小学生の子供がモノを捨てられないので、ずっとずっと困っていました。でも、1冊の本をきっかけに長男(小学6年生)が自ら片付けをするようになったんです。
もうね、嬉しくて嬉しくて(涙)
長男が出した大量のゴミを分別する作業は大変ですが「ようやくこの時が来た~!」とほっとしています。
今回は、長男が片付けるきっかけになった本「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片づけ」を紹介したいと思います。
何年間も片付けを嫌がっていた子供が、片付けられるようになった本「暮らしが良くなる片づけ」を読んだ感想
狭い賃貸に暮らしています
我が家は狭い賃貸暮らし。64㎡の2LDKに小学生の子供二人と4人暮らしです。一部屋は夫専用の部屋になっていて、もう一部屋(6畳和室)に子供二人と私が寝ています。
子供のおもちゃ類は和室に収納、本や学用品はリビングに収納。ちなみに子供専用の机は置くスペースがないので、勉強は食事をしているテーブルで。リビング学習というやつですね。
狭い家なので収納も限られているのですが、子供の成長に応じてモノは増え続けるばかり。以前はできるだけしないようにしていた「床置き」も増えてきて、見るからに片付いていない部屋になっているのが悩みでした。
小さい頃からモノを捨てられなかった長男
長男はものすごくモノを捨てることを嫌がります。思い出が詰まっているので、全部とっておきたいそうです。その気持ちはすごく分かるし、なんとか収納すれば入るスペースがあったので(その分、私の荷物がどんどん減っている…)、今まではなんとか狭いながらも暮らしていました。
でも、小学生になると学用品がすごく増えました。鍵盤ハーモニカ、書道セット、裁縫セット、理科の授業で使った実験キットなど。もちろん、教科書やドリルもあるし、図工で作った思い出の作品もたくさん。
「狭い賃貸暮らしだし、もう限界だー!」と思い、毎日のように「片付けをしよう」と声をかけても長男は「全部大切だから、捨てたくないの」と話していて、滅多にモノを捨ててくれませんでした。(ほんの少しは捨ててくれるけど…)
私も、毎日のように片付けているつもりですが、結局はモノを移動しているだけ。
片付かない部屋を見てはイライラしていました。でも、そのうち、あきらめモードになって「もう、いいや~」と片付ける気力さえなくなってしまう日も…。こりゃぁ、まずいなぁと思いつつ浮き沈みのある日を過ごしていました。
ある本をきっかけに片付けスイッチが入る
でも、ある片付け本を読んでから、長男(小学6年生)が自ら片付けをするようになりました。
実は私は片付けや整理収納の本を読むのが好きで、毎週のように図書館で借りてきています。もう、何年もこんな感じで家には常に片付け本が存在はしていたのですが、長男がその類の片付け本を読むことはありませんでした。(本好きな子なので、私が借りてきた他の図書館の本はよく読んでいます)
でも、今回の片付け本はなぜか自分で読み始めて、読み終えると黙々と片付けを始めたんです。
今までは旅先でもらったパンフレット一枚捨てるのさえ嫌がっていたのに、長年遊んだおもちゃを捨てるほどの勢い。「こんなに変わるものなの?」と驚いています。
長男が片付けるようになった、おすすめの本
長男が片付けるようになった本は「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片づけ」です。
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この本はマンガ形式の片付け本。サクっと読めてしまうので、子供が読む片付け本としてぴったりだったのかも。
家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片づけには、モノと向き合って片付けていく手順がマンガで解説されています。
「あー、分かる」「これ、確かに捨てられないんだよねぇ…」「子供に片づけさせるのって、大変」
みたいな、よくある悩みへの対応の仕方が色々と載っていて、すごく共感できました。
片付けの仕方にも色々な方法がありますが、この本で紹介されている方法では、「無理に捨てなくても良い」んです。
「使わないものは全部捨てる」系の本を実践するのって、ハードルが高いですよね…。でも、この本では「とっておく」という選択肢があるから、子供でも取り組みやすいです。
そして、使いやすさ・暮らしやすさを重視した片付け方法が紹介されているのも好き!
統一されたシンプルな収納容器で中身が見えないように収納するスタイルは確かに素敵。でも、ぱっと見て、分かりづらいのは確か…。
「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片づけ」では「見える化」して家族全員がぱっと見て分かるような片付け方を提案しています。見た目的にすっきりシンプルにまとめられたお部屋が好きな方には向かないかもしれないけれど、効率的に暮らしたい我が家の暮らしには合っていました。
さいごに
片付け本はたくさんの種類があって、方法も様々ですよね。
ご家庭によってベストな片付け方は違うと思いますが、我が家の場合は「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片づけ」で紹介されている片付け方法がぴったりでした。
内心、長男が片付けを始めた時は「すぐに飽きちゃうかな?」と心配でしたが、もう2週間もたつのに毎日のように、どこかしら片付けています。
「すごいじゃん!」と褒めたら、長男が「モノを整理して、心を片付けたのです」と言ったんです!すごい名言だわ…!嬉しくて、自分の手帳にメモしちゃいました。
長男が片付けに励む様子を見て、夫も自分の部屋をよく片付けるようになりました。そして、次男も長男が片付けようと誘うので(二人共通のおもちゃが、たくさんある)、しぶしぶですが、少しずつ片付けを始めています。
もう何年も悩みだった片付かない部屋。
今は、長男が出したゴミの分別に追われる日々なので、まだまだゴミは多いのですが、もう少ししたらキレイになりそうです。
それにしても、子供が出したゴミには至るところにお名前が書いてあるので、捨てるのも大変ですね…。個人情報を消したり、ハサミで細かく切ったり…という作業を頑張っています。
と、いうことで家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片づけの感想でした。
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