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双子妊娠中におすすめの本リスト/読んで良かった本の感想

双子 双子妊娠・出産

我が家には、一卵性の双子の男の子がいます。

双子を妊娠したときには、嬉しいというより戸惑いや不安の方が強かったです。ネットで情報を探しても、双子妊娠については情報が少ないんですよね。

そんなときに読んだ双子の妊娠・育児本がとっても分かりやすくて、不安を和らげてくれました。

妊娠・育児本は何冊も読みましたが、特にお気に入りの2冊を紹介したいと思います。

双子妊娠の本

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1冊目は、双子妊娠の教科書的な本がおすすめ

双子妊娠・出産の「教科書」と言える本

まず1冊目は最新版 双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児 (たまひよ新・基本シリーズ+α) がおすすめ。

この本は双子や三つ子など多胎児出産について、まとめられた本です。ベネッセコーポレーションから出版されている「たまごクラブ・ひよこクラブ」の本です。

双子妊娠の本

基本の1冊は、これがおすすめ

教科書的な本なので、最初の1冊としておすすめです。

実際に本を探してみると分かるのですが、双子妊娠の教科書的な本は、この本くらいしか見つかりません。ただ、この1冊を読めば妊娠の経過や注意点など、あらかたは分かります。

(※上記の画像の本は、私が購入した以前のもの。現在販売されている本とはデザインが異なります)

***

最新版 双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児 (たまひよ新・基本シリーズ+α) の内容をざっくりまとめると、

