我が家には一卵性双子の男の子がいます。子供たちは、もうすぐ10歳。
振り返ってみると本当に早いんですが、初めての育児なので、毎日かなりドタバタした日々を積み重ねてきた感じです。
私は当時、子供たちが寝てから他の双子ママのブログを読むのを、とーっても楽しみにしていました。「みんな、こんな風に過ごしているんだなー」ってうなずいたり、安心したり、時には涙したり。
そして、私も子供たちが3歳くらいになるまで、育児日記をつけていました。コツコツつけた育児日記、せっかくなのでブログに少しまとめてみようかな、と思ってこの記事を書いています。
当時、私が他のママさんの育児日記を見て励まされたように、私の育児日記が誰かのお役に立てればいいなぁ…と思っています。
双子0歳0か月の成長記録
出産後、10日目に退院して自宅に戻った
私は妊娠8か月から管理入院をして、37週で子供たちを出産しました。
私が出産した病院の場合、双子出産の場合は10日目に退院と決まっていました。
ただ、子供たちの体重が順調に増えていることが条件。我が家の子供たちは、あまり順調に体重が増えなかったんですよね(汗)
看護師さんから毎日のように「もっと、どんどんミルク飲ませて!体重を増やさないと!」と言われ、軽くナーバスになっていた記憶が…。
たくさん飲ませてあげたいけど、あまり飲まない子供たち。(飲むのかゆっくりなだけかも!?)
でも、病院のスケジュールでは授乳の時間が決まっいるから、時間通りに飲み終わらせないとダメで焦る焦る…。しかも私の場合は双子だから、決められた時間内に2人に授乳する必要があるわけです。
「早くどんどん飲んでー」と焦りながら、子供たちに頑張ってミルクを飲ませたのを覚えています。(夜中とか、辛すぎて泣きそうになりました)
でも退院数日前に、次男は体重の増え方が悪いので長男だけ私と一緒に退院することになるかも…という話も出てしまい、がっかり。でも、結果的には次男の体重も無事増えて、3人揃って退院できました。
我が家には車が無いので、タクシーで自宅へ。
夫、母、私、子供たちの5人でタクシーに乗り自宅へ帰るときは、とてもドキドキしたのを覚えています。
子供たちにとっては初めての自宅、私にとっては2か月以上管理入院していたので、久々の自宅。家につくと「あー、帰ってきたんだなぁ」とようやくホッとしました。
次男の鼻詰まりが酷くて、夜に救急へ駆け込む
退院して3日後から少しずつ鼻づまりが酷くなった次男。6日目には、鼻づまりが悪化してしまい、フガフガして苦しそうな状況に。
大人だったら鼻づまりが酷くても、口呼吸できますよね。でも、生まれたての赤ちゃんは口呼吸ができないんです。だから、鼻詰まりは赤ちゃんにとって大変なことみたいです(汗)
次男の呼吸数が増えてきて苦しそうなので、出産した総合病院の夜間診療を受診。鼻からチューブを入れられて、鼻掃除をされました。
すると、鼻が通り呼吸がラクになったようで、あっという間にすやすや眠ってしまいました。先生や看護師さんからは、綿棒を使ってしっかり手入れをした方が良いとアドバイスを受けました。
でも、赤ちゃんの鼻に綿棒入れて手入れをするって、なかなかハードルが高くて(汗)動くから、本当に危ない…!(市販の鼻水吸い取り器は、新生児の鼻にはサイズが合わない。しかも双子だから普通の新生児より小さめですしね。)
でも、また鼻づまりが酷くなって病院を受診することになったら大変なので、できる範囲で鼻掃除をすることに。結局、次男の鼻づまりが完治するまで、何か月もかかりました。
ちなみに、病院を受診したのはインフルエンザの流行る時期。先生から「こんな小さな生まれたての子、病院に連れてきてインフルエンザがうつったら大変よー。できるだけ、家の中から出さないこと!」とアドバイスを受けました。
今回は、待ち時間も短かったし、何か病気をもらわずに受診できて、ほんと良かったなぁと思いました。赤ちゃん連れの外出、なかなかハードルが高いです。
ミルクの吐き戻しが原因で、耳に湿疹ができる
次男の右耳に湿疹が出来てしまいました。耳たぶに謎の黄色いかさぶたが出来たんです。
育児本で調べると「赤ちゃんには脂漏性湿疹という黄色い湿疹ができやすい」とあったので、それなのかなぁ…と。
とりあえず、耳を濡れたガーゼで拭いてあげてみたものの、翌日には耳の穴の中まで湿疹が広がっていてびっくり!耳の穴には、白い水泡みたいなものが出ていました。
「聴力に影響しちゃったらどうしよう」と心配にもなり、早速、出産した総合病院の新生児科を受診。
実は、次男は生まれてすぐの聴力検査で片方の耳の結果が悪く、再検査の予定になっていたんです。今回湿疹が出たのは、聴力検査で再検査になったのとは別の耳。健康な耳にも、何か影響があったら大変…と、とても心配しました。
湿疹は、ミルクの吐き戻しが耳の方に流れてしまって細菌感染したのが原因と判明。
入院中に「ゲップがうまくでないときは、右を下にして寝かせると良い」と看護師さんから教えてもらったので、退院後もいつも右向きに寝かせていたんです。
どうやらゲップではき戻したミルクが耳元に伝って、不潔になっていたらしい…。
顔の下に引くタオルは毎日交換していましたが、耳周りは入浴時にも洗っていなかったな…と反省。まさか、耳の周りがそんなに汚れていると気づかなかったので、びっくり。
ミルクの吐き戻し、注意ですね。
ちなみに長男は自分で首の向きを変えられるので、次男のような湿疹は出ませんでした。
耳の湿疹は、ゲンタシン軟膏を処方され1日3回塗っていたら1週間程度できれいに治りました。また、外耳の炎症は聴力には影響しないと教えてもらい、一安心。
生まれて1か月もたたないうちに、2度も病院を受診することになりバタバタの日々でした。
私は2か月の管理入院生活で、すっかり足腰が弱っていた
私は双子を無事出産するため、妊娠8か月から2か月ほど管理入院をしました。入院中はひたすら安静にして、お腹に負担をかけないようにしていたので、一日中ベッドの上。
歩くのはトイレと入浴くらいでした。ちなみに、起き上がるのも電動ベッドを使ってです。(腹筋を使うと、お腹に負担がかかって早産のリスクが高まるから)
もう、ほんと体力が落ちてしまって自宅に戻ってから大変でした。我が家は和室に布団を敷いて寝ているんですが、自力で起き上がれないんですよ…。
それまでは電動ベッドの力を借りていたので。すっかり腹筋が落ちていて。
すごく気合いれて「よいしょ!!」と頑張らないと起き上がれない(泣)そして、トイレに座るのさえ足の筋肉が落ちているから辛くて。膝がグラグラしました。(病院の洋式トイレは自宅より高さがあったので、座りやすかった)
自分の体力はすっかり落ちて、日常的な動作もままならない状態で始まった双子育児。とてもとても大変でした。
母と義母が交代しながら手伝いに来てくれて、何とか乗り切れました。本当に本当に感謝です。
以上、双子が生まれて0か月の成長記録でした。
【双子の成長記録:1か月】ドキドキの1か月検診と双子の生活リズムに悩む日々
【こんな記事も書いています】