先日、日能研の全国テスト(無料)を自宅受験し、1週間ほどで結果がでました。
学校のテストではそれなりに点をとれている子供たち(双子)。
でも、偏差値などは出ないので「周りと比べて、どうなの??」は分からないんですよね…。
今回、日能研の全国テストを受けて、初めて偏差値や順位が出ました。
親にとっても子供にとっても色々と収穫がありました。
▽日能研の全国テストを受けたときの感想
日能研の全国テスト(無料)自宅受験の結果
日能研の全国テストの結果はWEB上で確認する
日能研の全国テスト(無料)はWEB上で確認します。
全国テストの申し込みをすると、日能研に通ってない方を対象にしたWEBサイト「Nポータル」の案内が届きます。
このNポータルは個人ページなので、1人1つ。
- テスト結果の確認(点数)
- 順位や平均点、偏差値など
- テストの解説
- 記述式問題の例(他のお子さんの答えで優秀なもの)
などが確認できるようになっていました。
テストも無料で受けることができて、日能研に通ってないのにマイページまで用意してもらえるなんて、ほんと大手の塾は太っ腹ですね。
(もちろん、全国テストと一緒に日能研の案内はたくさん届きましたが)
今回の自宅受験では解答用紙の締め切りが設定されていて、解答用紙を送ってから1週間程度でNポータルに成績が反映されました。
答案用紙は5日ほどで返却された
答案用紙は送付してから5日ほどで返却されました。
案内書類には「答案用紙の返却には3週間ほどかかる」と記載されていましたが、実際には5日ほど。
本当に対応が早いですね~!日能研の熱意が伝わります。(入会しなくて、ごめんなさい!)
ちなみに、答案用紙には〇つけはされていませんでした。
日能研は、解答用紙はスキャンしてすぐに子供に返却するようです。(早く復習できるように)
採点結果はマイページ「Nポータル」にて確認できますが、答案用紙(本紙)には丸付けはされてないので、
- 部分点はあるのか?
- 部分点がある場合は、何点だったのか?
までは分かりませんでした。
子供たちの成績。初めての偏差値は?
今回、一番気になった偏差値について。
我が家は小学4年生の双子なのですが、以下のような感じでした。
双子ゆえに、テスト結果の比較をすると色々な情報が読み取れて面白かったです。
▽長男の成績
得点 | 平均点 | 偏差値 | |
2科目 | 195 | 170.2 | 55.8 |
国語 | 95 | 80.3 | 55.5 |
算数 | 100 | 89.9 | 54.7 |
▽次男の成績
得点 | 平均点 | 偏差値 | |
2科目 | 196 | 170.2 | 56.0 |
国語 | 79 | 80.3 | 49.5 |
算数 | 117 | 89.9 | 62.7 |
なんと、二人の成績はほぼ同じ!
2科目合計で見ると、1点差(次男の方が1点高い)です。
ただ、男女別順位で見ると、次男と長男では12位違いました。同じ点数の子が何人もいるからですね。
子供たちは「1点違うだけで、順位はこんなに変わるんだ!!」と驚いていました。
長男は国語も算数も同じくらいの出来でした。偏差値は55前後です。
それに対して次男は、算数は良かったけど、国語の偏差値は50以下。算数の偏差値が国語の分もカバーしてくれた感じです。
日能研の全国テストを受験しての反省
ケアレスミスは本当にもったいない
次男はケアレスミスをよくします。
今回も算数の基礎的な計算問題で、ケアレスミスをしていました。(繰り上がりを忘れてしまうことが多いです)
「点数をとりやすい問題は、確実に点数をとっていくことが大切なんだよ」と今まで何回も教えているのですが、のほほんとしていた次男。
宿題でもテストでも何度も同じようなミスを繰り返していました。
今回、次男と長男の合計点数が1点差でも、男女別順位が12位違うことにびっくりして「1点の重み」に気づいてくれたようです。
順位が出たことで、ケアレスミスがいかにもったいないか?について分かってくれたようです。
記述式は、難しくても部分点を狙ってとにかく書く!