  • 双子の赤ちゃんが、どんな風にお腹の中で成長していくのか
  • 双子妊娠のリスク
  • 双子の出産・育児の体験談

といった感じ。

双子妊娠ならではの難しい用語も出てきますが、初心者向けに分かりやすくまとめられています。

絵や写真も多いので、読みやすいと思います。

双子妊娠の不安が、本を読むことで和らいだ

私は双子妊娠ということで、大変なことばかりが頭に浮んでしまいナーバスになってしまった時期もありました。

妊娠が分かったとき周りのみんなは喜んでくれたのに、双子だと判明してからは「大変だねぇ…」という返答ばかり。

でも、本を読んで、きちんとした情報を仕入れたことで段々心配は和らいでいきました。

「知る」って、やっぱり大切ですね。

▽ちなみに双子妊娠の場合、お腹のサイズはこんな感じに変化します

家族にも読んでもらって、双子妊娠ならではの大変さを理解して欲しい

双子妊婦さんは、安定期なしの「ハイリスク妊婦」である

自分で読んだ後は、旦那さんや家族にも読んでもらって「双子妊娠の場合は、こんな経過をたどるんだな~。大変なんだなっ。」と知ってもらうことを、おすすめします。

理由は、双子妊婦さんはハイリスク妊婦さんだから。

「双子を妊娠している」というだけで、経過に問題がなかったとしても「ハイリスク妊婦」になります。

そのくらい、双子の妊娠というのは大変なもの。双子に安定期はないそうです。

普通の産院では受け入れてもらえず、総合病院へ転院した

私の場合、双子を妊娠していると分かった時点で、総合病院へ転院することになりました。

ちなみに最初に受診した産婦人科は、とても評判がよい病院だったんです。

でも、普通の産院では双子の出産は受け付けられないということで、地域で一番大きな総合病院(ハイリスク妊婦しか受診できない病院)へ転院することに。

▽里帰り出産はせずに自宅近くの病院を選ぶことになった経緯

妊娠の経過は良好だったけど、8か月目から管理入院をした

私は妊娠の経過が良好だったので、健診などでは特に何の問題もありませんでした。

でも双子妊娠ゆえに「ひたすら安静にすごす」という目的で、妊娠8か月目から管理入院をしました。

普通、経過が良好な妊婦さんなら、管理入院なんてしませんよね。産気づいてから入院するのが普通だと思います。

でも、管理入院は双子妊娠ではよくあることです。

理由は、双子妊娠の場合、妊娠8か月頃からとてもお腹が大きくなるから。

双子妊婦さんの妊娠8か月目のお腹のサイズは、一人の赤ちゃんを妊娠している場合の臨月と同じサイズだそうです。

その状態から更にお腹は多くなり2か月過ごすことになるので、とても体に負担がかかって早産になりやすくなります。

だから、安静に過ごして何とか元気な双子の赤ちゃんを出産するために、2か月入院することになりました。

最初は「2か月も入院なんて…」と思いましたが、私の場合は管理入院したからこそ無事出産できたといっても過言ではありません。

そのくらい、妊娠8か月頃からはお腹が大きくなって毎日辛かったです。

と、こんな感じで双子妊娠は普通の妊娠とは全然違います。妊娠が分かった時から、無事赤ちゃんが生まれるまで安静にするにこしたことはありません。

双子妊娠の場合、家族の理解・協力が一段と重要

と、以上のように双子の妊娠はとってもハード。

あなたが安静に過ごして、妊娠・出産に専念できるように家族の理解がとても大切になってきます。

でも、自分で説明するのはなかなか難しいですよね。だから、家族にも双子妊娠の本を読んでもらうと良いと思います。

双子の場合は、妊娠中に限らず出産後も家族の助けがとっても大切になってきますよ。

双子の赤ちゃんのお世話は一人の赤ちゃんのお世話より10倍大変と言われているんです…。

生まれる前は「なんで10倍?2倍じゃないの?」と思っていたんですが、実際に体験してみて分かりました。

何が一番大変かというと、双子の場合は二人が同時に寝てくれない限り、親が全くと言っていいほど休めないのです…。

普通はいくら赤ちゃんが寝てくれなくて辛くても、なんだかんだで細切れでも1日何時間も寝ますよね。だから親も細切れでも休憩できます。

でも、双子も場合は同時に寝てくれない限りは、休めないのが実際のところ。

そして、単純にお世話も2倍になるわけですが、疲れ切った体で2倍お世話するというのは、確かに10倍くらい大変でした。

▽双子育児の辛い時期を乗り切るために、やって良かったこと

***

ちなみに、私が読んだのは、この改訂版(2014年に改訂版がでています)より前のもの。

読みすぎてカバーがボロボロになったので、本体だけとっています。もう、子供たちも小学生になったので、ほとんど読むことはないけど、思い出の一冊として大切にしています。

最新版 双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児 (たまひよ新・基本シリーズ+α)

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2冊目は、お腹の中の赤ちゃんの成長が毎日分かる本

赤ちゃんが「今日はどんな風に成長したかな?」と知れる一冊

2冊目におすすめなのは、はじめての妊娠・出産安心マタニティブック―お腹の赤ちゃんの成長が毎日わかる!です。

安心マタニティブック

毎日、欠かさず読んだ本

この本は、双子妊娠の本ではありません。妊娠全般について書かれた本です。

でも普通の妊娠・出産本と違うのは、妊娠してから生まれるまで、一日ずつ赤ちゃんの成長の様子がのっていること。

他の本は週~月単位での説明ですが、この本は1日ずつ説明があります。

毎日、お腹の赤ちゃんを成長を想像できて楽しかった

私はこの本を購入してからは、毎日のように読んでいました。

  • 「今日は、身長がこのくらいになったんだな~」
  • 「今日は、体の〇〇ができたんだな~」

と、お腹の中の赤ちゃんを想像して過ごす時間は、とても楽しかったです。

妊娠中の体の変化に関するアドバイスがある

また、時期によって妊婦の体に起きる変化などにも書いてあります。本を読むことで「今はこういう時期なんだな」と知ることができました。

妊娠中って、体の変化が激しいから、過剰に心配になってしまうことが多いんですよね…。本を読んで情報収集することで、必要以上に心配にならずに済んだのは良かったです。

▽Amazonの商品紹介より引用

アメリカで100万部を突破した「The Pregnancy Journal」の日本版。妊娠した日から出産日まで、毎日の胎児の成長と母胎の変化、栄養アドバイス等を詳しく解説。日本では「週・月単位」で解説した妊娠出産本は多々あるが「日単位」は初めて。妊婦の不安や気がかりを解消し、安心して赤ちゃんを迎える心と体の準備できる一冊。
1~2日に1箇所、体調や気づいたことなど自由に書き込めるメモ欄付き。

メモ欄にマタニティ日記を記録できる

各ページの下部分にはメモ欄があり、日々の記録をつけられます。

私はこの本を読む前から、普通のノートに妊娠中の日記をつけていたので、結局このメモ欄は使いませんでした。

でも、もっと早くこの本に出会っていたら、メモ欄に日記をつけたかったな…と思いました。

本で体の変化・赤ちゃんの成長を知れるし、各ページ下には自分のマタニティ日記を残せる。後から見返したときに、良い思い出になると思ったんです。

この本には双子妊娠・育児については載っていません。双子妊娠について知りたい場合は、先に紹介したお本をおすすめします。

【補足】無料で読める妊娠本なら【ゼクシィBaby】

無料で読める妊娠~育児の情報誌には「ゼクシィBaby」があります。

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色んな体験談が載っていたり、雑誌感覚で気軽に読めるのでおすすめです。

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【こんな記事も書いています】

▽双子のつわりは重いの?すごく心配したけど、私の場合は軽かったです。

▽双子を妊娠し、8か月目からは管理入院しました。入院生活の様子と、準備したもののこと。

▽双子育児で役立ったものリスト。いらなかったものについても、記録。

▽双子の赤ちゃんを寝かしつける方法。双子の同時寝かしつけは、大変でした…。