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【中学受験】Z会の公立中高一貫校コースを始めました/Z会にした理由やおためし教材の感想

Z会 おためし教材 中学受検(Z会公立中高一貫校コース)

塾無し家庭学習の我が家。小学6年生の子供(双子)がいます。

中学受検をする予定ですが、今のところ塾無しで進めています。時々、塾の無料テストを受けて、立ち位置を確認しています。ただ、やっぱり何か指針になるものが欲しくて、Z会の公立中高一貫校受検対策コースを始めました。

長男は5年生の3月号から。次男は6年生の4月号からです。

最初は、おためし教材を取り寄せて、子供たちに相談。親が決めても良いんでしょうが、なんせ反抗期の子供ですし、結局、やらないリスクも大!!

実際におためし教材に取り組んでみて、子供たちが「やりたい」と言ったので、二人とも受講することにしました。まだ始めて2~3か月ですが、今のところ子供たちが自ら乗り気で取り組んでいます。

Z会の公立中高一貫校受検対策講座を始めました

今のところ、Z会だけで公立中高一貫校対策をするつもり

我が家の子供たちは小学6年生。公立の小学校に通っていて、塾無し家庭学習で進めています。私が子供の理解度に合わせてドリルを選んでいます。

4年生の一年間は「がんばる舎」という公文式みたいなプリント学習をしていました。(がんばる舎は値段がめちゃ安いわりに評判が良いので、受講しました。)

がんばる舎は教科書に沿った基礎的な内容が多く、価格も手ごろ。勉強の習慣づけや基礎固めには良かったのですが子供たちには簡単すぎたようで、1年ほど受講してやめることにしました。

▽がんばる舎のレビュー

ちなみに、二人の学力は同じくらい。学校のテストは満点のことが多くて、たまに90点とかをとる感じ。本人たちは勉強ができる気になってますが、あくまでも学校のテスト。それだけでは自分の立ち位置が分からないので、小学4年生ごろから塾主催の無料テストをいくつか受けています。

塾主催のテストは全国の小学生が受けているだけあって、やっぱり学校のテストとは違いますね…。思っていたよりできていて驚いたり、逆に、出来てなくてびっくりしたり…。分野によって理解度が違うので、波があります。ケアレスミスもありますしね。

偏差値は良いときと悪いときの差が30近くありました。最低が40くらい、最高が70くらいです。波がありすぎて、びっくりですよね(汗)

公立の受検をする場合、「塾はenaがいいのかな?」と思い、何度かenaの適性検査模試を受けてみました。

模試の結果は面談や説明会に参加して返却されるので、そこで色々と教えてもらったのですが、塾に通うというのは改めて大変だなぁと実感…。週に5日~6日通い、夏休みはほぼ毎日。大変すぎる~。ただ、enaの先生の雰囲気や学習方針には好感が持てたので、いいな~と思いました。

全て受講しなくても良いならenaのお世話になりたいな~と思い質問してみましたが、基本的には全て受講するスタイルだそう。申し込み制にはなっているけど、受講しないという選択肢は無いに等しいみたいです(汗)

▽詳細はこちら

中学受検するなら、そのくらい覚悟しなければならないのかもしれません。でも、我が家の子供たちにとって、夏休みほぼ毎日通うなんて厳しい…。だって、20分~40分ほど勉強すると疲れちゃってるのが現実なので。

そして、「そこまでしなくても何とかなるんじゃないか!?」という甘い考えもあって。だって、学校のテストはそれなりに良いし、塾の無料テストでもそこそこ点を取れてたのです。(塾主催のテストでは、その塾に通っているお子さんの平均より良かった。)

子供たち、勉強時間が短いわりに成績が良いのが謎なんですが、おそらく、読書好きだからだと思います。ずっと読み続けるので、時には「本読むのやめなさい!」と注意することも。あとは、知育玩具のおかげかな?科学館などを巡ったのも良かったのかも。

子供たちはすごく本好きで毎日1~2時間読書しています。しかも、小さいころからずーっと。それを勉強時間と捉えるなら、もう何年も前から毎日1~2時間勉強してきたことになるのかもしれません。だから、問題集に向かっている時間は20分だったとしても、読書で身に着けた知識がベースとなって、短い勉強時間(問題集)の割に成績が良いのかもしれない…と思いました。