日能研の全国テストは記述式の問題の割合が大きかったです。
色々考えてみたものの、結局何も書かないでしまった長男。
テストが終わった後「難しかったし、書けなかった」と話していましたが「何も書かずに出してしまったこと」に対して後悔しているようでした。
どちらかというと、学校のテストは簡単で、時間を持て余してしまうようです。
それに対して、だいぶ難しい日能研の全国テスト。
時間内に終わらないほどの難しいテストを受けたことが無かったので「難しくて最後まで答えが出せないときにどうするか?」までは分からず、空欄で出してしまったんだと思います。
やっぱり慣れって大切ですよね。
まずは「分かるところだけでも部分点狙いで書いてみる」という考え方を教えられたのが、今回の収穫だな~と思いました。
本好きでも、文章が上手にかけるとは限らない。文章を書く練習が重要だと痛感!
今回の国語のテストには、自分の好きな本を理由と共に説明する問題がありました。
我が家の子供たちは小さい頃から本が大好きで毎日のように読んでいます。
▽低学年におすすめの本の感想
▽シリーズものもよく読んでいます
好きな本の名前と、おすすめの理由を書くのは、子供たちにとって難しくはないはず。でも、何の本を紹介すべきか迷いすぎて二人とも何も書けませんでした。
日能研のマイページ「Nポータル」では他のお子さんの解答を見ることができます。
子供たちは、自分たちが知っている本を紹介している解答例があって「こんな感じで良かったんだ…」と後悔していました。
今回のテストで「本を読むのが好き」なのと「自分で文章にまとめる力」は、全く別物なんだな~と実感しました。
私としては、本好きな子供たちなので、この問題が解けなかったのが本当に意外で(汗)
そういえば、次男は以前購入したZ会の国語の問題集に取り組んでいたときも嫌がっていたんですよね…。今回のテストを受けて思い出しました。
▽これは算数ドリルの感想ですが、国語のドリルも購入して取り組んでいました。
学校の国語のテストはほぼ満点だけど、それは授業中にあれやこれやと先生が解説してくれて内容を理解しているからなんでしょうね。
初めて読む文章問題は、やっぱり難しく感じてしまうみたい。
今回、日能研の全国テストを受けて、我が家の子供たちの場合は、国語の文章問題の練習が必要だなぁと気づきました。
2年生のときに取り組んだZ会の「グレードアップ問題集」がなかなか良くて1000円以下なのに、良問揃いだったので、4年生のドリルもさっそく注文することに。
(Z会の国語ドリルは「読解」と「漢字・言葉」の2冊があるので「読解」の方を購入)
※グレードアップ問題集は学年別にあります。
Z会は通信教育も良さそうだけど、なんせ高くて(汗)我が家の場合は、市販のZ会ドリルにお世話になっています。(Amazonや書店で買えます)
ただ、5~6年生になったら、受講するのもいいかもな…と思っていて。検討中です。
【参考】Z会 小学生向け講座
テスト結果を受けての目標・やるべきこと
初めて受けた日能研の全国テスト。
学校のテストではそこそこ点がとれているので安心していましたが、テストが変われば結果も変わるもの…。
親にとっても子にとっても、よい刺激になりました。
まだ、ざっとテスト結果を見た程度ですが、いくつかやるべきことが分かってきました。
- 国語の文章問題に慣れる(→Z会のドリル購入)
- 文章で説明する練習をする
- 計算のケアレスミスを減らす
- 国語、算数共に記述式の問題は何かしら答える習慣をつける
他にも課題はあると思いますが、まずは上記を意識してフォローしたいと思っています。
計算問題のケアレスミス対策については、今、受講している「がんばる舎」で、とりあえずはいいかな…。直近で、新しく用意するのはZ会の国語ドリルのみにしようと思ってます。
詰め込みすぎると、子も親も大変なので(汗)
▽月額1000円以下の通信教育を利用しています
▽【追記】がんばる舎を始めて5か月経過。成績はどうなった?
以上、日能研の全国テストを自宅受験した結果と反省点でした。
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