フラを習っているのですが、今度、初めてウリウリを使うことになりました。
憧れだったウリウリを手にすることができて、とても嬉しいです!ただ、初めてのウリウリなので、分からないことがたくさん…。
フラに関するものは、意外とまとまった情報が無くて苦労しました。この記事では、ウリウリを安く買う方法や、使い方、保管方法など、ウリウリを使うことになって調べた「ウリウリの基礎」をまとめています。
ウリウリって何?
ウリウリはハワイで使われる楽器
ウリウリはハワイで使われる楽器です。
ウリウリのポピュラーなデザインは、外側が赤い羽根、中心は黄色の羽のもの。(他には、茶系のデザインのものもあります。)
ウリウリの持ち手には、小さめのひょうたんがついています。ひょうたんの中にはお花の種が入っています。
ウリウリを振ると、ひょうたんの中に入っている種が鳴るので、シャカシャカとした音が出ます。
ウリウリは太ももに打ち付けて音を出したり、マラカスのように振って音を出します。
ウリウリのサイズ
ウリウリには、いくつかサイズがあります。
自然素材&手作りのものなので全く同じものはありません。サイズは、目安として考えてください。
- Sサイズ:羽部分24~26cm
- Mサイズ:羽部分27cm~28cm(大人用として一般的なサイズ)
- Lサイズ:羽部分32~35cm
参考までに、これは私の【Mサイズ】のウリウリです。持った時のサイズ感は、こんな感じです。
ウリウリの値段
ウリウリの値段は、楽天やフラ用品の通販ショップで2万円前後(一体型タイプ)ほどでした。サイズによって値段は異なります。(サイズが小さい方が安いです)
ウリウリは意外と高いんですよね…。
ちなみに、Amazonでも探していましたが、Amazonで扱っているのは中古品ばかりでした。(※記事作成時点の情報です)
▽Sサイズのウリウリ(一体型)
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▽Мサイズのウリウリ(一体型)
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ウリウリには一体型と着脱式がある
ウリウリには2つのタイプがあります。
- 着脱式:羽の部分が取り外せるタイプ
- 一体型:羽の部分が取り外せないタイプ
着脱式は取り外しができるので、持ち運ぶときにコンパクトになるし、もし、ウリウリを落として、ひょうたん部分が壊れてしまった場合にも、ひょうたんのみ交換すれば済むのがメリットです。
ただ、値段は一体型のウリウリに比べて高くなります。私が調べたお店では、着脱式のウリウリの方が3,000~4,000円ほど高いことが多かったです。
手ごろなものを探しているなら、一体型の方が安く購入できます。
ウリウリを安く買う方法
ウリウリは楽天でも扱っていますが、取扱い数がすごく少ないです。口コミも少ないし、何を参考に選べばいいのか、とっても迷いました。
現地価格で買える「アロハアウトレット」がおすすめ
色々探して見つけたのが、アロハアウトレットというお店です。
アロハアウトレットはハワイから直送してくれる通販のお店。(もちろん、ホームページは日本語です!)送料はかかるものの、現地価格で買えます。
送料については、教室のみんなの分をまとめて買うなどすれば、一人当たりの負担は少しですみますよね。
一体型のウリウリを買った場合の送料は、600円ほど。(※記事作成時点)ハワイ直送でも、送料は安いですね。
アロハアウトレットでは、一体型、脱着型、羽のみ、マラカス部分のみなど、種類別にあるので、探しやすいと思います。一体型のウリウリの場合、アロハアウトレットだと、12000~13000円ほどのようです。(※2019年9月12日現在)※新品の価格です。
アロハアウトレットなら、保証がついているので安心!
