私は双子を37週で出産しました。妊娠中は少しお腹が出始めた時期から、マタニティクリームを塗ってケアしましたが、とても目立つ妊娠線ができてしまいました。
- 妊娠線ができはじめた時期
- 妊娠線ができはじめたときの色など
- 産後、数年が経過してどうなったか
について、私の体験談をまとめてみました。
出産前の私のお腹はチョコボールのキョロちゃんのように大きくなり、お腹の皮はパンパンで限界な状態。「皮膚って、こんなに伸びるんだー」と驚いたのを覚えています。
産後すぐののお腹は、しわくちゃで妊娠線もかなり目立っていました。
子供が小さい頃は、すごく妊娠線が目立っていたので子供からも「どうしてなの?」と質問されたほど。
でも13年経った今、妊娠線は少しずつ目立たなくなりました。色は少し白っぽい感じにはなっているけど、だいぶキレイになりました。
私の双子妊娠の妊娠線について体験談を記録してみました。
【双子妊娠】目立つ妊娠線ができた
双子妊娠で目立つ妊娠線ができた
双子を妊娠して、すごく目立つ妊娠線ができました。
私の場合は、妊娠線のみならず、双子妊娠ということでお腹の皮もびろんびろんに伸びてしまいました。
お腹の皮がデーンと伸びてたれさがっていて、それが帝王切開の傷口のところでキュッと持ち上げられています。
「このお腹は子供たちを無事に出産できた、私の勲章だ!」とも思っていて、誇らしい気持ちもあるのですが、見た目は少々気になるのも本音です。
双子の妊娠線はいつからできる?
私の場合は、妊娠8か月頃からできました。
双子妊娠の場合は妊娠8か月頃で、普通の妊婦さん(赤ちゃん一人)の場合の臨月並みの大きさになると言われています。そして、双子妊婦さんにとって妊娠8か月からは早産のリスクが高まるそうです。
更に、ここから2か月間お腹がどんどん大きくなっていきます。
もう、皮膚もキャパを超えているんでしょうね…。私の妊娠線ができたのも、この時期です。
ちなみに、私が管理入院をしたのも妊娠8か月。出産した総合病院の方針で「どんなに経過が良くても双子妊娠の場合は、早産予防のために入院する」と決まっていたんです。
おそらく、妊娠8か月が単胎妊娠と違って、一つの山場のような時期なのかもしれません。
▽管理入院の詳細
妊娠線予防クリームを塗っていたが妊娠線はできた
私はもともと皮膚が乾燥しやすい体質なのもあり、妊娠線の予防を早い段階からしていました。
ほんと少しお腹が大きくなり始めた時期から毎日クリームを塗っていましたが、8か月以降はクリームでケアしても日に日に妊娠線が目立つようになりました。
ピジョンのマタニティクリームを使っていました。
誤解のないようにお伝えしておくと、私が妊娠線ができてしまったのは、このクリームの効果がなかったからではありません。私ができやすい体質だったというだけです。
妊娠線のでき始めの色
妊娠線のでき始めは、皮膚の色が少しずつ茶色っぽい感じになり、次第にそれが濃くなっていきました。
おへその周りを中心に色の濃さが目立つようになってきて、一見、垢みたいな感じ!?
