我が家の小学6年生男子(双子)が大好きな本を紹介します。毎日1~2時間は読書をし、月に20~30冊は読んでいます。
そんな本好きの子供たちに人気の、おすすめの本を
- 小説
- 学習系(堅苦しくなく、楽しく読めるもの)
に分けて紹介します。
小学6年生の男子におすすめの本(小説)
ぼくらの七日間戦争(ぼくらシリーズ)

6年生になってから読んだ本で、一番好きなのは「ぼくらの七日間戦争」で有名な「ぼくらシリーズ」。
図書館で20冊ほど借りて読み漁ってました。ぼくらシリーズは冊数が多いため、特に子供が好きな3冊を紹介します。
「ぼくらシリーズ」は角川つばさ文庫のものが挿絵が多く小学生でも読みやすいです。
ぼくらの七日間戦争

一番好きなのが「ぼくらの七日間戦争」
中学生の男子が廃墟になった工場に立てこもって、大人たちに反乱を起こす話です。
中学生男子が、奇想天外な作戦やいたずらを考えて実行する姿が面白くて、あっという間に1冊読み上げてしまいました。ぼくらシリーズを初めて読むなら、まずは「ぼくらの七日間戦争」がおすすめです。
ぼくらの学校戦争
子供が2番目に好きなのが「ぼくらの学校戦争」
七日間戦争の主人公は中学生でしたが、新たな仲間として小学生が加わります。麻薬栽培をしている大人たちを相手に、少年たちが廃校を拠点にして戦う…というストーリー。
小学生の発想は、今までの主人公である中学生が思いつかなかったようなものもあるので、意外な展開が!?
ぼくらの大脱走

3番目に好きなのが「ぼくらの大脱走」
主人公の「ぼくら」が成長して中学生から高校生になってからのお話です。中学校時代の友達が施設に入れられて危険な状況にあることを知って、助けに行く仲間たち。
少し成長した主人公たちが、それぞれの特技を生かして友達を助け出す姿にハラハラ&ドキドキでした。
クラスメイト三谷麻衣が、監獄のような施設で殺される!? 親に見捨てられた子どもが、無人島に作られた施設に入れられ、拳銃を持った殺人犯の島で殺されても、
引用:Amazon
警察に知られることもない!? ぼくらは新たな仲間と、捕らわれた16人の少年少女を救い、恐怖の島からの脱出を計画する! 秘策は、強力下剤を使った爆笑いたずら!? 恋とスリルの大人気ぼくらシリーズ第24弾!
5分後に意外な結末
普段読書をしないお子さんでも読みやすいのが「5分後に意外な結末」シリーズ。
5分でサクっと読めるのに、起承転結があって面白いです。
必ず涙する愛の物語、戦慄のゾンビホラー、一夜のサスペンス。たった5分で読めて、あっと驚く結末。累計430万部突破の超人気シリーズ。今作はさらなる仕掛けを用意。一話一話のドンデン返しに加え、一冊のなかでも驚きが!!家族みんなで楽しめる、日常をリフレッシュさせる選りすぐりの50編を収録!
引用:楽天ブックス
ちなみに、このシリーズには「5秒後に意外な結末」もあります。我が家の子供たちは、小学5年生の時にこちらを好んでいました。読書が苦手なお子さんの場合は、「5秒後に意外な結末」の方が読みやすいかも。
ローワンと魔法の地図(リンの谷のローワン)
「デルトラ・クエスト」の著者、エミリー・ロッダの作品。
子供たちは小学3年生の頃にデルトラ・クエストに夢中になりました。6年生になってからは「ローワン」シリーズに夢中です。
▽【参考】小学3年生男子におすすめの本
エミリー・ロッダは「ローワンと魔法の地図 」で1993年度オーストラリア最優秀児童図書賞を受賞しています。
魔の山から流れていた川が、枯れてしまった。
引用:楽天ブックス
原因をつきとめるため、7人の勇者が山へ向かったが、そこには……。
スリルあふれる冒険ファンタジー!
エミリー・ロッダの作品は冒険小説が好きなお子さんにおすすめ。
私も読みましたが大人が読んでも楽しいです。長編で文字が多めなので、普段からよく読書をするお子さんにおすすめ。
※記事作成時点では、Amazon、楽天ブックスのどちらも1巻の「ローワンと魔法の地図」が在庫切れになっているので、同シリーズの在庫がある本のリンクを貼っています。
小学6年生の男子におすすめの本(学習)
空想科学読本
理科好きな子におすすめの本が、「空想化科学読本」。
マンガやアニメの世界で描かれる現象を科学的な視点から考えてみる本です。
アニメなどでは現実の世界では到底おこりえないことが起こったり成り立ったりしますよね。それを科学的に紐解いていくと、どういう結果になるのかを解説しています。
具体的には「ドラえもんのタケコプターがあれば、本当に空を飛ぶことができるのか?」など。
科学の本は一般的に小学生には取っ付きづらいもの。でも、ネタがアニメやマンガの世界のものゆえ、小学生でも理解しやすいのがGOOD。
次男は学校の図書室で見つけて大好きになり、シリーズを何度も借りて読み込んでました。
マンガやアニメの世界で描かれる現象を科学的に解明! 1996年の刊行開始以来、検証し続けてきた1000以上にもわたる題材を厳選し、大幅な加筆修正のうえ収録。2016年に刊行された『空想科学読本17』から6年の時を経て、「空想科学読本」「ジュニア空想科学読本」シリーズ著者による、待望の新シリーズが始動!
引用:楽天ブックス
理科と算数で検証したら、わかってしまった昔話の真実 世界のお話編