アロハアウトレットのウリウリは、フラ用品の専門職人さんが作っているそうです。口コミも良いので、品質の良いものが買えると思います。
さらに、アロハアウトレットのウリウリには保証もついているんですよ♪
ウリウリは自然素材のものだし、通販で買うのは心配な面もあるけど、保証があるなら安心ですね。
以下、アロハアウトレットの公式ホームページより引用
アロハアウトレットなら、ご購入から1カ月以内の破損・故障の場合は無料にて修理及び交換いたします。また、それ以降であっても持ち手部分の籐のゆるみ・ほどけなどの場合、メンテナンス修理も承っております(有料)。
※破損の状態により、修理を承ることが出来ない場合もございますので、まずはお気軽にお問合せください。
※破損・故障の原因、または一因がお客様にある場合の修理及び交換によるご返送料は、 お客様のご負担になります。
ウリウリは、メルカリでは意外と高い…
ウリウリは高価なものだし、買えるお店も限られているんですよね。
少しでも安く買いたいな~と思い、メルカリを1か月ほど、チェックしていました。メルカリにも、新品ものも、新品同様のもの、中古のもの…といろいろな状態のウリウリがありました。
ウリウリの出品はそんなに多くないのかと思いきや、2~3日に1回くらいのペースで出品されていました。
気になるお値段は、新品&ほぼ新品と同等なものは12,000円~15,000円ほどのことが多かったです。
中古品になると、傷や汚れのレベルによって値段はいろいろでした。
中古品は5,000~10,000円くらいのものが多いように感じました。ただ、5,000円くらいのものは、ほとんどなくて、大体8,000円くらいかな、といった印象でした。
壊れたウリウリを「練習用」として、売る方も何人か見かけました。
壊れたウリウリを「練習用にどうですか?」という内容で1,000~2,000円程度で売っている方もいらっしゃいました。ウリウリは下のひょうたん部分が割れてしまうことがあります。割れたところをボンドで直して「練習用に」と売っていました。
「壊れているウリウリなんて、売れるのかな?」と気になって見ていたのですが、なんと数日で売れていました。
壊れたものまで、こんなに早く売れるなんて。ウリウリは高価なのと、扱っているお店も少ないからですかね…。
でも、メルカリでほぼ新品のものを12000~15000円で買うなら、ちょっと足して新品のものを買った方が安心かなぁと思います。楽天で新品を買っても、Sサイズなら17000円前後、Mサイズなら20000円前後で買えます。
▽ウリウリ(Sサイズ)
▽ウリウリ(Mサイズ)
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後述しますが、ウリウリな落としてしまうと、ひょうたんが割れやすいです。(1回落としただけで割れるとは限りませんが、落としたときのダメージが重なっていくと、割れやすくなるのは確かです。)
中古品だと、見た目はきれいであっても、前にどんな扱い方をされていたのか(=落としているのか)が分かりません。
…ちょっと不安ですよね。3000円くらいの差で新品が買えるなら、新品を買った方がいいのかな、と思います。
多分、ウリウリを買うのは、一生に一度のことでしょうし…。
ウリウリは落とすと割れやすい
ウリウリの持ち手の部分には、小さなひょうたんがついています。ひょうたんの部分は、落とすと割れてしまうことがあります。(落としても必ず割れてしまうわけではありません。)
初めてウリウリを手にしたとき、先生から「落とすと、割れることもあるから、気を付けてね~」という話を聞き、不安になりました。
「え!これから、これを振って練習するんだよね?絶対、落としちゃいそう!」って。でも、練習してみて分かったのですが、そんなに落とすようなことはありません。
私の場合は、まだ1度も落としていません。(まだ10回くらいしか使っていませんが)一緒に習っているメンバーを見ても、落としている人はいないので、そんなに心配しなくても大丈夫だと思います。
気を付けたほうがいいのは、ウリウリを片付けるときや、持ち替えたりしたとき。そういう時はいったんどこかにウリウリをきちんと置いた方がいいです。
片手でウリウリを両手分持ったりしようとすると、落としてしまいそうになります。
壊れてしまった場合は、ボンドなどで直すことになります。でも、一度割れてしまったウリウリは音が悪くなってしまいます。練習用として使うにはいいけど、発表会やイベントで使うのは厳しいですね…。
羽の手入れの仕方
ウリウリには鮮やかな羽がたくさんついています。
保管するときに、気を付けないと、羽の向きがとっても乱れやすいです。
私も、慣れないうちは丁寧に袋に入れたつもりでも、次に出したときに、羽が乱れていてがっかりしたことが何度かあります。
もし、羽が乱れてしまっても、正しい形でクセづけすれば、数日できれいな形に戻ります。
羽をきれいにキープする方法や・グッズを紹介します。
羽をきれいな形でキープするには
- ウリウリ用の専用のケースに保管する
- シャワーキャップで保護する
- つるして保管する
のがおすすめです。
ウリウリの保管方法
つるして保管する
ウリウリの保管方法で、一番おすすめなのは、つるして保管する方法。羽の形をきれいに保ちやすいです。クローゼットのポールなどにつるします。
カバーをかけて保管する
2つ目は、カバーをかけて棚などに保管する方法です。
保管場所の関係上、つるして保管するのが難しい場合もありますよね。私は、つるす場所がないので、カバーをかけて棚にしまっています。
カバーをかけるとき、きちんと羽の形を整えておけば、きれいに保管できます。長く使わないときには、時々、カバーから出して状態をチェックするといいですよ。
そうそう!地震で落ちて壊れないように、しまう場所には注意しましょう。日本は地震が多いですしね…。
ウリウリカバーとは?
