ようやく夏休みが終わり、昨日から新学期が始まりました。
親にとっては「学校始まる!」と嬉しい気持ちになったのも、束の間。昨日は、次男(小学二年生)が学校に行くのを嫌がっていました。理由は「久しぶりの学校だから」。うーん、その気持ちよく分かるよ…。
次男は休みあけなどに学校に行くのを嫌がることが多いです。毎回、どうしたらいいものかと悩み、ようやく私も対応が少しずつ分かってきました。
ベストな対応は子供の性格によって違うと思いますが、「我が家の場合、こうしたよー!」というお話をまとめたいと思います。同じような悩みをお持ちのかたの参考になればと思います。
まず、次男はこんな性格です
次男は、ひょうきんなところもあるけど、根はとってもまじめな性格です。
家ではだらだら過ごしたり、ふざけすぎたりで叱っちゃうことも多いけど、学校ではまじめに過ごしているみたいです。先生からも褒められることが多いです。
次男が学校を嫌がるタイミング
次男は幼稚園の頃もお遊戯会の前には緊張してお腹が痛くなることがありました。小学生になってからは、休み明けなどのタイミングで学校を嫌がることが多いです。
次男は今、2年生ですが、1年生のころはもっと嫌がることが多かったです。
休み明けは「吐き気がする」で何度か休んだ
昨年は、何度か精神的なもので学校を休むことがありました。
そのときは「吐き気がする」と言っていたので、私は「体調が悪いのかな?」と思い学校を休ませていました。
でも、学校を休むことに決めて家で過ごしていると、すこぶる元気!!

さっきまでと全然様子が違う…。めっちゃ元気そう!
でも、家にいることで体調が回復してきたのかもしれないし、「とりあえず、ひどくならなくて良かった」と思っていました。
でも、何度か「吐き気がする…」が原因で休んでいるうちに「もしかして学校が嫌なのかな?」と考えるようになりました。
だって、必ず吐き気がするのは週明けだし、休むことに決めると、ケロッと元気になるから!
学校を嫌がる理由は「家にいるのが好きだから」
吐き気が原因で学校を休みたがるけど、家にいると元気なので、あるとき次男に聞いてみました。

もしかして学校に行きたくないの?
そうしたら「うん!」とは言わないものの、関係がありそうです。いじめられているとか、先生が嫌だとか、特別な理由はないみたいだけど、学校に行きたくないと分かってきました。
次男の場合は「学校より、家にいるのが好き!楽しい!」が学校に行きたくない理由でした。

学校に行きたくない理由は、学校生活に理由があると思っていたので意外でした。
子供の声をしっかり聞いて、復唱してみた
学校を嫌がるとき、次男の場合は「家にいたいのが学校に行きたくない理由」だと分かってから、対応が分かってきました。
無理に行かせようとしても嫌がるばかり。育児本で読んだ「子供の声を復唱してあげる」をして、気持ちに寄り添うようにしてみたら、安心した様子を見せ始めました。
熱を測ってあげた
次男が「熱もあるかも…」というので熱も測ってあげました。あきらかに元気そうだけど(直前まで長男と元気に走り回っていたから)、熱を測って、熱がないことが客観的に分かれば、次男も安心かなって思ったんです。
熱を測って「体は元気なんだ」と分かったからか、私が次男の希望通りに、すぐに熱を測ってあげたからか、気持ちも少し落ち着いてきたように感じました。
「同じような気持ちのお友達も多い」と伝えてみた
私も小さいとき休み明けは学校が嫌だったし、大人になったって、そういう人は多いと思います。休み明けの会社って、本当に本当に憂鬱ですよね…。
「次男と同じように、夏休みあけだから学校が嫌だなぁと思っているお友達は多いかもよ…」と伝えてあげたら、少し勇気が出てきたみたい。
「え!そうなのっ」って顔をした次男を見て、意外に感じました。
大人は「休み明けに嫌がる人は多い」と分かっていても、子供は、まだ経験も浅いから、そういうことも分からないんだなぁ…。

「大人は知っていて当然のことでも、子供は知らないことも多い」と改めて実感しました。
小学生になってからは大きくなってきた気がして「伝えずに済ませてしまっていたことも多かったかも」と反省しました。小さいころは、丁寧に教えてあげていたのにね。

次男と同じような気持ちの人がいる!と分かり、頑張ろうと思えたみたい。伝えてあげて良かったです。
さいごに
昨日、学校を嫌がった次男ですが、今日は元気に登校していきました。もっと長引くかなぁと思っていたので、一安心しました。
朝の時間は忙しいので、私も余裕がなくて、無理に行かせようとしちゃったこともあります。今回は、丁寧に話を聞いて伝えてあげたら、スムーズに分かってくれた次男。次男のそんな姿をみて、今までの自分の対応の仕方を、反省しました。

「きちんと子供の話を聞く」って本当に大切だと実感。
これは我が家の場合のお話です。少しでも、同じような悩みをお持ちの方の参考になれば嬉しいです。
▽私がいつも参考にしている、保育士おとーちゃんの本。おとーちゃんの考え方、とっても参考になって何度も助けられています。子育てに悩む方、ぜひ一度読んでほしい!

