双子を妊娠して気になったことの1つに「どのくらい体重が増えるの?」がありました。
双子の場合はかなり多そうですよね…。
私の場合は約13kg増えました。(出産前日の検診時に計った体重)
もっと体重が増えると思っていたので、意外でした。
普通の妊婦さん(赤ちゃん一人の場合)の体重推移の目安については、たくさんの情報があります。でも、双子妊娠の場合は本当に少なくて。どのくらいが適正なのか気になっていました。
双子妊娠は、人によって経過が大きく異なるもの。1つの体験談として私の場合が参考になれば嬉しいです。
【双子妊娠の体験談】妊娠期間中の体重の増加
双子妊娠で体重は私の体重は13キロ増えた
私は、双子妊娠中に約13キロ増えました。出産前日に検診があり、その時点で約13キロ増えていました。
妊娠していたのは、一卵性の双子。検診時には、胎盤は1つと教えてもらいました。
37週1日で帝王切開で出産しました。
出産時の赤ちゃんの体重は合計5キロ
生まれたときの赤ちゃんの体重は
- 長男:約2600グラム
- 次男:約2300グラム
二人合計で約5キロです。
私の体重増加は13キロだったので、赤ちゃん二人の体重を差し引くと、8キロ増えた計算です。
ちなみに予定日(帝王切開の手術日)より、5日早く破水してしまい、緊急帝王切開での出産でした。
でも、37週まで持ちこたえたので赤ちゃんの体重は二人共2000グラムを超え。双子にしては大きな赤ちゃんでした。
▽双子の出産記録
▽妊娠中のお腹のサイズ推移
双子妊娠中の体重の増加推移
私の妊娠中の体重の推移をまとめてみました。
振り返ってみると、双子だからといって急激に増える感じでも無し。妊娠後期は1週間に1キロくらいのペースで増加しました。
妊娠週数 | 体重 |
13+1 | 42.0 |
15+0 | 42.8 |
17+0 | 42.45 |
19+0 | 43.55 |
21+0 | 44.90 |
23+0 | 45.90 |
24+0 | 46.30 |
26+0 | 46.40 |
29+0 | 48.4 |
30+0 | 49.4 |
32+0 | 51.2 |
34+0 | 52.4 |
36+0 | 53.9 |
37+0 | 54.7 |
ちなみに、私は妊娠8か月ごろから管理入院をしました。病院の方針で双子妊婦は必ず管理入院をすることに決まっていたためです。ひたすら安静にするための入院です。
入院中は、ひたすら体を横にして過ごしました。ご飯は、ほぼ完食。妊婦食って想像以上に量が多くて驚きましたが「赤ちゃんが大きくなるといいな~」と思って頑張って食べてました。
助産師さんの話によると、病院で用意している妊婦さん向けの食事は、量は多くても太らないようにカロリー計算されているそうです。
もちろん、全く運動などはせず(むしろ、動かないように言われていた)過ごして、約13キロの体重増加でした。
私は特にトラブルもなく順調で、体重についても一度も医師から指摘を受けたことは無し。
毎朝の回診でも、先生が私のことでいつも気にしていたのは妊娠線のこと。ある日、「すごい妊娠線ですね~。マスクメロンみたい!」と言われたときは、思わず笑っちゃいました。
妊婦食はヘルシーとは言えかなりの量が多かったので「こんなに食べて、寝てばっかりなのに太らないんだな」とは感じましたが、それだけお腹の赤ちゃんたちの成長に栄養が回っていたのでしょう。
▽管理入院の詳しい話
産後、元の体重に戻るまでにかかった期間
双子の妊娠・出産で13キロ増えた体重ですが、どのくらいで元に戻ったかというと2か月ほどで戻りました。
試しに比較してみると、妊娠13週の私の体重は、42キロでした。妊娠13週だと赤ちゃんもとても小さいので、ほぼ妊婦さんの体重のみ(→妊娠前の体重)と捉えて問題ないレベル。
そして、産後の私の1か月検診の体重は44.7 キロ。この時点で、妊娠前と比較して+3キロ程度。
体重を減らすために、特に何をしたというわけではなく、双子のお世話をしていただけ。ほんと、忙しすぎて夜も眠れずに、体を休めることも出来なかったので、疲れ果てて痩せたのが現実です…。
ちなみに、体重は戻ってもお腹の皮が伸びたのは戻らず、10年以上たった今も戻りません(汗)これは、一生戻らないでしょうね。誰に見せるわけでもないので、自分的には全然気にしていません。
海水浴に行ったときはラッシュガードがあるので、今の時代はありがたい!!
