11月初旬に鋸山へ行ってきました。鋸山の散策コースはいくつかありますが、今回はロープウェーを利用して頂上からの絶景を楽しんだあと、日本寺の百尺観音~地獄覗きを楽しむコースルートで周りました。
晴れた日だったので、鋸南のきれいな海が見渡せました。
鋸山ロープウェイで登山するコースは初心者におすすめです。
鋸山ロープウェー基本情報
アクセス
鋸山ロープウェイは車の場合、富津館山道路 富津・金谷ICから国道127号線を館山方向へ約5分のところにあります。
〒299-1861
千葉県富津市金谷4052-1
鋸山ロープウェー株式会社
TEL:0439 – 69 – 2314
FAX:0439 – 29 – 7722
受付時間 / 9:00 ~ 17:00
▽詳細は【公式HP】鋸山ロープウェーをどうぞ。
駐車場の混雑状況
鋸山ロープウェイには無料の駐車場があり、約200台停められます。ただ、注意したいのは時期によって非常に混むということ。行楽シーズンは、鋸山ロープウェイの駐車場へ向かう道が渋滞になっていました。
行楽シーズンの場合は、一般道から鋸山の駐車場に入るまで20~30分くらい待ったこともあります。
普通の土日に何度か行ったことがありますが、そのときは、満車のことも多いけど、渋滞にはなってないくらいの混み具合でした。オープンと同時に向かう方も多いようなので、時間を読むのが難しいですね。
ちなみに、11月初めの3連休に訪れたときは、午後2時くらいに行ったら待ち時間ゼロで駐車場へ入れました。秋や冬は、午後4時くらいになると暗くなり始めるので、14時くらいには空き始めるのかもしれません。
当日のお天気や、日の入り時間を考慮して向かうとよいと思います。
鋸山ロープウェーの料金
鋸山ロープウェーは、大人(12歳以上)は片道500円、往復950円。子供(6歳以上)は片道250円、往復450円です。団体の場合は、割引もあります。
※詳細や最新の情報については、公式ホームページで確認お願いします。
購入の仕方
建物に入ると、左側に切符売り場、中央に乗車待ちの列、右側に売店があります。まずは、左側の切符売り場へ向かいましょう。割引券などある方は、忘れずに用意しておくといいです。切符を買ったら、乗車待ちの列に並びます。
私たちが行ったとき、ロープウェーは15分間隔で運行されていました。
鋸山におすすめの服装
鋸山はそんなに高い山ではないので、普通の服装で大丈夫です。周りの方を見てみても、登山ウェアを着て登っているような方は見かけませんでした。みなさん、普通のズボンとTシャツといったようなラフな格好でした。
女性ではヒール付きの靴や、スカートの方もいましたが、階段も多いし、ズボン+スニーカーがおすすめです。
鋸山を登るときは、動きやすい服装であれば十分です。
鋸山ロープウェーに乗った感想
ロープウェーは4分間の空の旅!絶景が見れました
私たちが行ったときは15分間隔で運行されていました。
ロープウェーは通常は15分間隔。混み具合に応じて 5分~ 10分間隔になるそうです。
ロープウェーに乗るなら、おすすめは海側の窓付近。山を登りながら、鋸南のキレイな海の景色が楽しめます。みんなそのエリアを狙うので、早々にうまってしまうんですけどね…。もし早いタイミングで乗れたら、ぜひ海が見える窓の近くを狙ってみてください。
ロープウェーは基本的には立ち乗りですが、2席ほどはベンチタイプの椅子もありました。
ロープウェーは子供と一緒でもラクラク登山を楽しめる♪
鋸山に登るルートはロープウェー以外にもありますが、小さな子連れの場合は、ロープウェーを利用するのが圧倒的にラクです。
今回は小学生と一緒に行ったので、大仏様の近くの駐車場に停めて登山しても大丈夫だけど、幼稚園児くらいの小さな子供と一緒の場合はロープウェーをおすすめします。
小さい子は、身長が低くて歩幅も小さいから、山登りはとても大変(汗)
階段もきれいに舗装されているわけでは無いし、山道は岩でごつごつ、そして斜めになっていて滑りやすかったり。3歳くらいの時に子供を連れてきたとき、とっても大変でした。大人の足では5分くらいの道に20~30分かかりました。
ロープウェーなら子連れでも気軽に山登りできるので、とってもおすすめです。
足の悪い方も、ロープウェーを使えば簡単に山頂まで登るのでおすすめ。大仏様方面から頂上に登るのは、だいぶ大変です。
【関連記事】大仏広場~千五百羅漢道を散策したときの記録。こちらは、階段の連続です!
