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小学生(低学年)男の子におすすめの本リスト/感想と本選びのポイント

教育(本・知育玩具など)

我が家には小学生(低学年)の男の子がいます。

小学生になると、絵本に加えて児童書を読むことが増えました。

少しずつ文字の量が多めの、長めのお話も楽しめるようになってきました。

でも、文章が多すぎると読むのが大変そうで、途中で読まなくなってしまうし、低学年の子供の本選びって難しいですよね…。

小学校低学年向けの本探しは、悩みました。

我が家は図書館が近いので、毎週何冊か借りて読んでいます。

子供が繰り返し読んでいるお気に入りの本を「おすすめの本」として紹介したいと思います。

本の紹介は

  • 子供が自分で選んで気に入った本
  • 親(私)が選んで、子供が気に入ってくれた本

の2つに分けています。

似たような本がたくさんある中で、子供に合った一冊を見つけるのは大変なもの。

「なぜ、その本を子供は好むのか?繰り返し読んでいるのか?」についても自分なりに考えてみました。

本選びのポイントとして、参考にしてもらえればと思います。

この記事で分かること
  • 小学生(低学年)におすすめの本が知りたい
  • 他の子はどんな本を読んでいるのか知りたい
  • 親目線で選んで、子供が気に入った本を知りたい
  • 10分読書にちょうどよい本が知りたい
  • 小学生男子向けの本選びのポイントを知りたい
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小学生の男の子におすすめの本(子供が自分で選んだ本)

まずは、子供が自分で選んで繰り返し読んでいる本について。

自分で図書館で見つけたり、お友達が読んでいるのを見て好きになった本です。

「ぎょうれつのできるシリーズ」少し長めの文章が低学年にぴったりの絵本

1冊目は、少し長めの絵本の紹介です。

子供たちは、ふくざわゆみこさんの「ぎょうれつのできる」シリーズが大好きです。

ふくざわゆみこさんの絵本は、絵がとてもかわいらしくて、詳細まで丁寧に描いてあるんですよね。かわいい動物さんの絵も低学年向けだし、ストーリーもほっこり優しい感じ。

でも、文章は少し長めです。

小学校に入って、少しずつ長めの文章に親しむようになった子供に、ぴったりの絵本だなぁと感じました。

ぎょうれつのできるシリーズ

ふくざわゆみこさんの絵本

「ぎょうれつのできる」シリーズは何冊か出ていますが、我が家の子供たちが一番好きなのはぎょうれつのできるすうぷやさんです。

くいしんぼうの動物たちが、おいしそうな匂いに誘われて進んでいくと、そこは魔女の家!

魔女の家といっても優しい魔女が住んでいて、おいしい&ほっこりするお話が進んでいきますよ♪

絵本ナビで数ページ試し読みができます。

▽絵本ナビ:ぎょうれつのできるすうぷやさん

「ほねほねザウルスシリーズ」子供が飽きない工夫がいっぱい

次は、ほねほねザウルスのシリーズ。ほねほねザウルスは、幼稚園年長さんから読み始めたのですが、小学生になった今も大好きで繰り返し読んでいる本です。

ほねほねザウルス

低学年にぴったり!ほねほねザウルス

ほねほねザウルスが友達と一緒に冒険して謎を解いていく…というストーリーなので、男の子にぴったりの内容。

冒険の旅を進んでいく中で、いくつかの困難が待ち構えているのですが、それらが

  • 迷路
  • 謎解き

という感じで出てきます。

「ただ読むだけ」じゃなくて「自分で考えて読み進めていく」仕掛けがさりげなく入っていて、よりお話に引き付けられるなぁと思いました。

文字と絵のバランスも低学年にちょうど良いので、初めて読む児童書としておすすめです。

※ほねほねザウルスは、文章多めのマンガのような本です。Amazonで試し読みができます。

ちなみに、口コミをチェックすると、小学校3~4年生まで楽しめそうです。ゾロリシリーズより巻数が少ないので、ささっと読めるのも児童書入門としてはちょうど良い印象です。