ちなみに、10年以上たった現在の私の体重は、42キロ台。妊娠前とほぼ同じです。
「産後太り」という言葉をよく聞きますが、双子育児は赤ちゃん時期に限らず、幼児期も超ハードです。散歩に行くと、違う方向に走り出す二人を追いかけて、私もずっと動いていました。それゆえ、産後太りしている暇はありませんでした。
ベビーカーも二人分(双子用)だと結構重いです。旅行時用に、一人用のバギーを2台揃えたのですが、子供が一人乗っていても、双子用ベビーカーで誰も乗っていない時よりも軽くて驚きました(汗)
双子育児は忙しすぎて、産後太りとは無縁でした。
ちなみに、産後は養生が大切という話をよく聞きます。
周りからも「産後は体を休めることが大切。後から、響いてくるよ!」とよく言われましたが、双子育児の場合は養生している暇なんてありませんでした…。
寝る時間も少ないから疲れもたまるし、太る余裕もなかったという感じです。
▽双子の寝かしつけワザ
産後は養生が全くできなかった私ですが、10年以上たった今、特に問題なく元気に過ごしています!(あの頃、産後に全然養生できなかった…と心配になったこともあったで、同じような心配をしている方がいたら、伝えたくて書きました)
子供が寝てくれない時期はとても辛かったし、精神的にも肉体的にもボロボロの時期はありました。でも、少しずつ眠れるようになり、手の抜き方も分かってきて、自分なりにバランスをとりつつ暮らしています。
私の場合は、睡眠不足だと体も辛いし、何より気持ちも下がりがちでした。
本当は夜に自分時間をとりたいけど、それをやっていると私の場合は翌日辛くて。子供と一緒に早く寝てしまう生活に変えたら、ぐっとラクになってきました。
尚、私の場合は、あっという間に体重も戻りましたが、これは私の場合なので、比較して悩まないでくださいね。
人によってライフスタイルや体調は違うもの。心配な場合や、困っている場合は、やっぱり信頼のおけるお医者さんや助産師さん、行政のサポート施設などに相談してみるのも良いのかなと思います。
まとめ
双子妊娠は、人によって経過がだいぶ異なるケースが多いようです。あくまでも一つの体験談として参考にしてもらえればと思います。
私は管理入院していたので、心配なことはすぐに看護師さんや先生に質問していました。結果的には問題なくても、教えてもらうことで無駄に心配しないで済むので、心穏やかに過ごせました。
私、心配性なので、必要以上に悩んだり、自分でネットで調べて悩んだりしがちだったのです…(反省)
管理入院しない場合でも、双子妊娠の場合は検診の回数が多いので、質問できる機会も多いです。
ちなみに私は管理入院前にとても心配なことが起きてしまったので、電話で連絡して相談し、急遽診てもらったこともあります。
区の母親学級に行った時も、なぜか私だけ当日お話にみえていた医師から体調の確認があったり。多分、双子妊娠には安定期が無いと言われているので先生が気遣ってくださったんでしょう。
赤ちゃんのためにも、妊婦さんのためにも、無理せずに過ごしてほしいな~と思います。
以上、双子妊娠中の体重推移についてでした。
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