先述の本と同じ著者、柳田理科雄さんの本です。
子供向けのお話には「実際には、こんなことありえないよね!?」という話の展開が多々ありますが、それを小学生が習う理科と算数のみで検証してみたという本。
考え方の切り口がユニークで面白い!子供向けのファンタジーを、ファンタジーで終わらせず実際に検証してみるという過程が斬新です。
小学6年生になると、小学校で習う範囲もほぼ習得しているので時期的にもちょうど良いです。「日本のお話編」と「世界のお話編」の2冊あります。
ドラえもん社会ワールド 政治のしくみ

小学6年生になり、社会で政治を習ったときに用意したのが「ドラえもん社会ワールド 政治のしくみ」。
政治は子供にとっては小難しくて、あまり身近ではないものだと思います。
でも、暮らしに大きく関わってくるものだし勉強のハードルを下げて楽しく学べたらいいな~と思い、ドラえもんのシリーズを選びました。
ちょうど選挙の時期だったのもあり、投票所へ子供も連れて行ったら選挙を身近に感じたみたい。以降、選挙カーやポスターを見るたびに選挙のことが話題に上がるようになりました。
お堅いネタも、ドラえもんで学べば身近に感じられるのが良いですね。
小・中学校の社会科教科書の内容に準拠しながら、地域の暮らしや身近な所にもある政治のしくみ、選挙制度のこと、世界のいろいろな政治の形や歴史など、政治に関する様々なテーマをわかりやすく解説します。国会だけでなく身近な地方自治などもとりあげ、読者に政治を身近に感じてもらえるような視点をこころがけていきます。
引用:楽天ブックス
おもしろ謎解き『縄文』のヒミツ: 1万3000年続いたオドロキの歴史

社会で習う縄文時代を楽しく学べる一冊。「図解まんが」なので、サクサク読めます。
歴史好きの主人公たちが、縄文研究の「プロ」に話を聞きながら、土偶の新しい見方や縄文時代の様々なヒミツを学んでいくストーリー。
小学校高学年になると博物館なども楽しめる年齢ですが、これ1冊読んでいるかで理解度が全然違ってきます。
縄文時代は、教科書でも最初にさらっと習う単元ですすが、実は1万3,000年も続いた時代。日本人のルーツとのつながりなども知れるし、面白いですよ!
余談ですが、上野にある国立科学博物館や西洋美術館などは子供は無料です。
せっかく無料なので、こういった子供向けの本を読んだら、興味が薄れないうちに博物館などに行くのがおすすめ。(逆の順番でも良いと思います。)
ホンモノを見ることで、ぐっと興味も増して次につながっていきます!
【追記】参考までに、2024年夏休みに国立科学博物館へ行った時の記事を貼っておきます。夏休みでもオープン直後はガラガラに空いており、ゆっくり見学できました。
▽ランチは館内にあるレストランが便利でした