我が家には一卵性双子の男の子がいます。妊娠が分かった時、私は里帰り出産をするつもりでした。でも、結局は里帰り出産をせずに自宅近くの総合病院で出産しました。
この記事では、双子妊娠で、里帰り出産しなかった理由と、感じたことについて書いています。
双子の出産で里帰りしないと決めた理由
里帰りの場合はいつから?妊娠5か月頃から里帰りする必要がある
里帰り出産というと「臨月ごろに実家に帰り、産後1~2か月くらいを過ごす」イメージをもっていました。
でも、双子の場合はもっと早くから里帰りする必要があります。
なんと、妊娠の経過が順調な場合でも5か月ごろから里帰りするそうです。
もちろん、病院によって対応は違うと思います。体験談の一つとして考えてくださいね。
もし、体調が悪かったり、経過に何か問題があると、時期も考えなくちゃないし、里帰りも難しいことも。
当初考えていたより、ずいぶん早く里帰りする必要があると分かり、ショックでした。
あんまり早く実家に帰るとなると、実家の負担も大きいだろうし、夫と一緒にマタニティ期間を楽しむこともできなくなってしまいます。
ほら、赤ちゃんの胎動とか一緒に感じて、感動したいじゃないですか…!
自宅近くの病院の方が、NICU体制が整っていたから
私は東京に住んでいて、実家は田舎にあります。新幹線と電車を乗り継いで、移動で半日かかってしまうくらいの距離です。
里帰り出産する場合にお世話になるであろう病院も良さそうでしたが、自宅近くにある総合病院の方がずばぬけてNICUの体制が整っていました。
双子妊娠はハイリスクというし、しかも我が家は一卵性の双子。
一般的に二卵性より一卵性の方がリスクが高いと言われています。もし、何かあったときにも自宅近くの病院の方が安心できそうだなぁと感じました。
せっかく自宅近くに双子出産に適した病院があるなら「赤ちゃんのためにも、里帰りしない方がいいのでは?」と思いました。
双子は早産の可能性が高く、赤ちゃんの健診が多いことがある
双子の場合は、妊娠中の健診回数が通常より多いです。そして、生まれてからも赤ちゃんの健診回数が多い可能性があります。
普通は、生後1か月ごろに健診がありますよね。
でも、双子は早産になる可能性が高いので、早産で生まれてしまった場合、赤ちゃんの経過をみるために健診回数が多めになるんです。
その場合は、出産した病院で経過を見ることになるそうです。
里帰り先が遠いと、健診のたびに長距離移動することになります。
私の場合は里帰り出産した場合、半日かけて通院することに。双子の赤ちゃん二人を連れて、半日移動するのは、想像を超える大変さです…。赤ちゃんの成長具合によっては、数か月~数年通うことなるかもしれないので、自宅と病院の距離は大事な問題ですよね。(もちろん、安心して出産できる病院であるということが一番大切ですが。)
ちなみに、結局、我が家の子供たちは、37週で生まれました。早産にはならなかったし、その後の成長も問題なかったので、健診は1か月健診と2か月健診だけでした。普通より健診が1回多いだけで済みました。
里帰りしなかったので、母には手伝いにきてもらいました
里帰り出産はしなかったので、母には産後に手伝いにきてもらいました。双子ということで、実家の母と義実家の母が交代できてくれました。
交代制にしないと、お母さんたち疲れすぎちゃうので…。
普通は、一人の赤ちゃんが寝ていれば穏やかな時間が過ごせますよね。どんなに寝ない子だって、細切れには寝るんだし。でも、双子の場合は、二人が同時に寝てくれないと、文字通り休む暇はありません(涙)
生まれたての赤ちゃんのお世話は本当に大変で怒涛の日々でした。手伝いにきてくれたお母さんたちに感謝しています。
さいごに
結局、私は里帰り出産をせずに、自宅近くの総合病院で出産しました。今、振り返ってみて、私の場合はこれで良かったと思っています。
でも、個々の事情によって、何がベストなのかは変わってくると思います。ご自身にとって、一番良い選択肢が見つかりますように。
無事、元気な赤ちゃんが生まれますように!応援しています。
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