千葉県富津市の燈籠坂大師堂と、手掘りの切り通しトンネルへ行ってきました。とても幻想的な観光スポットだったので、記録しておきたいと思います。
燈籠坂大師堂と、手掘りの切り通しトンネルへ行ってきました!
駐車場
燈籠坂大師堂は、道路沿いに大きな鳥居がありますので、すぐに見つけられると思います。
鳥居をくぐったら、すぐ右手にある駐車場に車を停めましょう。手掘りの切り通しトンネルと、燈籠坂大師堂へは徒歩で向かいます。
駐車場からすぐですよ!
手掘りの切り通しトンネルへ
駐車場のすぐ側に、真っ暗なトンネルがあります。最初は、これが手掘りの切り通しトンネルなのかと思ってしまうのですが、このトンネルではありません。このトンネルの上は、JR内房線が通っているとのこと。
トンネルは昼間でも真っ暗で入るのをためらうほどですが、距離は短いです。トンネルを通り抜ければ、すぐに手掘りの切り通しトンネルが見える場所に出ます。
切り通しトンネルは、燈籠坂大師堂へと続く参道です。
燈籠坂大師堂と手掘りの切り通しトンネルは、数年前からインスタ映えのスポットとして人気を集め、休日には観光客の出入りも多いようです。周辺には「住宅地なので、静かに観光しましょう」と言った旨の看板が立てられていました。
手掘りの切り通しトンネルの歴史
手掘りの切り通しトンネルは、明治から大正時代に手掘りされたもの。尾根の形の関係上、上り下りするのが急で大変だったため掘られたようです。
現在の切り通しトンネルは、さらに昭和初期に住民により切り下げ工事を行ってできた形です。切り下げ工事は、近くの鋸山の石切の技法が用いられたとのこと。トンネルの高さは10メートルです。
▽画像は富津市公式ホームページよりお借りしました
晴れた日の観光がおすすめ。インスタ映えの写真が撮れる!
私たちが訪れたのは、晴れた日。木漏れ日やトンネル前方から差し込む光がとってもキレイでした。夏だけど涼しい風が吹き抜けて、幻想的な雰囲気でした。この心地よい風、沖縄のフクギ並木で感じた風と似ているなぁ~と思ったり。
でも、佇まいは沖縄のガイドブックで見た「斎場御獄(せーふぁーうたき)」だなぁと思ったり。
切り通しトンネルは、実際に行ってみると、写真で見るよりはるかに大きなスケール感でした。切り通した部分と、トンネル部分を合わせると、なんと100メートルほどあるそうです!
切り通しトンネルは、光が差し込む様子がとてもきれいです。できれば、晴れた日に観光されることをおすすめします。幻想的なインスタ映え写真が撮れます。
また、写真も良いですが、動画で撮影するのもおすすめ。
私が撮影担当で、家族がトンネルを進んでいく様子を撮影してみました。動画だと、トンネルの距離感もよく分かるし、トンネルに差し込む光の感じ、「声が響くね~」と話しながら進む様子が撮れました。
切り開かれた岩肌には、声がとても響いてびっくりしました。(だから、静かに観光するように看板が出ているのかもしれませんね)
バイクで訪れた方もいらっしゃったのですが、バイクと切り通しトンネルとのコンビネーションを一生懸命、撮影されていました。どうやら、バイクで訪れる方も多い観光スポットのようですね。
燈籠坂大師堂へ
切り通しトンネルを通ると、燈籠坂大師堂への参道が左側にあります。
ここから燈籠坂大師へは徒歩5分くらい。一見、長い階段が続いているように見えますが、そんなに遠くありません。
途中、参道は二手に分かれていました。階段の男坂、ゆるい坂道が続く女坂に分かれています。
私たちは男坂で登り、参拝後は女坂で帰ってきました。男坂は階段の道ですが、段数は多くないのでご心配なく!(登る時間は1~2分です)
燈籠坂大師堂からは、海が見渡せました。
この辺りは自然が多く残っており、トカゲやたくさんの虫を見かけました。山肌からは、どんぐりがコロコロと転がってきたり。なんだかトトロの世界にいるような気持ちに、ふっとなりました。
▽アクセスなど詳細は以下の公式ホームページをどうぞ。
以上、千葉富津市の燈籠坂大師堂と手掘りの切り通しトンネルへ行った感想でした。
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