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給食を残すと怒られる?デザートは食べられない?小学生の悩みのこと

小学校生活

先日、給食のことで長男が泣きながら帰ってきました。理由は「大好きなデザート(フルーツポンチ)を一口も食べられなかったから。」

どうやら、他のおかずが食べ終わらなかったので、デザートを食べられなかったようです。

何日も前から楽しみにしていた、フルーツポンチ。結局食べることが出来ず、学校では涙をこらえて、家で号泣しました。今日は、小学校の給食事情について感じたことを、つづりたいと思います。

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わりと短い!小学校の給食の時間は20分間

小学校の給食の時間は20分間だそうです。準備の時間は別にあって「いただきます」から「ごちそうさま」までの時間。でも、これは順調に配膳が出来たときの時間なので、一番長くて20分しか食べる時間はありません。

一般的に、健康のためには食事の時間は20分以上かけるといいと言われていますよね。でも、小学校の場合は20分が食事時間なので、最初は驚きました。

ちなみに、幼稚園の食事の時間ですが、卒園が近づくと年長児は20分間で食べるように指導がありました。年少児のときは、もっとゆっくり食べていました。

年長児の食事時間を20分にすることについて、幼稚園の先生から「小学校に入ると、給食時間が20分間なので、その時間で食事がとれるようにするため幼稚園でも合わせます」と説明がありました。幼稚園のときにゆっくり食べる習慣がついていると、小学校に入ってから困るため、練習の期間を設けてくれたようです。

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給食は残すと怒られる?

子供たち(東京の公立小学校)の学校の場合

給食を残していけないかは、小学校によって違うようです。子供たちの小学校では入学時に「給食を無理に食べさせるようなことはしません。」とお話がありました。

子供たちに聞いてみても、無理に先生が食べさせようとすることはないけど、よく牛乳を残すお子さんなどについては、先生からも「もっと頑張って飲もうね」といった、声掛けはあるそうです。

近所の小学校では、給食を残すと怒られるそうです

ただ、近所の小学校(同じく、公立小学校)のママ友の話では、給食は残してはダメなルールがあるとのこと。子供が給食を残すと先生から「給食を残すんですよ~。」と電話が何度もかかってくるそうです。ママ友は、そのたびに「うちは、残していいことにしているんです!」って説明しているそうです。

給食残したら電話かかってくる…って結構大変ですね(汗)

私は子供のころ、小食で給食を全部食べたことなんて一度もないんで、それが理由で電話かかってきてたら給食が負担で学校行けなくなりそうだな…。

給食のルール(子供たちの学校の場合)

給食を食べる順序が決まっている

長男と次男の話では、給食を食べる順序は決まっていて、デザートは最後という決まりがあるそうです。まずは、おかずやごはんが最初。ある程度食べて、食べる時間が少なくなってきたら、他のものを残していてもデザートを食べていいそうです。

毎日のように、先生が、声掛けをするようです。

おかわりにもルールがある

おかわりのルールも決まっているけど、先生によって方針は違うようです。長男と次男のクラスでは違っていました。

長男のクラスの場合

長男のクラスの場合は「全部食べたら、すぐにおかわりをしてもよい。1回におかわりできる量は決まっている。」というスタイル。

1回あたりに、おかわりできる量がきまっているので、たくさん食べたい子は何回もおかわりすることになります。

次男のクラスの場合

次男のクラスの場合は「全部食べても、ある時間になるまでは、おかわりは出来ない。1回におかわりできる量はきまっている。」というスタイル。

早食いを避けるため、ある程度時間を区切っているそうです。おかわりの時間になると先生が「1回目のおかわりどうぞー」と声をかけ、おかわりスタート。そして、また少したってから「2回目のおかわりどうぞー」と声がかかるそうです。

次男の先生のスタイルの方が、落ち着いて食べられそうですね。

大好きなデザートを一口も食べられなかった長男の話

長男はフルーツポンチを、とっても楽しみにしていました。長男は給食を完食できる日は、ほとんどありません。一生懸命食べても、食べきれないんです。

フルーツポンチが出た日も、頑張って他のおかずを食べていたけど、時間がなくなってしまいました。その日も、先生は「デザートは、おかずとか食べないとダメだよ~」と話していたそうです。

いつもなら、デザートの時間になると「食べていいよ」と声掛けがあるそうですが、その日は忘れてしまったのか、声掛けがありませんでした。

長男は、とってもまじめな性格なので「先生の声掛けがないから、今日はデザートを食べてダメなのかもしれない」と思い、目の前に大好きなフルーツポンチがあるのに、一口も食べずに片付けることになりました。

私から見たら「最後に、食べたらいいのに。」「心配なら、先生に聞いてみればいいのに。」と思うのですが、真面目で内気な長男は「他のおかずを残しているから、きっとダメなんだ」と思い聞けなかったようです。給食時間が終わるまで、他のおかずを食べきろうと頑張ったそうです。

でも、結局間に合わず…大好きなフルーツポンチは一口も食べずに片付けることになりました。

心の中で泣いて、学校で我慢して、家に帰るやいなや大泣きしました。小学2年生、給食一つとっても、こんなに大事になるくらい、長男の世界は狭いんだなぁと思いました。大人はいろんな世界があることを知っているけど、小学2年生の子供にとって学校がすべて…くらいのインパクトですからね。

長男には「もう、そんなに我慢しなくていい」「先生が声掛けを忘れることだってある」ということを説明して分かってくれましたが、こんなに給食のルールが子供にとって大きな存在になっていることに驚きました。「給食が嫌で学校を休みたい」とというお子さんがいるのも、うなずけます。

子供たちみんなが、給食を安心して楽しく、おいしく食べられるといいなと思います。

以上、小学校の給食について感じことでした。

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