「かいけつゾロリシリーズ」男の子に人気の長編シリーズもの

最近、子供たちがはまっているのは「かいけつゾロリシリーズ」です。

図書館に行くとまずチェックしているし、お友達の間でも人気があるようです。特に男の子に人気があります。

絵と文字のバランスが小学校低学年の子にぴったり。

ゾロリシリーズは68巻まで出ています(記事作成時点)。

ゾロリが旅でいろんな問題を乗り越えていく姿が面白いんですよね。68巻まであるので、気に入ったらシリーズで楽しめるのも良いと思います。

好きな本が増えると、本を読むことへのハードルも下がりますしね。

「がまくんとかえるくん」読み聞かせ用としても定評がある絵本

「がまくんとかえるくん」シリーズは、教科書で読んだのがきっかけで大好きになったお話。

我が家の子供たちは、ハラハラ&ドキドキするようなストーリーや、とんち系のお話が大好き。「がまくんと、かえるくん」に夢中になり始めたとき、正直「なんで?」と思いました。

実際に私も読んでみて、理由が分かりました。がまくんと、かえるくんの二人の何気ないやりとりが、味があるし、心が温かくなるんです。

読み終えた後、「こんな二人、いいなぁ」と心地よい時間が流れる本です。

「がまくんと、かえるくん」シリーズは読み聞かせ用の絵本としても評価が高い本なので、親子で楽しむのもおすすめです。

「コんガらガっち」ピタゴラスイッチ好きな子におすすめの本

コんガらガっちは、普通の絵本とは一味違う本。ピタゴラスイッチのスタッフさんが作った本だそうです。

コんガらガっち(主人公)の進む道が分かれていて、どちらを進むかによってストリーが変わっていく…というもの。

子供たち「どっちに進む~?」とワイワイ話しながら自分でストーリーを作って楽しんでいます。

自分でお話を作る楽しさが味わえる本です。

ちなみに子供たちが通う小学校では、毎週、図書の時間があります。図書の時間のとき、人気でなかなか借りられないのがコんガらガっちだそう。

この本は、あれやこれやと友達・兄弟とお話を作り上げながら楽しむ絵本です。意外な道を選んでは、お互いにつっこみを入れたりして楽しそう!

コんガらガっちは、シリーズがたくさん出ています。

本が苦手な子が、本に触れる機会としても、良いかもしれません。

【参考記事】我が家の子供たちはピタゴラスイッチが大好きです!ピタゴラスイッチが好きな子に、おすすめの知育玩具について。

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小学生の男の子におすすめの本(親が選んだ本)

次は、私が選んだ本の中で、子供たちが繰り返し読んでいる本を紹介したいと思います。

定番の本や、親目線で子供に読んで欲しい本を探しました。

「一休さん」楽しんとんち話が載っている本

10分で読めるシリーズ(後述)で、一休さんが大好きになった子供たちに選んだ本です。

「一休さんのお話だけが、たくさん入った本はないかな~」と探して見つけたのがこちら。

意外と、一休さんだけのお話がまとめられた本は少ないんですよね。

一休さんのお話と言うと

  • はしをわたすべからず
  • びょうぶのとら

などが有名。この2話は10分読書の本や、昔話が寄せ集めになった本に載っていることが多いです。でも、いつも載っているのはこの2話なんですよね…。

もっと他の一休さんのお話も読みたいなぁと思っていました。

この本には一休さんのお話が9編入っています。

寺村輝夫さんの一休さんの本には「見ても見ぬふり」など他の絵本では読んだことのなかったお話も載っていて「これだ!」と思いました。

全部で9編のお話が入っていて、全部111ページ。小学校低学年向けの本としておすすめです。

「失敗図鑑」あきらめがちな子供に選んだ本

子供に「失敗してもいいから、もっと挑戦してごらん!」ということを伝えたくて選んだのが、失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!という本です。

この本は、私としては、とてもおすすめしたい一冊。

我が家の子供たちは、周りのお友達と自分を比べて、できないことを必要以上に気にしてしまいます。そして挑戦する前から「だって、できないもん」って怖気づいてしまうことも多いんです。

