我が家はTJK(東京都情報サービス産業健康保険組合)の組合員で、保養所をよく利用しています。
だれでも利用できる施設ではありませんが、組合員の方には保養所が大人気のようで、なかなか予約がとれません。
今回、幸運なことに箱根にある「箱根の森」という施設を利用することができました。
TJKの直営保養所の中でも「一番人気で予約がとれない」と噂になっている箱根の森の「風呂付」のお部屋を利用できたので、紹介したいと思います。
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今回は和洋室(風呂付)を利用しました
今回、利用したのは箱根の森の「風呂付」のお部屋です。箱根の森には「風呂付」「風呂なし」のお部屋がありますが、人気なのは「風呂付」のお部屋。
保養所の空室状況を見ても、いつも満室でなかなか予約ができないお部屋です。
今回、家族4人(大人2人、小学生2人)で利用しました。最近(2019年9月~)からTJKの保養所予約システムが変更になり、予約時にお部屋を指定できるようになりましたが、我が家が利用したのはシステムが変更になる前です。
「風呂付」の部屋を希望したら、風呂付の和洋室を利用できることになりました。
和洋室はベッド・布団の両方があります。子連れには嬉しいタイプのお部屋でした。
和洋室に入ると、手前が和室、奥が洋室(ベッド)になっていました。
ベッドは2台なので、4人で宿泊した場合、2人はお布団をしいて寝ることになります。また、写真には写っていませんが、洋室の右側奥に洗面所と浴室がありました。(トイレは部屋の入口付近の方にありました。)
和洋室の「和室」エリア
和室エリアにはテーブルと座椅子がありました。和室の壁についていいる小さな障子窓は、明かりを取るためのもののようで、開けることはできません。和室エリアは6畳程度だったと思います。
夜は和室エリアにお布団を敷いて子供たちを寝かせました。うちの子供たちはとっても寝相が悪いのですが、お布団はベッドと違って落ちる心配がないのがいいです。
赤ちゃんや小さな子供が一緒だと、和室のお部屋は便利ですよね。
和洋室の「ベッド」エリア
洋室エリアにはシングルベッドが2台用意されていました。和室との間は、障子で仕切られるようになっています。子供が寝た後に、ベッドの方でくつろぎたいな~と思いましたが、仕切りは障子なので明かりが漏れてしまうのは残念でした。
ベッドだと、自分でお布団を敷かなくていいのがラクですね。温泉に入ってくつろぎたいときに、すぐに横になれるのがいいです。
ちなみに、TJKの保養所では、お布団は自分で敷くことになっています。チェックイン後に、係の方がお部屋に入ってくることはありません。もちろん、朝にお布団をあげにくることもありません。
和洋室の「風呂」は広々した木のお風呂だよ
お風呂は思ったよりも広々としていて、浴槽は木のものでした。ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーも用意されていました。
木のお風呂(多分、ヒノキ風呂なのかな!?)って、いいですよね。夜に少しだけ利用しましたが、夜になると景色は見えないので、景色を楽しみたいなら昼に入った方がいいです。
左側には窓が見えるので「あの窓から、お風呂が見えてしまうのでは…」と気になりましたが、大階段の窓ガラスで人がのぞけるような高さではありませんので、大丈夫です!
大浴場は温泉だけど、部屋のお風呂は温泉なの?
大浴場は温泉ですが、部屋についているお風呂は温泉ではありません。それが少し残念ではありますが、木の浴槽が良い雰囲気だし、きちんと清掃されており気持ちよく利用できました。
私たちが宿泊したのは、暑い時期だったので、部屋のお風呂でささっとシャワーを浴びられるのは便利でした。
寝る前に、ささっと汗を流せて気持ち良かったです!
洗面所は木のぬくもりがステキ!
風呂付の部屋の洗面所の様子です。木のウッディな感じがポイント高いです。
ドライヤーも用意されていました。女性は、朝の身支度を整えるときにドライヤーがあると便利ですよね。
タオルをかけるスタンドも用意されていました。(写真左下部分のもの)歯ブラシは子供の分も用意してもらえますが、大人と同じサイズのものです。お子さんの分は、持参した方が安心です。
アメニティのこと
お部屋には、バスタオル、小タオル、浴衣が用意されています。バスタオルと小タオルは人数分ありますが、浴衣は大人の分のみしかありません。
子供の浴衣の用意はないそうです。子供の分はパジャマを持参する必要があります。
大浴場を利用するときは、タオルや着替えを持ち運ぶエコバックを用意しておくと便利です。ちなみに、大浴場には貴重品を入れるロッカーもあります。
ちなみに、このお部屋に泊まったのは1泊ですが、2泊した場合は浴衣とバスタオルは2泊分用意してもらえます。でも、浴用の小さなタオルは1泊分のみです。シーツ類も、2泊した場合は、2日分のシーツが用意されています。
お茶菓子のこと
お茶菓子も用意してありました。今回は、あまなつの小さなゼリーでした。
冷やして食べると美味しいらしく、冷蔵庫で冷やしてありました。(テーブルの上に、お茶菓子が冷蔵庫に入っている旨の案内がありました。)
こういう、ちょっとした心遣いが嬉しいですよね!