妊娠後期は体が重くて仕方なくて、シャワーも二日に1回のみでした。
「茶色くなってしまったのは、きちんと体が洗えてないせいかな…」とも思いましたが、お腹部分のみ茶色くなってきたので双子妊娠による皮膚の伸びや妊娠線が原因だったんだと推測。
産後もしばらくは色が落ちませんでした。とても目立って気になるので母に相談すると、ネットで色々と調べてくれて「洗っていると次第に色が落ちて戻るみたいだよ」と教えてもらいました。
汚れなのか、妊娠線の影響によるものなのか…何だかよく分からないけど、入浴の度に少しずつ洗っていくと、本当にポロポロと落ちてきて。少しずつキレイになりました。
双子育児で必死だったのもあり、どのくらいの期間で全部キレイになったのかは覚えてないのですが、1年も経たずにキレイになったような記憶があります。
ちなみに、双子はもう13歳になりました。
出産から13年経った私のお腹はどんな状態かというと、数年前よりきれいになってきた気がします。
もちろん、妊娠前のようには戻らないし、お腹はシワシワの状態。
でも、前より皮膚のたるみが目立たない気がしています。あまり皮膚が伸びると元に戻らないというし心配でしたが、私の場合は少し戻りました。
出産後に助産師さんから「お腹が出ているのは、腹筋すると次第に戻りますよ」と教えてもらいました。
皮膚ではなくて、お腹の出具合のことなので妊娠線とは関係ないかもしれませんが、何もしないよりは運動を少しでもすることでプラスになるのは確か。
産後はストレス解消のためにフラを習い始めました。そして、時々、ストレッチをしたり腹筋をしたり。
双子育児で大変な時期だけど、リフレッシュにもなるし、少しずつでいいから何かやってみると良いんじゃないかと思います。
ちなみに、帝王切開の跡はほとんど目立たないレベルまで治りました。
▽帝王切開の跡の記録
双子のママ友では妊娠線ができなかった人もいる
私が管理入院をしていた時、同室には双子の妊婦さんが二人いました。
一人は妊娠線ができなかったそうです。そんなにケアしていたわけでもないのですが、妊娠線はできずキレイなお腹をキープ。ちなみに、既に2人のお子さんがいるママさん。
妊娠線は、人によって、ずいぶん違うんだなーと思いました。
妊娠線を見て子供が言った、一言に感動
子供たちが幼稚園児のころのお話。一緒にお風呂に入っていると、子供たちが私のお腹を見てふと言いました。
「ママのお腹は、どうしてそんなにしわくちゃなの?」
数年前のことなので、あまりはっきりは覚えてないのですが、私は以下のようなお話をしたと思います。
「これは妊娠線と言ってね、赤ちゃんがお腹にいるときにお腹が大きくなって、できた跡なの。あなたたちが双子だから、ママのお腹はとっても大きくなってお腹の皮もすごく伸びたんだよ。」
「赤ちゃんが生まれた後は、お腹は小さくなるけど、お腹の皮は伸びて戻らなくなっちゃったみたい。」
子供たちは私のお腹の皮を伸ばしたり、引っ張ったり、さらにしわくちゃにしてみたりしながら、不思議そうに観察していました。
そして長男がポツリと言いました。
「ママのお腹は、リボンみたいでかわいいね!」
え?リボン?私には、なぜリボンなのか分かりませんでした。
長男に詳しく話を聞いてみると、
「ママのおへその周りには、たくさんのしわがあるでしょ。おへそが、リボンの真ん中(結び目)なの。まわりのしわしわが、リボンみたいになってるよ。」
「だから、リボンみたいでかわいいお腹だね」
…めちゃくちゃ、感動しました(泣)
それまで、しわくちゃでかっこ悪いなぁと思っていた私のお腹。
温泉に入るときは、タオルで隠すのはもちろんですが、更に前かがみにして隠していたんです。
妊娠線は、自分では双子妊娠の勲章だと思うようにしていました。でも、服を脱ぐたびに気になっていたのは正直な気持ち。あまりにも目立つから、どうしても目に入ってしまうんですよね。
妊娠を経て変わり果てたお腹、やっぱり見た目がこうも変化してしまうと気になります。
でも、長男に「リボンみたいでかわいいね」と言ってもらえてからは、自分のしわくちゃのお腹が大好きになりました。

ありがとう、子供たち。
考え方一つで、モノの見え方ってずいぶん変わるんですね。
今はお腹を見るたびに「私のお腹には、おおきなリボンがあるんだ」と何となく嬉しくなります。
大きなリボン、私のトレードマークです。
以上、双子妊娠でできた妊娠線の話でした。
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