛の姿造り(1,400円)
今回は、私が一番好きな小鯛を選びました。500グラムで1,400円でした。
お造りは同じ種類のお魚でも日によって味わいにばらつきがありますが、小鯛はお味が安定していることが多いなぁと感じています。
【追記】ソゲの姿造り(1,200円)
今回は「ソゲ」のお造りを注文しました。500グラムで1,200円でした。
「ソゲ」とは小型のヒラメのことだそうです。ヒラメは出世魚で、関東では1キログラム以下のものを「ソゲ」と呼んでいるそうです。
実は私、社会人になってから初めてヒラメを食べました。すごくおいしくて感動したのを覚えています。
金谷城では、そんなヒラメ(ソゲ)が手ごろなお値段で食べられて幸せでした!
でも、長男は「見た目が嫌だ…」と嫌がって食べず。ソゲは目の位置が他のお魚と違うのが見慣れず、「ちょっと気持ち悪い」と感じてしまったようです。うんうん、子供ってこうやって学んでいくんですよね。
【追記】黒鯛の姿造り(1,000円)
黒鯛は500グラムで1,000円でした。黒鯛の旬は秋から初春とのこと。
透明感のある白身がきれいな魚でした。脂は少な目ですが、旨味が強い美味しいお刺身です。
【追記】しょっこの姿造り(1,000円)
しょっこは400グラムで1,000円でした。
「しょっこ」とは、カンパチの幼魚のこと。20~50センチのものを、しょっこと呼ぶそうです。
しょっこが出回る時期は夏~秋で、秋が旬と言われています。
朝どれというだけあって、やはり鮮度は抜群。あっさりとしつつも、うま味がありました。ただ、カンパチに比べると、脂や甘みも少ない感じ。
カンパチのような脂のうま味を期待して食べると、想像とは違うかもしれません。
【追記】眼一鯛の姿造り(1,600円)
眼一鯛(めいちだい)は600グラムで1,600円でした。
眼一鯛のお造りは、本当に最高で…。個人的には今まで食べたお造りの中でナンバー1でした。
眼一鯛(めいちだい)は美しい白身で、味わいのよさから、市場での価格も徐々に高騰している魚。夏から秋にかけて、味のよくなる魚です。
ただ、とれる量が少ないために知名度がやや低いそうですが、関東の市場などでは高級魚とされているらしいです。
初めて食べた眼一鯛。めちゃくちゃ美味しかったです!
甘み、歯ごたえ、脂ののり方…どれも最高で、非常に美味しい。(ありきたりな表現で申し訳ないのですが、とにかく美味しかったです!!)
ネットで「刺身のためにある魚」という表現を見ましたが、まさしくその通りだと思いました。
夫は脂がのった刺身が好き、私はやや控えめな刺身が好きで、意見が分かれることが多いんです。でも、今回は一致。
子供二人も「すごくおいしい」と家族全員が満足できたお刺身でした。
金谷城の朝どれ鮮魚、何度か利用していますが眼一鯛を見かけたのは初めて。ネットの情報によると数が少ない魚のようなので、なかなかお目にかかれないのかも…。
【追記】コチの姿造り(1,500円)
コチは3~4人前で1,500円でした。
コチはスズキ系の白身魚です。初夏に旬を迎える、夏の代表的な白身魚だそう。
コチはくせのない、上品な味。甘味はやや少なめで、さっぱりとした後味でした。
とても食べやすくて、万人受けする味だと思いました。
見た目(姿)は平べったい感じの魚で、なんとなく方々と姿が似ているような…。方々も非常に美味だったので、「平べったいのは、美味しいんだねー」と家族で盛り上がりました。(魚に詳しくないので、何か共通点があるのかは分かりませんが…)
【追記】アジの姿造り(700円)
アジは150グラムで700円でした。これまで注文したことお造りに比べると少量でしたが(その分、値段も安いです)、新鮮なアジのお造りは美味でした。確か、お刺身は8切れほどだったと思います。
金谷城の朝どれ鮮魚は、日替わりです。その日に仕入れた鮮魚を頂けます。よって、魚の種類は毎回違いますが、アジは毎回のように注文可能な定番の魚。
今回、私たちが利用した日は海が荒れていて漁に出るのが難しかったようで、魚の種類が限られていました。朝どれ鮮魚として用意されていたのは、アジとサザエのみ。
今までアジのお造りは「いつでも注文できそうだから…」と思って利用したことがありませんでした。でも、実際に食べてみると、新鮮そのもの、そして、しっかりとした身で、とても美味しかったです。
「アジのお刺身はスーパーでも安く買えるし…」と思っていましたが、やはりスーパーのものとは一味違いますね。
【追記】伊勢海老のお造り(5,000円)
高いなー、でも、いつか食べてみたいな…。と、思っていた伊勢海老のお造り。思い切って注文してみました。
これは、もう贅沢の極みですね…。TJKの保養所だからこそ、手が届く値段で楽しめました。感動しすぎて、別記事に詳細をまとめました。
なんと、お刺身を食べ終わった後には、伊勢海老のお味噌汁を作って頂けました。(追加料金なし)
【まとめ】コスパ最高でした
初めて利用してみた別注のお刺身。結論から言うと、とっても良かったです。
鮮度も味も量も、そして良心的な価格も最高です。思っていたより量がだいぶ多かったので、家族4人で、たらふくお刺身を食べることができました。
さすがTJKですね。
保養所のグレードが高すぎて、最近は他の宿泊施設をほとんど利用していません…。保養所、コスパが良くて最高です。
以上、TJKリゾート金谷城で別注のお刺身を食べた感想でした。
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