次男は計算問題のケアレスミスが多くて、なかなか直りませんでした。解き方を分かっていても、簡単な計算でミスをしてしまうため、点を取り逃してしまうのです。
これは、非常にもったいない!
計算に限らず、国語のケアレスミスも多々ありました。設問を読み違えて、ひらがなで書くべきところをカタカナで書いてしまったり。
何度注意しても、同じような間違いばかり。でも、ある方法を試したら、何年も直らなかったケアレスミスが数日でほとんど無くなりました。
子供のケアレスミスが減った勉強方法
口頭で注意するだけでは何年も直らなかった
受検勉強を始める以前から、次男はケアレスミスが多かったです。ずっと直らなかったのが、計算の繰り上がりのミス。
小学3年生の頃から続いていて、何度注意しても間違えます。ひっ算の際、繰り上がる数を小さくメモすればいいのに、しないんですよ。
本人いわく「頭の中では、きちんと覚えているから大丈夫」というのが理由。そうは言うけど、結局、何回も間違えています…。
「ちょっとメモするだけだし、見返したときにも計算の過程をすぐに把握できるから、むしろラクになるんだよ。」と繰り返し説明しても、本人は「大丈夫!書かなくても、覚えているの!」の一点張り。
いえいえ、それなら、こんなケアレスミスしませんから…。
何度も口を酸っぱくして伝えてきましたが、6年生になっても直らず。この調子では受検まで直らないなと思ったので別の方法を試すことにしました。
ケアレスミスをしたら「ケアレスミス」と赤字で書かせる
小学3年生から続いていたケアレスミスですが、ある方法に変えてから数日で直ってしまいました。
我が家では、何度も繰り返し解く問題(計算問題など)は、直接ドリルに書き込まずに学校でもらったプリントの裏などを再利用して勉強をしていました。
解いたら、そのプリントを捨てる…というやり方で進めていたのですが、これをやめて新しいノートを1冊準備しました。
そして、〇付けをした際にケアレスミスが原因だった場合は、赤字で「ケアレスミス」と本人に書かせることにしました。
ケアレスミスをすると、ノートに赤字で書かれたケアレスミスという表記が増えていきます。書いている子供本人も「あ、またケアレスミスだ」と認識できるし、一日の学習を終えてノートをざっと見たときに「ケアレスミス」の赤文字がずらーっと並びます。
すると、次男もようやく「こんなにケアレスミスが多いんだ」と認識できたようで、それ以来はケアレスミスをしないように意識するようになりました。
たったこれだけの事なのですが、ぐっとケアレスミスが減りました。
ケアレスミスが減ったこと以外にも、ノートに解くようにしたことで、子供のモチベーションが上がりました。
自分はこんなに頑張って勉強したんだぞ~!という奇跡がノートに残るからです。
それまでは、不要なプリントの裏を使えばいいと思っていたのですが、もっと早くノートで解かせておけば良かったなぁ、と反省しました。
少しやり方を変えるだけ、道具を買えるだけで、こんなに変化があるとは思わなかったので驚きました。
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