我が家には一卵性の双子の子供がいます。子供たちは、もう小学生で9歳です。
私は初めての妊娠で双子を授かりました。双子を妊娠していると分かったのは、産院を受診し始めて2回目のとき。妊娠6週目でした。
今回は双子の妊娠が分かったときのことや、自分の気持ち、家族の反応などについてまとめています。
双子妊娠が発覚したときのこと
双子妊娠は何回目の受診で発覚した?6週で分かりました
普段は規則的にくる生理が遅れたため、産院を受診しました。
遅れたといっても数日なので、普段だったら気にしないレベルです。
でも、当時の私は「妊娠しているといいな」と思い体の変化には気を付けていたので、生理が遅れて「きっと妊娠したのかも…!」と思い早々に産院を受診しました。
初めて産院を受診したのが4週6日でした。この日、妊娠の確認はできましたが、双子を妊娠していることまでは分かりませんでした。
超初期なので胎嚢は6mm程度。経過をみるために、2週間後にまた受診することになりました。
そして2回目に受診した6週のころに、双子妊娠が分かりました。
診察を受けていると、先生が「えっ!!」と驚いた声をあげたので、何が起きているのか、とても心配になりました。
驚く先生の声を聞きつけて、ほかの先生も集まってきて「あ、双子だねー!」と話しているのが聞こえました。
私の目の前にも、モニターがあるのでエコーの様子は見えています。
でも、まだ診察を受け始めて2回目。モニターに映し出されたエコーの様子を見ても、何が映し出されているのか理解できなかったので、先生の説明を聞くまでは、とても焦ったのを覚えています。
その後、先生が「二人いるから、双子ですよ。」と優しく教えてくれました。
自分のことなのに何だか信じられなくて…自分のことではないようにさえ感じてしまったのを覚えています。
双子妊娠が分かったときの気持ち
双子妊娠が分かったときは、嬉しいというよりは「どうしよう…」と心配な気持ちのほうが多かったです。
私が妊娠したのは、東日本大震災があって原発事故が起きた年。
妊娠が分かってからは、放射能のことが更に気になるようになっていたので「二人目を妊娠するとしたら、もっと原発事故のことが落ち着いてからのほうがいいかも…。」とぼんやりと思っていました。
それなのに、今回の妊娠で授かったのは双子。
無事に妊娠していて、しかも二人の赤ちゃんがお腹にいるのは、とても幸せなこと。でも、原発事故のことも心配だったし、心の底からは喜べないのが本音でした。
双子妊娠・育児について考えたこともなかったのが本音
それまで、双子の赤ちゃんを授かるなんて、考えたこともありませんでした。
だから、「双子なんて嬉しい」とか「双子は大変そう…」とか感じる余裕もなくて、ただただ呆然としていました。
双子を妊娠した方の中には「予感」がする方も意外と多いみたいです。私の場合は、全く予感とかありませんでした。
妊娠発覚直後は、双子妊娠・育児の大変さなどについて、全くというほど知らなかったので、あまり心配していませんでした。
私が双子を妊娠してまず思ったのは「そういえば、小学校の同級生に双子の友達がいたな…」ということくらい。
その双子の同級生は、運動神経抜群で性格も良く、人気者でした。
双子の友達の印象がとても良かったので、自分の中では「双子=良い子!」みたいな方程式があって、双子に対するプラスの感情がありました。
その後、双子妊娠の大変さを知ることになるわけですが、スタート地点の気持ちとしては、双子の友達のおかげで良いイメージから歩み始めることができたのは良かったです。
双子妊娠が発覚した時の夫の反応
双子妊娠が発覚した2回目の診察後、帰りのバスで「夫はびっくりするかな、どんな反応するかな!?」と少し緊張したのを覚えています。
「今から帰るよ」とメールしたけど、メールでは双子妊娠のことは伝えず。
早く伝えたい…!と思いつつ、直接伝えたいし、夫がどんな顔をするのか反応がとても気になっていました。
帰宅して「双子だったよ」と伝えると、夫は落ち着いたタイプなので、少しは驚いていましたが「双子なんだー」と受け止めていました。
今、振り返って思うこと
今、振り返って思うのは、双子妊娠が分かった直後の私たちは「双子のことを、ほとんど何も分かっていなかった」ということ。
そもそも初めての子供なので、妊娠・子育てについての経験もありません。そんな状況で双子を授かったので、どうこう考える材料を持ち合わせていませんでした。
やっぱり体験してみないと分からないことは多いですよね。
でも、先入観がなかったからこそ、変に悩みすぎずに済んだこともあるのかも。
その後、双子の妊娠・育児によってたくさんの学びや苦労を経験することができています。嬉しいことも大変なこともたくさんあるけど、経験できて幸せだと思っています。
双子妊娠が分かり、普通の産院から総合病院へ転院することに
双子妊娠が分かり、それまで受診していた産院では出産できなことが分かりました。
先生から「双子の場合はハイリスクだし、早産になる可能性が高いので、NICUなどの設備のある総合病院に転院することになります。」と説明がありました。
先生が「この辺で出産するなら、〇〇病院が近いかな」と教えてくれて、ご近所では一番評判が良い病院だったので、そちらへ決めました。
先生から「今から〇〇病院に電話して、いつから診てもらえるか相談して、予約をとってください。」と言われました。
心の中では「先生が連絡してくれるんじゃなくて、自分で連絡するんだ…」と少し戸惑いながらも、〇〇病院へ、すぐに電話。ドキドキしながら状況を説明すると、2か月先から診てもらえることに。
結果を先生に報告すると「けっこう先ねー!」と驚いていました。私の場合は、超初期だったからかもしれません。
のちのち管理入院することになるんですが、同室の双子妊婦さんの話では「先生が自分で連絡して、すぐに転院できたよ」と話していました。受診していた病院も、妊娠週数も違うのでケースバイケースみたいです。
▽管理入院生活の記録
もちろん転院するまでは、最初に受診した病院で診てもらえましたよ。
ちなみに、里帰り出産する場合は妊娠5か月目をめどに帰る必要があるそうです!双子の出産の場合は、だいぶ早いです。
私は実家が遠いのと、自宅近くの総合病院の方が安心して出産できそうだったので、里帰りはせず自宅近くの病院で出産しました。
▽詳細はこちらにまとめています
双子なので母子手帳は2冊
双子妊娠が判明してから、母子手帳を受け取りにいきました。
係りの方に双子である旨を伝えると、どんな風に母子手帳を発行すればよいのか戸惑っている様子。
母子手帳に割り振る数字のところを迷っていたみたいです。
奥の方に相談に行ってくれて、その後、2冊の母子手帳を無事受け取ることができました。
数字は、
- □□ー①
- □□ー②
と記載されていました。
同じ数字で、①と②が割り振られるのは双子ならではなんでしょうね。
以上、双子妊娠が発覚した時のことについてでした。
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