沖縄で作った、やちむん。目止めをしました。
目止めが必要な理由は、やちむんなどの陶器類は目では見えないような小さな穴や隙間が沢山あるから。その隙間を、あらかじめ埋めておくことでシミや汚れ臭いを防ぐことができます。
数年前にやちむんを購入した際も目止めをしたのですが、今回改めて調べてみたら、以前よりしっかりと目止めをする方法を見つけたので試してみました。備忘録としてまとめておきます。
やちむんの目止めをしました
沖縄でやちむん作り(お茶碗)をしました
2022年12月の沖縄旅行で、やちむん作り体験をしました。体験では、やちむんを形作るところまで。その後、焼いたり絵付けしたりの工程があります。
ついに先日、完成したものが自宅に届きました。(届いたのは、作ってから約3か月後でした。)
今回は子供たちが自分のお茶碗を作りました。
「目止め」は必ず必要なわけではありません。経年の変化を楽しみたい場合は、目止めせずに使ってもOK。ただ、最初の状態を保ちたい場合は目止めをした方が良いそうです。
子供たちに話してみると「最初の色合いを保ちたい」と話しているので、目止めすることにしました。
▽詳細はこちら
やちむんの目止め方法
目止めは一番最初だけ必要です。1回のみ行えばOK。
前回、やちむんを購入した際にも目止めをしたんですが、その時に色んなサイトを調べてみると以下の内容が多かったです。
- お米のとぎ汁や小麦粉を混ぜたお水に、やちむんを入れる(水から)
- 少しずつ加熱して沸騰したら弱火にする
- そのまま10分弱火で加熱
- 10分たったら火を止めて放置
- 冷めたら洗って、よく乾かす
▽前回の目止めについては、この記事の最後の方にまとめてます
前回は上記の手順で行ったのですが、今回改めて調べてみると更に詳しい情報が検索結果の一番上に出てきたので、そちらを参考に目止めしました。
▽詳しくはこちら
前回と違ったのは
- 加熱する時間は20分
- 大さじ2杯の炊いたご飯を加える
- 冷ます時間は8時間(器をつけ置く)
- 冷ましたら器のぬめりを洗い流す
- 乾かす時間は2時間以上(自然乾燥)
です。
私は加熱は20分ほどしましたが、冷ます時間を8時間とるとなると夜中になってしまうので3時間ほどに省略(汗)だって、火にかけてから何となく気になって調べたら、新しい目止め方法を知ったのです…。
急激に火の温度を上げたり、冷ます際に水をかけたりすると割れる恐れもあるので、注意してください。ゆっくり加熱します。
また、前回は、冷ました後に洗う際は洗剤を使いました。今回は、「ぬめりを洗い流す」とあったので、洗剤を使わない方がいいのかも…と思い、丁寧に流水で洗い流しました。
そして、キッチンペーパーでしっかり拭いたうえでザルに入れておきました。底もよく乾かすためです。夜中ずっと乾かしたので、自然乾燥の時間は2時間以上。湿度が低い日だったし、よく乾いたと思います。
2つのお茶碗を同時に同じ鍋を使って目止めしたので、お互いがぶつからないように布(ふきん)で保護しながら加熱しました。
子供たちが頑張って作ったお茶碗。無事目止めが終わりました。そんなに手間では無いのですが、時間はかかります。
慣れないことをしたので、ちょっと緊張…。
お茶碗なので、食卓で毎日使う予定です。子供も私も、とっても楽しみです♪
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