千葉県富津市の金谷港から東京湾フェリーに乗ってきました。
フェリーは「車を運んでもらう船」というイメージですが、遊覧のみ(※車は運んでもらわない)でも利用することができます。
今回、子供をフェリーに乗せてあげたかっただけなので「遊覧割引運賃」が適用される乗り方で利用することに。
料金は1往復で、大人1,100円、子供550円でした。
ちょっとした観光にぴったりですよね。船からは素晴らしい大海原を楽しむことができて、とてもリフレッシュできました。
この記事では、東京湾フェリーに乗った感想をまとめています。
東京湾フェリーに乗ってきました
遊覧で利用してみた(一往復のみ、相手港には下船せず)
今回は遊覧のみのプランを利用しました。
私たちの場合は、金谷港から出発したので、相手港の久里浜港へ向かいますが、久里浜港では下船せず。久里浜港で20分ほど停泊し、その後また金谷港へ戻るという旅です。
一往復は約90分です。
以下、公式ホームページより抜粋
金谷港発(乗船)→約35分→久里浜港約20分停泊(下船不可)→約40分→金谷港着(下船)
久里浜港発(乗船)→約40分→金谷港約20分停泊(下船不可)→約35分→久里浜港着(下船)
遊覧のみの料金
相手港に下船しない、遊覧のみの場合は「遊覧割引運賃」が適用されます。一往復にかかる運賃は、
- 大人:1,100円
- 子供:550円
です。
子供は小学性以上が対象です。手ごろな値段で嬉しいです♪
【公式】東京湾フェリー(運賃・料金表)
遊覧利用の場合、駐車場代は無料
公式ホームページに駐車場代は600円と記載がありました。チケット売り場で駐車場代を支払おうとしたところ、係員さんから「遊覧を利用される場合は、駐車場代はかかりません」と嬉しい返答が!
ということで、遊覧利用者は駐車場代が無料です。
近くの観光施設は駐車場が激込みで長蛇の列になっている場合も多いので、無断駐車を減らすために、そういった料金設定をしているのかもしれません。
フェリー利用者には、ありがたいですね。
連休時の混雑状況
利用したのは11月下旬の3連休の中日。金谷港から出発して一往復しました。
混雑情報について調べてみると、土日祝日などは久里浜港から出発して千葉でゴルフを楽しむ方が多いらしく、朝と夕方の便は混雑することが多いそうです。(と、いっても遊覧利用で乗れないことは、まず無いそうです。)
私が利用したのは金谷港からですが「連休の中日ということで利用者が多いかもしれない…」と思い、空いていそうな昼の時間帯(13時15分発)に乗船したところ、ガラガラに空いていました。
遊覧利用だと、相手港(久里浜港)に到着後、次の出航までの20分間、船内で待機することになります。
周りを見渡すと、遊覧利用の方は少ないようで、ほとんどの方が下船されていました。2階の客室内に残っていたのは、我が家を含めて2組だけでした。
ちなみに、コロナの感染拡大防止のため、次の出航までの間に、売店の方が客室内のテーブル等の除菌作業をされていました。
11月に利用したときの気候
私たちが利用したのは、11月下旬。天気は晴れで最高気温は20度ほどでした。
海の上だし寒いかと思いきや、トレーナーや薄手のニットで十分なほどでした。強風が吹いていたけど、ほとんど寒くなかったです。
天気が良かったし、海からの照り返しがあるので暖かく感じたのかもしれません。この時期で、このくらいの気候だとすると、夏にテラス席を利用する場合は、結構暑いのかもしれないな~と思いました。
とはいえ、海風も強いですし、日によっては寒いと思います。上着を一枚持つことをおすすめします。
船酔い対策に。乗り物酔い止めメガネに救われた
我が家の子供たちは、わりと乗り物酔いをしやすいです。
フェリーは大型船なので揺れは少ない方だと思います。
でも、長男は、フェリーに乗れたのが嬉しくて強風のデッキを走り回っていたからか、船の揺れと相まって、酔ってしまいました。
こんなこともあろうかと、旅行時には持参している乗り物酔い止めメガネをかけさせて対応。10分くらいたつと、酔いがおさまってきて、一安心。
シトロエン(我が家で使っているのは、安い類似品ですが…)、やっぱりおすすめです。
▽乗り物酔い止めメガネを使った感想。子供も大人も使えます。
フェリー客室内の様子
レトロな座席がたまらない
こちらは2階客室内の座席の様子。レトロな感じが、たまりません。窓側席が人気で、埋まっていることも多かったですが、中央の席はガラガラでした。
ボックス席も多々あり、お弁当や売店で買った軽食を楽しんでいる方がたくさんいました。
売店で名物ソフトと横須賀海軍カリーパンを購入
2階客室内には売店があり、軽食やお土産を購入することができます。
千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」のグッズが充実していました。ちなみに、チーバくんは千葉県の地形がモチーフになっているそうです。
ここで、テレビでも特集されていた名物ソフトクリーム(350円)と横須賀カリーパン(220円)を購入しました。
ソフトクリームは評判通り、かなり濃厚なソフトクリームでおいしかったです。ソフトクリームはストロースプーンをもらって、みんなで分けて食べました。
カリーパンは「うーん、普通のカレーパンかな!?」という印象でした。でも、名前とパッケージがご当地感満載で旅気分を盛り上げてくれました。
記念スタンプ台あり
売店近くのテーブルには、乗船記念のスタンプもありました。スタンプ帳は200円で販売されています。
ちなみに、金谷港のチケット売り場近くにも金谷港の記念スタンプがあります。スタンプ集めている方は、そちらもおすすめです。
スタンプ台のそばには、フェリーの絵ハガキ(写真ハガキ?)もありますよ。
フェリー内のトイレ情報
1階客室内には男女別のトイレがあります。古さは感じますが、きちんと清掃されていました。
フェリー展望デッキの様子
デッキから眺める海は最高!
フェリーのデッキからは広い海が見渡せて、テンション上がりました。子供たちも大喜び♪風を感じながら眺める海は最高です。
船から鋸山の全景を眺めてみたり、船から出る泡(?)を眺めてみたり。
また、東京湾フェリーが渡るルートは、周りに船がたくさんいるので、行きかう船を眺めるのも楽しかったです。
ウミネコがたくさん見れた
東京湾フェリーに乗っていると、ウミネコがたくさん集まってきました。船旅って感じでいいですね。
フェリーでは定番の光景かもしれませんが、この様子を初めて見る子供たちは大喜びでした♪
エサやりをする方が増えてくると、次第に、すごい数のウミネコが集まってきました!直接、手からエサやりをしている方もいて大盛り上がり。
ペットも一緒に乗船できる
東京湾フェリーにはペットも乗船できます(無料)。大きなワンちゃんが、デッキにいてびっくりしました!
ケージに入れれば、客室も利用できるそうです。
【公式】東京湾フェリー ご乗船の手続き
感想(まとめ)
初めて利用した東京湾フェリー。なかなか船に乗る機会もないので、遊覧割引料金で気軽に乗船できるのは嬉しいです。
金谷港を出港して久里浜港へ到着までの40分間は、とても短く感じて、「え、もう着いたの?」という感じ。
フェリーなので船内は広く、デッキで海を眺めたり、客室でくつろいだり、売店で美味しいものを買ったりしていると、あっという間に時間が過ぎます。
久里浜港の近くには、くりはま花の国やペリー公園などの観光スポットがあります。もう少し暖かい季節になったら、またフェリーを利用して観光してみたいと思います。
以上、東京湾フェリーで遊覧を楽しんだ感想でした。
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