おいしかったので、売店で同じものをお土産として買いました!
窓からの景色
お部屋の窓からの景色は、箱根の山が見えます。山の緑がキレイだけど、建物が視界に入ってしまうのが、少し残念。景色はそれほどいいわけではないかな。
景色の面でいうと、千葉にある金谷城スポーツセンターの方が景色は良いです。金谷城スポーツセンターからは一面の海が見渡せるんですよ!
景色は、風呂なしの部屋の方が良かったです。
▽箱根の森「風呂なし」のお部屋に泊まったときのレビュー。
食事はいつも最高!
次は食事について。保養所ですが、懐石風の料理が楽しめるんです。
保養所だから利用料金は安いけど、お食事は最高です。
これが私たちが利用したときに、最初に用意されていたお料理です。この後に、焼き物・揚げ物・ごはん・お味噌汁・香の物・デザートなどが出てきました。
夏に利用したので、スープは冷製でした!季節感あるお食事がとってもおいしかったです。見た目もキレイでした。
ドリンクもコスパ良し♪
ドリンクも保養所価格でリーズナブルです。子供向けのジュースは120円ほど、ノンアルコールカクテルは200円~300円で用意されています。
お酒も色々とあり、日本酒やワインがそろっていました。我が家の夫はいつも日本酒を注文していますが、リーズナブルに楽しめるので喜んでいます。(※下の写真は連泊した別の日に注文したお酒です。背景に移っている料理は、上の写真のものとは違います。)
【刺身盛り合わせ】鯛の活け造りがプリプリで最高だった!
今回初めて、追加メニューを注文してみました。注文したのは、鯛の活け造りです。
追加メニュは、当日席についてからでも申し込めるものと、当日16時までに予約が必要なものがあります。
鯛の活け造りは当日16時までに予約が必要でした。
私は活け造りを食べるのが初めて。テレビで「おいしいー!身がプリプリしている」っていう感想があるけど「そんなに違うものなの?」と思っていました。でも、実際に活け造りを食べて感じたのは「本当に身がプリプリしている…」ということでした。
歯ざわり、噛み応えが全然違うの!そして、身が甘い…!!
当日、基本で用意されているお造りに、ちょうど鯛があったので食べ比べてみましたが、活け造りは一味違いました。もちろん、基本で用意されているお造りも、新鮮そのものでおいしいんです。普段だったら、これで大満足だったんですが、活け造りを食べて、
活け造りは、一味違うわ~!
ということに、気づいてしまいました…。活け造りも保養所価格で、1940円とお手頃価格でした。写真では、身が少ないように見えるかもしれないけど、4人で十分楽しめる量でした。ちなみに、子供は「お魚、動いてたらどうしよう~」と心配していましたが、動いてはいませんでした(笑)
別注料理を利用したのは初めてですが、思っていた以上に良いものを頂くことができて大満足です。
館内・イベントのこと
売店は品揃えが増えていた!
箱根の森は数年前に利用したことがあるのですが、フロント前に売店の品ぞろえが、より充実していました。他の観光地でお土産選びも楽しいですが、保養所で買えば、荷物にならないのでラクです。
お部屋に用意してあるお茶菓子、あまなつのゼリーも売っていました。おいしかったので、お土産に買いました!富士山シリーズなど、箱根を感じさせるものも取り扱っていました。
キッズルームも楽しい
箱根の森にはキッズルームがあります。キッズルームは無料で利用することが出来ます。
キッズルームは幼児向きの作りです。奥には大き目の遊具もあるので、小学校低学年までなら十分楽しめると思います。絵本もありました。
キッズルームがあると、少し時間が空いたときや、天気が悪いときに時間をつぶせるので嬉しいです!