うちの子供たちの場合は、特に運動に対して特に苦手意識を持っています。(体育の授業の日は、嫌がって大変だったことも…)

勉強はテストの点が公表されることはありませんが、運動は「できるか、できないか」が見てすぐに分かるもの。だから、苦手意識を感じやすいのかもしれません…。

私が「今、できなくても、やってみようと頑張ることが大切なんだよ」と話しても、子供としては「できないから、やりたくない」という気持ちが強くて…。

ずっと、どうしたらいいかなぁと思っていました。

そんな時に見つけたのが失敗図鑑。

この本を通して「失敗してもいいんだよ~」ということが伝わればいいなと思って選びました。

読んでほしいけど、無理に進めるのもどうかな…と思ったので、そっと本棚において置いておくと、2人とも夢中になって読んでくれました。

絵が多いし、小学校低学年でも読みやすいみたいです。

読んだあと「ねぇ、ママ!失敗してもいいんだよ~。だって、失敗すると、それは失敗だった、ということを知れたんだから」と話してくれました。

「そうなのよ、そうなのよ、それを気づいてほしかったの!」と、嬉しいと同時にほっとしました。

後で私もじっくり読んでみたら、本の中に子供たちが話してくれたようなフレーズが載っていて。

私が何回話しても、うまく子供たちの心には届かなかったけど、失敗図鑑を通して伝わってくれたので良かったです。

失敗図鑑は子供向けの本ですが、大人にもぜひ読んでもらいたい一冊。私も元気がでました!

「学校では教えてくれない大切なこと8 時間の使い方」子供をせかす毎日を変えたくて選んだ本

毎日、朝起きたときから「早くご飯たべなさい」「早く着替えなさい」と、子供をせかす毎日。

学校から帰ってきたら「早く宿題しなさい」「早く寝なさい」と子供が寝るまで、まくしたてています。

「時間を効率的に使ってほしいな~」「自分で時間を意識してほしいな~」と思い教えますが、なかなか伝わらないんですよね。

そんなときに見つけたのが、学校では教えてくれない大切なこと 8 時間の使い方

この本はマンガ仕立てになっているので、低学年の子供でもサクサク読めます。

親も日々教えているけど、本から学ぶと、また違った気づきもあると思うんですよね。

ただ、すぐに実行できるかというと話は別。実行するって、子供に限らず大人でも難しいですもん(汗)

でも、この本を通して様々な切り口で時間の大切さを学べたのは、良かったと思っています。

▽親が口うるさく伝えるより、本の方が伝わりやすいみたい…。Amazonで試し読みができます。

「泣けるいきもの図鑑」動物の意外な姿を知って興味が増した本

動物が好きで、よく動物の番組を見ている子供たち。

動物の本の中で、繰り返し読んでいる本が、泣けるいきもの図鑑です。

一般的な動物の本は図鑑のようなものが多くて「この動物は、こんな暮らしをしている」とつらつらと説明しているものが多いんです。

でも、泣けるいきもの図鑑は「泣ける」と本タイトルにもあるように、切り口が違うのが特徴的です。

人付き合いにおいても「相手のちょっと意外な部分」を知ると、相手に親近感が増したり、そこがイメージに強く残ったりしますよね。

泣けるいきもの図鑑は、まさしくそんな感情に訴えてくる切り口で、動物が紹介されています。ただ図鑑を読んでいるより圧倒的に面白いです♪

「もののしくみ大図鑑」なぜ?を繰り返す子供にぴったりの本。プレゼントにも!

小学生になると、以前よりも「モノの仕組み」について知りたがるようになりました。

  • エレベーターはどうやって動くの?
  • 電子レンジではなぜ温められるの?
  • クレジットカードは、お金の代わりになるの?