ウリウリのカバーには2種類あって、
- 羽部分のカバー
- ひょうたん部分のカバー
があります。
カバーはフラショップでも売っていますが、お店の数が少ないので、手作りしている方も多いです。
羽部分のカバーは、布のカバー(主にキルト素材のことが多いです)とシャワーキャップで代用する方法があります。
布カバーの方がシャワーキャップより通気性も良いし、見た目もかわいいです。でも、中の様子が見えないので、丁寧にしまったつもりでも、羽の向きが乱れてしまうことがあります。
▽布のウリウリカバー(羽部分のカバー)。シンプルなデザインもステキ。
それに対して、シャワーキャップの場合は、中の様子が見えるので羽をきれいに整えやすいです。ウリウリ初心者さんには、シャワーキャップで整える方法がおすすめです。
ひょうたん部分の保護の仕方
持ち手の下についている、ひょうたん部分は落とすと割れてしまうこともあります。レッスン中に落としてしまった場合はしょうがないですよね…。
でも、持ち運ぶときにぶつけちゃったり、保管しているときに落としちゃったりした場合の衝撃は出来るだけ減らしたいもの。
そのために、ひょうたん部分にはキルト素材など厚手の布のカバーを付けるのがおすすめ。または、袋状になっているプチプチを利用するのも手軽です。
ウリウリはレッスンのたびに持ち運ぶ必要がありますよね。持ち運ぶ機会が多いということは、それだけ落とすリスクもあるということ。
▽羽部分とひょうたん部分のカバー(セット商品)はこちら。柄が選べます。
ウリウリの振り方のコツ
握りしめないで持つ
ウリウリの振り方は、教室によって違うのかもしれません。ここでは、私が習った方法を記録しておきたいと思います。
まず、ウリウリを持つときは、握りしめずに持つようにします。ウリウリの持ち手部分を、人差し指と親指で軽く握ります。
遠心力を利用して振る
ウリウリを振るときは、手首を使って、玉の遠心力を利用して振るときれいな音が出ます。
力を入れて握りしめて振ると、いい音がでないそうです。
「落とさないように」と、力が入りがちですが、握りしめずに振るのがウリウリをきれい振るコツです。
ちなみに、ウリウリを選ぶときも、先生から「軽いウリウリが使いやすいわけじゃなくて、振り子の感じが自分に合ったものがおすすめ」というアドバイスを頂きました。ウリウリを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
ひじから下を回転させる!腕が痛くならない振り方です
ウリウリは握りしめずに(=力を入れずに)、ひじから下を回転させて振ると良い音が出るし、腕が痛くなることもありません。
ウリウリに慣れないうちは、腕がすごく疲れていました。正しい振り方が出来ていなかったようです…。正しい振り方ができるようになったら腕が痛くなることもなくなりました。
腕が痛くなる場合は、振り方を見直してみてくださいね。
ウリウリの修理の仕方
ウリウリの持ち手部分は、使っていると「ゆるんでくる」そうです。先生の話によると、ボンドで直して使うそうです。先生が少し話していただけで、詳細はよく分かっていません…。
教えてもらったら、また追記したいと思います。
自分だけのウリウリ、大切にしていきたい!
ウリウリは天然の素材で作られているので、一つ一つ違っていて、同じものはありません。
ウリウリにはサイズがありますが、ひょうたんのサイズ感は微妙に違うし、羽の付き方や長さも少しずつ異なります。同じサイズのウリウリでも、振った感じは違うものです。
お気に入りのウリウリが見つかるといいですね。
私がウリウリ選びをしたときは、最初は通販ショップで探していたのですが、最終的にはフラ教室にある中古のものを譲っていただけることになりました。
同じサイズのウリウリでも、微妙に違ってどれを選ぶか迷いました。ウリウリは自然のものですからね。
最初は「ひょうたん部分が小さめのものが、軽いし振りやすいかな?」と考えていましたが、最終的に私が選んだのは、ひょうたん部分が少し大きめのウリウリでした。
こうして、私のもとにやってきたウリウリ、大切にしていきたいと思います。ウリウリは色も形も本当にがわいいですよね。振ると元気がでます♪
ウリウリ生活を楽しみたいと思います。
以上、この記事ではウリウリを扱うことになり調べたこと&教えてもらったことをまとめました。
ハワイ語を調べるのにおすすめ。フラの曲の意味を理解するのに役立ちます。
▽パウは洗濯していいの?パウの洗濯事情について。
▽パウの正しい履き方。パウの丈選びの失敗談についてはこちら。
▽フラ教室はどう選ぶ?体験談をまとめています。