保養所のキッズルームということで、利用者が限られているからか、いつも空いていました。
ダーツ(無料)ができる
箱根の森にはダーツもあって、こちらも無料で利用できます。ダーツの台は2台ありました。
ダーツは子連れだと、なかなか遊ぶ機会が無いですが、保養所で無料で利用できるとなると気軽に遊べるのでいいですね。利用時は、利用表に開始時間と名前を書きます。30分ほどで交代するシステムになっていました。
ビリヤード(有料)もある
ビリヤード台もありました。最初、ビリヤードが有料だと分からなくて、長男に「球、持ってきて~」と言ったら、卓球の球を持ってきました。(卓球台もあり、そちらは無料で利用できます。)
かわいすぎる…!
結局、有料だと分かりビリヤードはやりませんでしたが、利用したい場合はフロントで申し込みをするようです。
他にも、卓球台や貸出用のおもちゃもあります。どちらも無料で利用できます。箱根観光もいいけど、保養所内でも気軽に楽しめるのって、なかなか良いですよね♪
夏休みイベントのクイズラリーに参加しました
夏休み期間中ということで、クイズラリーのイベントが開催されていました。内容は、箱根の森に関するクイズが館内のあちこちに用意されているので、それを探し出して、クイズに答えるというもの。
フロントでクイズ用の地図を頂き、クイズが設置されている場所を探します。クイズのおかげで、今まで行ったことのないようなエリアにも行ったりして、楽しかったです。箱根の森の館内って広いんですね~。
たくさんの子供たちが、箱根の森の中をぐるぐる探検してました。
クイズラリーの参加賞として、かわいい巾着に入ったお菓子を頂きました。子供たちはとっても喜んでいました。(※クイズラリーは無料で参加できました。)
実は、大人版のクイズラリーも用意されていたのですが、少し難しくて断念しました!クイズラリーのおかげで、子供たちはずいぶん楽しめたので、箱根旅行に楽しい思い出が一つ加わりました。箱根の森のスタッフさん、楽しい企画をどうもありがとうございます!
他に、夏のお楽しみ企画として花火ができる場所の用意もありました。花火って、バケツを用意したり、片付けたりと少し面倒なこともありますよね。でも、用意していただけると、気軽に楽しめるのでいいなと思います。花火は売店でも取り扱っていました。
花火企画は、確か毎年やっていたと思います。
今回観光したところ
箱根小涌谷ユネッサンへ
今回は、箱根小涌谷ユネッサンへ行きました。ユネッサンへは箱根の森から、車で10分ほどの施設。私たちは小学生の子供と利用しましたが、子供たちも大喜びでした。
夏休み中は混むという情報が多いので心配でしたが、利用したのは夏休みの平日。夏休み中でも平日はそんなに混んでおらず、思いっきり遊ぶことができました。
オープンと同時に入館すると効率的に遊べるのでおすすめです。ユネッサンには、ウォータースライダーもあって、楽しかったです。
ユネッサンは「アソビュー!」という大手のレジャーチケットを扱うサイトに、割引チケットがあります。定価で購入するとけっこう高いので、割引チケットを利用するのがおすすめです。
▽箱根小涌谷ユネッサンへ行った感想
箱根ガラスの森美術館へ
箱根ガラスの森美術館へも行ってきました。入園料が高いし、迷ったのですが、見ごたえのある作品が多くて面白かったです。子連れで美術館に行くのはハードルが高く感じましたが、ガラス作品は絵の作品よりも理解しやすいようです。子供たち(小学生)、とても楽しんでいました。
また、レストランからはカンツォーネの生演奏も聞こえてきてイタリアにいるかのような雰囲気を満喫できました。
写真でガラス作品の良さを伝えるのは非常に難しいのですが、レビューを書いたので、良かったら以下のの記事をどうぞ。実物は、もっともっと素敵でした。個人的には、とてもおすすめの観光スポットです。
さいごに
箱根の森はすごく人気がある施設で、特に「風呂付」のお部屋は激戦みたいですね。なかなか土日には当たらないですが、平日だと空きのある日もわりと見かけます。
TJKの直営保養所のキャンセル料は利用日の3日前からかかるので(※2019年9月13日現在)、キャンセル料がかからないギリギリの日あたりに、空室が多く出ている感じがします。
キャンセル料がギリギリかからないタイミングで、キャンセルする方もわりと多い気がします。なかなか抽選に当たらない・希望の日が空いていない…という方はチェックしてみてくださいね。
以上、箱根の森の「風呂付」のお部屋に泊まった感想でした。
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▽千葉の保養所「金谷城スポーツセンター」のまとめ記事はこちら。お部屋のレビュー、観光情報、ランチ情報をまとめました。