などなど。日々、色んな疑問が出てくるようです。

そんな子供たちに選んだのがもののしくみ大図鑑です。

この本では、

  • 家の中
  • まち
  • 遊びと自然
  • 乗り物

という分類で、250種類のモノの仕組みを学べるようになっています。

絵が多いから子供でも感覚的に分かりやすいです。

説明の仕方も、難しすぎず、でも簡単すぎずでバランスが良いです。低学年向けの「なぜ?」を解説する本としてぴったりだと思いました。

この本は図鑑なのでパラパラめくりながら、長く親しめるのも良いなと思っています。プレゼントとしてもおすすめ。

「10分で読める とんち・わらい話」親子読書におすすめの本

学校で「親子読書」という宿題があって選んだ本です。親子読書の週は毎日子供と一緒に本を読んで感想をまとめます。

子供たちの通う小学校の場合、親子読書の本はマンガ以外なら何でも良いことになっています。

ただ、子供たちの宿題は親子読書以外にも国語や算数もあります。親子読書用に長い本を選んでしまうと、子供が嫌がって読書を楽しめなさそう…と思ったので、気軽に読めそうなものを私が選びました。

サクッと読めて、起承転結があって、おもしろそうなもの」という視点で選びました。

選んだのは10分で読めるとんち・わらい話

親子読書をするにあたり、グリム童話の小学生向けの本も選んだのですが、そちらは子供たちがあまり興味を持たず、こちらばかり読んでいます。

この本に収録されているのは全11作品。

一休さんや吉四六(きっちょむ)さんなどの「とんち名人」のお話が詰まっています。でも、日本のお話だけではなくて、世界のお話が入っているのも良いなぁと思いました。

かわいい挿絵と文章のバランスが良いのも良かったです。

調べてみると「10分で読める」お話がつまった本は、たくさんあるようですね。

例えば小学校1年生向けの子に人気の本には、10分で読めるお話一年生があります。

子供の学年に合わせて絵本を選ぶのはけっこう大変なもの。学年別におすすめのお話がまとめられた本があると助かりますね。

「ドラえもん人物日本の歴史シリーズ」初めて読む歴史マンガにおすすめ

ドラえもん人物日本の歴史はマンガの歴史本です。歴史マンガの中で、みんなが疑問に思うところにドラえもんの解説が入っている本です。

どらえもん歴史マンガ

少しずつ買い足してます

歴史マンガは角川のまんが学習などもありますが、うちの子供たちは

  • ドラえもんが好き
  • ドラえもん人物日本の歴史シリーズの口コミが良かった

ということで、ドラえもん人物日本の歴史の方を用意しました。

図書館で他の歴史マンガも何冊か読み比べてみたんですが、ドラえもん人物日本の歴史のお話は、以下の点が気に入っています。

  • 話の展開の仕方が丁寧で分かりやすい
  • 補足説明がしっかりしている
  • 初めて歴史に触れる子供でも理解しやすい描写
  • 戦のシーンなどで、過激すぎる描写がない(子供が怖がらないレベル)
ドラえもん歴史マンガ

豊臣秀吉の歴史マンガ

歴史のマンガは、作者によっては「え、ここの展開早すぎじゃない?」と思うようなことがあったり「戦のシーン、残酷すぎる描写があって見ているのが辛い…」ということもあるんですよね。

でも、ドラえもんシリーズの場合は、初めて歴史について触れる子供でも理解しやすい言葉で描かれているし、分かりづらい部分には補足でドラえもんと伸びたの会話形式の説明が入っています。

そして小学生には刺激が強そうな残酷な描写がないのも良いです。

歴史の学び直しをしたい大人にもぴったりの本だと感じました。

私も子供たちと一緒に読んでいますが「歴史の教科書より、マンガで学んだ方が面白いな~」と感じています。

学生時代にこの本に出会いたかったなというのが、正直な感想です。(そうしたら、もっと歴史が好きになっていただろうに…!)

ドラえもん歴史マンガ

全巻揃えたいな…!

ドラえもんの人物日本の歴史は、シリーズになっているので、少しずつ、買い集めています。

今はまだ小学生ですが、中学生・高校生になってからも長く読めるのも、いいなぁと思っています。

以上、小学校低学年の子におすすめの本でした。これからも、たくさんの本を楽しんでほしいなと思います。

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