私は小さい頃から「勉強が好きでないけど、しなければ…。」と思って、勉強をあまり楽しめずに必要に迫られて取り組んだタイプです。正直、あまりお利口ではありません。コツコツ積み上げてようやく…という感じです。

だから、子供たちには「楽しんでいたら、覚えちゃった!」みたいな感じで学べればいいな~と思って、子育てしてきました。それが、もしかしたら功を奏したのかもしれないと思いました。

そんなわけで、子供たちは塾に通いたくないというし、今のところ学校のテストや塾の無料テストではそこそこ点をとれているので塾無し家庭学習を進めることにしました。(もしかしたら、後で通うかもしれませんけどね…)

なぜZ会を選んだのか?

ただ、やっぱり不安もあって。本人たちは気にしてませんが、私が一番不安です。

基本的には塾無しで進めることにしましたが、何か指針となるものが欲しくてZ会に入りました。Z会なら、自宅で好きなときに勉強できますしね。

今までのように私がドリルを選んで解くスタイルも考えましたが、私自身は中学受検をしたことが無いため、正直、よく分からなくて…。ネットで色々調べれば、たくさんの情報が出てきます。でも、情報がありすぎて取捨選択するのが難しいのも事実。

そこで、通信教育を利用しようと思いました。

Z会にしたのは、

  • 以前からZ会の市販ドリルをやっていて、好印象だったから
  • 志望校の説明会に参加したとき、相談にのってくれた学生さんがZ会を受講していたから
  • 大手の安心感

です。

1つ目の理由は4年ほど前から、Z会の市販ドリル「グレードアップ問題集」を使って学習しておりZ会の教材に良いイメージがあったこと。

Z会のドリルは解説がめちゃくちゃ丁寧なんです。考え方のプロセスが詳しく載っているので「なんで、こんな答えになるの?」ということが無い。

子供たちにも「正解していても、さらに良い解き方や考え方が載っているかもしれないから、解説をしっかり読んで」と話しています。

採点する親に向けて「まだ、この分野は習っていないので〇〇という解き方で教えてあげましょう」みたいな記述もあって、とにかく親切なドリルです。

Z会って難しいイメージがありましたが、実際に取り組んでみると基礎的な問題も多かったです。(あくまでも市販ドリルの感想です)

でも、段階を踏んでレベルアップできるよう構成されているので、無理なくステップアップできる。しかも1冊1,000円くらいで買えるのも、気に入っています。

▽これは2年生の頃の教材レビュー。その後も、上の学年のを使っています。

2つ目の理由は、志望校の学生さんが受講していたから。

昨年、志望校の文化祭に行った際に入学相談コーナーがあり参加したのですが、そのときお話した学生さんが「Z会の公立中高一貫校コースを受講していました」と話していました。

他にも公立中高一貫校対策の通信講座はありますが、前々から感じていたZ会への良い印象、学生さんの体験談、そして「大手だし、きっと良い教材のはず!」という想いで選びました。

ただ、実際には子供が取り組むことになるので、子供に相談の上、おためし教材を取り寄せてから決めました。どんなに良い教材でも、子供が嫌がったらうまくいかないと思ったので。

おためし教材の感想

子供が5年生の2月ごろ、Z会のおためし教材を取り寄せてみました。(※2023年2月ごろに取り寄せたので今は内容が変わっています)

▽おためし教材の詳細

Z会公立中高一貫校受検対策講座

我が家は「公立中高一貫校コース」だけを検討していたので、中高一貫校コースのおためし教材だけもらえれば十分だったのですが、公立中高一貫校コースは小学生コースの「専科」という位置づけ。

小学生コースの該当学年を選んで資料請求すると、小学生コースの国語・算数・理科・社会・英語・作文と公立中高一貫コースのおためし教材がもらえるようになっています。

おためし教材

全教科のおためし教材がもらえたので、かなりの量。いやはや、おためしレベルではないですね。もちろん最初だけなんでしょうが、ありがたいです。

ちょうど、学年末だったので総復習できるドリルまでもらえました。けっこう、ボリュームもあって春休みの復習に役立ちました。

おためし教材

公立中高一貫校コースの「適性検査」と「作文」のおためし教材。

小学生コースにも作文がありますが、そちらとは別。公立中高一貫校コース用の作文があります。

おまけでクリアファイルまで、もらえました。(※記事作成時点。時期によって、おためし教材の内容は変わっているようです)