頂上からの絶景!!
11月初旬に山頂の展望スポットから撮影した写真です。晴れていたので、山頂では心地よい風を感じながら、きれいな景色が楽しめました。
山頂からは海と街が一望できました。山の木々も紅葉はほとんどしておらず、青々としていました。ただ、台風の影響で多くの木がなぎ倒されたようになっていって、自然の力に、ただただ驚かされました。すごく風が強かったんでしょうね…。
すっきりと晴れた日には富士山がきれいに見えるそうです!私たちが行った日も晴れていたけど、見れなかったのが残念…!次回は見れるといいな~。
鋸山の紅葉はいつ?
11月初旬は紅葉はしていませんでした
今回、鋸山へ行ったのは11月初旬。ほとんど紅葉はしていませんでした。まだまだ青々とした景色が楽しめました。紅葉には早いからか、三連休でもそんなに混んでいませんでした。
日本寺のエリアへ行った感想
地獄覗きと百尺観音が素晴らしい!
山頂からの景色を楽しんだあとは、いざ、日本寺のエリアへ。日本寺を拝観するためには、ロープウェイの費用の他に、日本寺の拝観料がかかります。大人600円、小人400円です。
▽詳細については【公式HP】日本寺をどうぞ。
百尺観音~地獄のぞきのルートで歩きました
今回は、ロープウェイの方から向かったので、西口管理所で拝観料を払って日本寺エリアへ。日本寺エリアはとても広いです。今回は百尺観音様をみてから、地獄のぞきを楽しむルートで観光しました。
11月初旬で、気温は晴れていても20度程度。山道を登ってもそんなに汗をかくこともなく、山登りにはぴったりでした。
西口管理所(チケット売り場)から百尺観音までは徒歩5分くらいです。ゆったり景色を楽しんだり、写真を撮りながら進んだので、10分くらいかかりました。
百尺観音への道は階段も広め&なだらかで歩きやすいです。舗装されていない山道もそんなにでこぼこのところはないので、子連れにもぴったり。
百尺観音は、とーっても大きいです。切り立った岩肌をバックに大きな観音様。見ごたえがあります。ここは日が当たらないせいか(時間帯によるのかもしれませんが)、他のエリアより少し涼しくて、空気も凛とした感じ。
ひんやりとした澄んだ空気の中でのお参り。ベンチがあるので、ゆっくり観音様を眺めることもできます。
地獄のぞきを見上げた様子
観音様の左手奥を見上げると、有名な地獄覗きが見えます。空の青さと、切り立った岩肌。
絵になりますね~。地獄覗きは、実際に自分で登っているときより、ここから見上げたときの方が、よりリアルに怖さを感じられる気がします…。
地獄のぞきで写真を撮るときのコツ
この後、地獄覗きのスポットに行ったんですが、上から写真を撮ると、どうも高さが伝わりづらくて…。「切り立った斜面に来たよ~!」感を出したいなら、同行者の方に上から写真を撮ってもらうより、横から写真を撮ってもらった方がいいと思います。
地獄覗きに行く途中のところに、休憩所があるのですが、そこの2階から写真を撮るとうまく撮れるようです。
鋸山のトイレ情報
鋸山にはトイレがありますが、日本寺の管理所で頂いたパンフレットの地図には載っていないトイレを見つけましたのでシェアしたいと思います。
私が見つけたトイレは、日本寺の西口管理所のすぐ近くにあるトイレです。
山頂から降りている途中に「子供がトイレに行きたい!!」とモジモジしだして、大騒ぎ。
パンフレットで確認すると日本寺のエリアでトイレがあるのは東口管理所のところのみ。または、ロープウェイの山頂駅まで戻らなければなりません。
これでは間に合わない…と思い、西口管理所で質問してみると「この裏にトイレあるよ~」と教えていただき、とっても助かりました。
ただ、ここのトイレはとても簡易的なものでした。男女別にはなっています。帰りもロープウェイに乗る方は、山頂駅にもトイレがあるので、そちらを利用されることをおすすめします。
鋸山の売店について
焼きたてのお団子が嬉しい
ロープウエイの頂上駅には売店があります。そこでは、焼きたてのお団子を楽しむことが出来ます。
ロープウェイの待ち時間にどうぞ。値段は一律ですが(確か1本300円でした)、お団子の種類(色・材料が違う)とたれを選ぶことができます。
山登りで疲れた後に食べたお団子、とてもおいしかったです。
以上、秋の鋸山を楽しんだレポートでした。
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