私は双子を37週で出産したのですが、とても目立つ妊娠線ができました。
出産前の私のお腹は、チョコボールのキョロちゃんみたいに大きくなって、お腹の皮はパンパンで限界!皮膚って、こんなに伸びるんだーと驚いたのを覚えています。
産後のお腹は、しわくちゃ、妊娠線もひどいです。産後10年たちましたが、戻っていません。そんな妊娠線を見て子供が言った一言に、めちゃくちゃ感動してしまったというお話です。
双子妊娠でできた妊娠線のこと
双子妊娠で、ひどい妊娠線ができた
双子を妊娠して、すごく目立つ妊娠線ができました。
かなり目立つので、自分では「東京在住の人の中でベスト10に入るのでは?」と思うほどの自信があります。(東京に住んでいます)
私の場合は、妊娠線のみならず、双子妊娠ということでお腹の皮もびろんびろんに伸びてしまいました。お腹の皮がデーンと伸びてたれさがっていて、それが帝王切開の傷口のところでキュッと持ち上げられています。
温泉に行ったときなどは、タオルでお腹をぐるりと囲っちゃいたいくらい、ものすごくお腹が目立っています。
「このお腹は子供たちを無事に出産できた、私の勲章だ!」とも思っていて、誇らしい気持ちもあるんだけど、正直なところ、見た目は少々気になっています。
双子の妊娠線はいつからできる?
私の場合は、妊娠8か月頃からできました。それまでは、つるつるキレイなお肌でした。
双子妊娠の場合、妊娠8か月頃で、普通の妊婦さん(赤ちゃん一人)の場合の臨月並みの大きさになるそうです。ここから2か月間、どんどんお腹が大きくなっていきます。
もう、皮膚もキャパを超えているんでしょうね…。
そして、双子妊婦さんにとって、妊娠8か月からは早産のリスクが高まるそうです。だって、普通の妊婦さんの臨月並みですからね…。
ちなみに、私は早産にならないようにするために、妊娠8か月から管理入院して、ひたすら安静にして過ごしました。
双子の妊娠線ができなかった友達もいる
私は妊娠8か月から管理入院をしたのですが、同室に双子の妊婦さんが二人いました。
その内の一人は、妊娠線ができなかったそうです。特に一生懸命ケアしていたわけでもないのですが、妊娠線はできなかったみたい。
私は妊娠線予防クリームを毎日せっせと塗っていました。それでも、ひどい妊娠線ができてしましました。
妊娠線は、人によって、ずいぶん違うんだなーと思いました。
子供が私の妊娠線を見て言ったことに感動
子供が幼稚園児のころ、一緒にお風呂に入っていました。子供たちが私のお腹を見てふと言いました。
「ママのお腹はどうしてそんなにしわくちゃなの?」
数年前のことなので、あまりはっきりは覚えてないのですが、私は以下のようなお話をしたと思います。
「これは妊娠線と言ってね、赤ちゃんがお腹にいるときにお腹が大きくなって、できた跡なの。あなたたちが双子だから、ママのお腹はとっても大きくなって、お腹の皮もすごく伸びたんだよ。」
「赤ちゃんが生まれた後は、お腹は小さくなるけど、お腹の皮は伸びて戻らなくなっちゃったみたい。」
子供たちは、私のお腹の皮を伸ばしたり、引っ張ったり、さらにしわくちゃにしてみたりしながら、不思議そうに観察していました。そして長男がポツリと言いました。
「ママのお腹は、リボンみたいでかわいいね!」
え?リボン?私には、なぜリボンなのか分かりませんでした。
長男に詳しく話を聞いてみると、
「ママのおへその周りには、たくさんのしわがあるでしょ。おへそが、リボンの真ん中(結び目)なの。まわりのしわしわが、リボンみたいになってるよ。」
「だから、リボンみたいでかわいいお腹だね」
…めちゃくちゃ、感動しました(泣)
今まで、しわくちゃでかっこ悪いなぁと思っていた私のお腹。温泉に入るときは、前かがみにして、いつも隠していたんです。
妊娠線は、双子妊娠の勲章だと思っていました。でも、服を脱ぐたびに毎日のように気になっていたのは正直な気持ちです。あまりにも目立つから、どうしても目に入ってしまうんですよね。
妊娠を経て変わり果てたお腹、やっぱり見た目がこうも変化してしまうと、気にするのは自分だけだろうけど、それなりに気になっていました。
でも、長男に「リボンみたいでかわいいね」と言ってもらえて「子供たちからは、そう見えているんだ!」って自分のしわくちゃのお腹が大好きになりました。
ありがとう、子供たち。
考え方一つで、モノの見え方ってずいぶん変わるんですね。
今はお腹を見るたびに「私のお腹には、おおきなリボンがあるんだ」って何となく、嬉しくなります。大きなリボン、私のトレードマークです。
以上、双子妊娠でできた妊娠線の話でした。
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