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【小学生の作文練習】学校の先生のアドバイスをもとに一番最初に取り組んだこと

原稿用紙 小学生の家庭学習

小学5年生の子供が、作文にとても苦手意識をもっています。

我が家の子供たちは双子なのですが、二人とも作文が苦手です。ただ、二人とも国語の成績は良くて学校のテストでは、よく満点をとってきます。

でも、作文になると原稿用紙を前ににらめっこを始めてしまい、なかなか鉛筆が進みません。

そこで、今年の1月から少しずつ作文の練習を始めました。取り組み始めて1か月半たち、少しずつ上達してきたので、取り組んだ内容を記録しておきたいと思います。

【小学生の作文練習】一番最初に取り組んだこと

学校の先生からのアドバイス「何でもいいから書いてみる」

学校の面談のときにも、先生から「作文の練習をした方がいいですね」というお話を頂きました。

先生から教えて頂いた一番最初の練習方法は「とにかく文章を書いてみること」。日記でも、感想文でもなんでもいいので感じたことを書けば良いそうです。

文章の構成がどうとか、接続詞の使い方とかは置いておいて、まずは何か書けるようになりましょうというアドバイスを頂きました。

作文練習で用意したもの

作文練習にあたって用意したのは原稿用紙です。ダイソーで購入しました。

原稿用紙
ダイソーで購入した原稿用紙

最初は家にある適当な紙を使っていたのですが、子供たちが作文練習を嫌がるため「形から入るのも大切かも」と思い、原稿用紙を買ってみました。

そうしたら、ビンゴ!

原稿用紙を前にすると「書いてみるか!」と思えたようで、ブーブー言いながらも取り組み始めました。

ちなみに、原稿用紙はセリアとダイソーをチェックしましたが、私の近所のセリアには取り扱いがありませんでした。ダイソーでも、一番下の棚に陳列されていてホコリをかぶっていました…。原稿用紙を買う人って、ほとんどいないんでしょうね。

でも原稿用紙を使ったことで、原稿用紙の使い方にも慣れてきたし、文字数の確認もしやすいので結果的には大正解でした。

アドバイスをもとに実践してみた感想

先生に教えてもらった練習方法の「何か書いてみる」を実践してみました。

手軽に取り組めるテーマとして、最初に取り組んだのは日記です。今日の出来事を書くだけなので、簡単でしょう…と思ったのですが、二人とも全然鉛筆が進まないんですよ…。

あれやこれやと考えてしまって、書けない様子でした。

「家で練習しているだけだから、細かいことは気にしなくていいんだよ」「思ったことを自由に書いてみて」と呼びかけても、二人ともなかなか書けません。

ちなみに、長男は小学生にしてはとても論理的な話し方をするタイプ。自分が読んだ本の感想などは口頭では上手に説明することができます。口頭では説明できるけど、文章で書き表そうとすると出来ないのです。これは、ちょっと意外でした。

次男は、長男よりは何かしら文章を書けました。ただ、毎回のように「すごかったです」「驚きました」というような表現ばかり使うのが気になりました。でも、まぁ、書けたから良しとしました。

1か月取り組んで判明した次の課題

この練習をお正月から毎日続けました。

冬休みだし、毎日取り組むことで「書くハードル」も下がると思ったからです。子供たちは、嫌がりつつも「昨日より早く書けた!」と喜ぶようになり、少しずつ作文に慣れてきました。

毎日1枚(400文字)書くことにして、二人で原稿用紙50枚入りを使い切りました。(さらに2セット目まで少しやりました)

原稿用紙
頑張ったね!

枚数をきちんと数えてはいませんが、50枚入りセットを二人で使ったので単純計算で1人25回(=25日)練習した感じです。

書いた作文は夫か私(もしくは二人)がチェックして、改善点などをコメント書きしました。

ただ、私も夫も作文が得意なわけではなく(むしろ苦手)、学校の先生のように添削できるわけではありません。まぁ、子供よりは上手なので「分かる範囲でのコメント」という感じです。

二人とも、約1か月で「何かしら書く」ことはだいぶ上達したように思います。この練習の仕方がベストなのかは分かりませんが、我が家の子供たちにとっては効果がありました。

次の課題としては

  • 文章の構成がいまいち
  • 「すごかったです」「驚きました」「もっと頑張りたいです」という表現ばかり使う
  • 接続詞をうまく使えていない

が出てきました。

この方法のまま練習を続けるより、少し練習の仕方を変えた方が良いかな…と思ったので、やり方を変えることにしました。

さいごに

取り組む前は、原稿用紙とにらめっこしてギャーギャー騒いでいた子供たち。

「とりあえず、何か書く」練習を続けることで、文章を書くハードルは下がったようです。

ただ、この練習に取り組んだことで新たな課題も分かったので、やり方を変えることにしました。それについては、また後日まとめたいと思います。

そうそう、余談ですが実は次男は小学4年生のときに、読書感想文の学年代表になり賞を頂きました。いつもは文章を書くのが苦手だっただけに、これには次男も私も驚きました。

▽なぜ選ばれたのか分析してみた時の記事

その後、次男は「ぼくは読書感想文で賞をもらったこともあるからね」と得意顔をよくするんですが、何か文章を書く宿題などが出ると、いつも、しかめっ面で取り組んでいます。

苦手なんですが、賞をとったことがあるだけに、基本的には苦手なのを認めたくない感じみたい…。それが更に文章を書く練習のハードルを上げてしまっていました…。

そういった意識を変えさせるのも、なかなか難しいなぁ、と思っていましたが、まずは作文の練習に取り組めるようになって良かったです。

以上、子供の作文練習で一番最初に取り組んだことでした。

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▽苦手な漢字学習に使ったもの。小1から使い始めて小5の今は漢字が得意になりました。