子供が中学受検を終えたので、受検の記録を残しておきたいと思います。
親は中学受験の経験なし。中学受験は自分たちには関係のない世界のことだと思っていましたが、子供が公立中高一貫校を受検することになり、先日、無事合格できました。
今回は受検(受験)をしようと思った理由について、我が家の体験談をまとめました。
中学受検をしようと思った理由
親は中学受検(受験)の経験なし
私も夫も中学受検(受験)の経験はありません。大学までずっと国公立だったし、自分たちも中学受検の経験はないので、自分たちとは違う世界のことのように考えていました。
私と夫の共通の友人が子供の頃に中学受験をしたという話を聞いて「すごく熱心なご家庭なんだなぁ。小学4年生から受験対策をするなんて、我が家には到底無理だ…」と内心感じていました。
また、私の中では、
中学受験=私立に進学する
というイメージがありました。
よって、全部、国公立で考えている我が家にとっては、関係のないもの。もちろん、高校受験のときの滑り止めとして私立は受けさせる予定でしたが、基本は、国公立しか考えていませんでした。
子供が小学4年生の頃、まわりのお友達の塾通いの話などを聞いて、中学受験というものを気にし始めた我が家。
当時を振り返ると、このころに中学受験をテーマにしたマンガ「二月の勝者」を読んでいたみたい。まだまだ、意識しつつも遠い世界のことに感じていました。
▽二月の勝者は、中学受験について知れるし、何より面白いです
それまで市販ドリルで家庭学習をしていたけど、4年生からは公文式みたいな通信教育の「がんばる舎」を始めてみたり。子供の学習について、以前より気にするようになった頃でした。
▽がんばる舎は、小学4年生の一年間受講しました
チャンスを増やしたいと思った
中学受験=私立中学に進むもの。
よって、多額の教育費がかかるイメージでしたが、公立中高一貫校というものが存在すると知り、中学受験のイメージがガラっと変わりました。
公立中高一貫校の場合は、試験ではなく「適性検査」を受けるので「受検」というそうです。
ほぉー、なるほど。そんな世界があったとは!と目からうろこでした。
そして、公立中高一貫校の場合は、中学受検で入るものなので、高校入試の枠はぐっと狭いことも知りました。
さらに地元に帰省した際には、大学時代の友達の子供も中学受検をするらしく小学4年生から塾通いを始めたと聞いて、なんだか公立中高一貫校受検が身近に感じました。友達の話では母校が今は公立中高一貫校に変わったそうなのです。びっくり。
まとめると、別世界のものだと思っていた「中学受験」が、
- 公立中高一貫校というものが存在する
- 公立ゆえに学費も安い
- 授業内容も良さそう
- 友達の子供も受検する
- 高校受験をせずに済むのも、いいよね
という感じになりました。
また、気になったのは、公立中高一貫校が増えているがゆえに、実質、高校入試の間口が以前より狭くなっている点。
うーん、チャンスは増やしたい。でも、私立中学は費用的に無理。
それなら、公立だし、落ちたとしても地元の中学に行けるし、受検してみるのもいいんじゃないだろうか?と思うようになりました。
子供と相性の良さそうな中学校が見つかった
公立中高一貫校の存在を知って、身近になった中学受検。
でも、私も夫も、今住んでいるエリア出身ではないため、学校の情報に非常に疎かったのです…。
よって、学校のホームページを見たり、口コミサイトで学校の情報を探したり、見学に行ったりして学校を決めました。コロナ禍だったので、色々と制限されていたのは、残念でした。
我が家の居住エリアからして、地元の中学に通うのと比べると、だいぶ通学時間が長くなってしまう等のデメリットもあるので、公立中高一貫校にどうしても行かせたいわけではありませんでした。部活やそれ以外の様々な活動の時間も大切なので。
重視したのは、子供と相性の良さそうな、楽しく学べそうな学校であること。
そして、子供と相性の良さそうな中学校を発見!
「この学校なら、子供がいきいきと過ごせて、中高の6年間が充実したものになりそうだな。」と感じる学校が見つかり、先日、合格することができました。
ちなみに、我が家は費用的な面もあり、私立は考えていなかったので、受検したのは公立中高一貫校の一校のみ。こちらについては別に詳しく書きたいと思っていますが、前受けはせずに一校に絞って対策を練りました。
以上、今回は、中学受検をしようと思った理由についてでした。
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