【詳細】Z会公立中高一貫校受検対策講座

クリアファイルまでもらえました

実際に、中高一貫コースのおためし教材を取り寄せて感じたのは「内容的には良いけど、やっぱりそれなりの金額がするよね」ということ。

市販のドリル中心でやっていた我が家にとって、1教科で1か月約3000円というのは、それなりに高く感じました。

でも、それ以上のメリットもあるので入会を決めました。決め手となったのは以下の5点。

  • 今の時点の子供の学習進度で解ける過去問を用意してもらえる
  • 解説がめちゃくちゃ丁寧で、どう考えれば良いのか変わる
  • 採点のコツ(何を書けば点がとれるのか?)が解説されている
  • 添削してもらえる
  • 学習の指針となる

まず、Z会の場合は「今の時点の子供の学力で(今まで習った範囲で)解ける過去問を届けてくれる」のが魅力だと思いました。

市販の過去問だと、小学6年生の秋くらいまでは取り組むのが難しいと一般的には言われています。

それに対して、Z会の教材は今の子供の学力(学習範囲)で解ける問題を選んでくれてて、とても丁寧に考え方のプロセスを説明してくれています。

適性検査って長文だったり、グラフや表の読み取りが多かったり、記述式メインだったり…。とにかく私たち親世代が見たこともないような問題で難しいですよね…。それを、子供たちの学習の進度に合わせて過去問を選んで「今の段階で解ける問題」を用意してくれるんです。

採点のコツも詳しく載っていて、どんなレベルまで書けていれば点を付けてよいかが詳しく説明されています。記述式って採点の仕方が非常に難しいと思うので、これについては親としてとても参考になりました。

あと、添削してもらえるのも、やっぱり良いですね。作文は子供と一緒に私も学んでいる状況なので…。自宅学習では作文ドリルを用意して練習していますが、採点する私が作文が得意というわけではないので、心配なんです。Z会なら、費用はかかるけどプロに見てもらえるので、やっぱり安心です。

Z会 公立中高一貫校 
おためし

1か月で約3000円は高い気もしましたが、この内容なら納得だし、こういったテキストは市販で買えないので入会することにしました。

ちなみに、長男は通信教育に憧れがあったらしく、すごい勢いでおためし教材をやり遂げて「ぼく、Z会やる!」と決めたので、すぐに申し込み。(5年生の3月号から始めました。)

次男は渋っていましたが、長男がめちゃくちゃヤル気になっているのと、長男用の本教材が届いたのを見て自分もやりたくなったらしく、一か月遅れて受講することに決めました。(6年生の4月から始めました。)

まとめ

Z会の公立中高一貫校コースは、考え方のプロセスが詳しくのっているのが、とても良いです。問題の解き方を丁寧に紐解いてくれるので、子供一人でも勉強を進められます。(ただ、採点は子供にやらせると甘くつけちゃうので、親が一緒にやった方がよいです。)

国語や算数とは一味違う、公立中高一貫校の問題に慣れるという意味では、なかなか良い教材だと感じています。

おためし教材がもらえるので、まずは子供に取り組ませて判断するのも良いのかなと思います。

Z会 公立中高一貫校 おためし教材

結局、親が良いと思った教材でも、子供が嫌がったらダメですしね(汗)そもそも通信教育が向くお子さん、塾が向くお子さんと、お子さんによってベストな学び方は違うもの。

我が家の子供たちは気に入ったようで、今のところ自ら進んでやっています。この調子で塾無しで進められればいいな、と思っていますが、今後の取り組み方によっては変えていくかもしれません。その時その時で、ベストでなくてもベターなやり方を模索していきたいと思っています。

以上、Z会の公立中高一貫校コースを始めた件についてでした。

▽おためし教材はこちら

Z会公立中高一貫校受検対策講座