我が家には小学4年生の子供(双子)がいます。
最近は、語彙力も伸びて「よくそんな言葉知っているねー!」と驚くことも。
周りからも褒められることが多いので、同年代のお子さんに比べて、語彙が多いのかもしれません。
子供は周りの大人のよく使う言葉を真似しますよね。
だから「周りがどんな言葉を使うかで、習得する語彙の範囲が限られてしまうこともあるな」と思いました。

夫と私がよく使う言葉にも、違いが多いです。
それぞれ育った環境も違うから、同じことを表現するのにも、違う語彙を使うことも多くて。
子供たちにも色々な言葉を知ってほしいな…と思い、小さい頃から、ゆるくですが語彙を増やせる環境づくりや遊びをしてきました。
今回は我が家でやっている「子供の語彙を増やす方法」について紹介したいと思います。
読書は基本だけど、最強だと思う
やっぱり一番おすすめなのは、読書です。
本にはいろんな表現も出てくるし、言葉の宝庫だな~と思います。
我が家の子供たちは本当に本好きで、小さい頃は絵本、少し大きくなったら児童書や図鑑などをよく読んでいます。もちろん、マンガもよく読みます。

子供本人は意識していないけど、最近は私が全然使わない単語や言い回しなどもよく使うんですよね。「何でその言葉を知ったの?」と聞くと「〇〇の本だよ~」と教えてくれることも多いです。
実は私は小さい頃にあまり本を読みませんでした。
それを大人になってから後悔して、自分の子供にはたくさんの本を読んでほしいなぁ…と思い、小さい頃から読み聞かせを頑張って、本好きな子になるように仕向けたというのはあります。

小学生になった今、本好きに育った子供たちが「もっといろんなことが知りたい!」と本を読み漁る姿を見て、嬉しくなっています(泣)
こんな風に書くと、すごく知育を頑張ったと思われるかもしれないけど、やってきたのは毎週、図書館通いをして、子供が喜ぶ本の読み聞かせをしていただけ。
幼稚園くらいからは、自分たちで読む楽しさを知って、さらに読むように。語彙力も伸びています。
【参考】子供にあいうえおを教えるときは、パズルを使ったらスムーズでした。
小学生におすすめの本と感想
我が家の子供たち(男の子)の好きな本を、少しですが紹介したいと思います。
小さい頃は絵本がメイン、幼稚園くらいからは少し長めのお話も楽しめるようになりました。
小学生になってからは読める漢字も増えて、図鑑や小説などもよく読むように。
ちなみに、漢字は学校で習うのもあるけど、自分で本を読んで覚えたものも多いです。好きな本は繰り返し読むから、どんどん覚えちゃうんですよね。

▽低学年のとき好きだった本の感想
▽小学3年生のときによく読んでいたシリーズ本の感想
マンガで語彙力を増やすのもおすすめ
小学生くらいになると、本好きな子とそうでない子の差がけっこう開くみたいですね。
お友達は、あまり本が好きでないようでお母さんが残念そうに話していました…。
でも、きっと好きな本に会っていないだけなんだと思います。
子供が読みやすいマンガなどから、読み始めてみるのがおすすめです。伝記や歴史の本も、マンガで読むとすごく面白いんですよ。

子供と一緒に私も読んで、感動して涙しています…。
▽マンガで読める伝記なら「コミック版世界の伝記」シリーズが読みやすいです
▽個人的には、伊能忠敬がすごく面白かったです!!地図を作った人という印象だったけど、それ以外でも多くの功績を残した方だったんですね。
カルタで遊びながら覚える
楽しみながら語彙力が増す方法として、カルタもおすすめ。
我が家には、ことわざカルタがあって小さいときからよく遊んでいます。
カルタで遊んでいると、自然と覚えちゃうんですよね。やっぱり遊びを通しながら学べると、親も子供も楽しいのでいいなぁと思います。
おすすめの、ことわざカルタ2種類
我が家では以下の2種類で遊んでいます。
多くのことわざに触れさせたくて、2種類用意しました。
どっちもおすすめだけど、どちらか選ぶなら、私は永岡書店の方(ピンクの箱の方)がおすすめ。もう一方より、絵がことわざによりマッチしていて分かりやすいんです。
▽こちらの方がおすすめ
次のステップとしては、小学生になってから以下の本を用意しました。ことわざ慣用句と、四字熟語の本で、かわいいパンダが満載で写真集として見ても楽しい一冊。
パンダの表情や仕草が、四字熟語にぴったりなんですよ♪

▽詳しくは別記事にて感想をまとめています
しりとり遊びをアレンジする
語彙を増やすアレンジの仕方
語彙力を増やすなら、しりとりも楽しいです。
普通のしりとりも楽しですが、
- テーマを決める(生き物、食べ物、自然など)
- 分からないときは辞書で言葉を調べてよいルールにする
などして、アレンジするともっと面白くなります。
大人もいつもより頭を使わないと答えられないので、家族みんなで楽しめるのも気に入っています。
辞典を使ってよいルールにしてみる
しりとりは自分の知っている言葉ですることが多いですが辞典を使ってよいルールにすると、普段使わない言葉をたくさん知れるんですよ。
これが、意外と面白いんです!
子供が宿題をしていて分からない言葉が出てきたときに「国語辞典で調べてごらん」って促しても、面倒くさがって嫌がることって多いんですよね…。
でもね、しりとりだと自分で進んで調べてくれるんです♪ゲーム感覚だと楽しいんでしょうね。
辞典をひく練習にもなるし、語彙も増えるのでおすすめです。
▽小学生に用意した国語辞典。選び方や使った感想。
特定のひらがながつく単語を使う
ちなみに最近、我が家で流行っているのは最後に「り」がつく言葉を相手に回すというルール。
意外と「り」がつく単語って多いので、それを探して楽しんでいます。
例えば、
「つり(釣り)」「りす」「すり」「りこう」「うり」「りか(理科)」「かんり(管理)」「リズム」「むり」「りっち(リッチ)」「ちり(地理)」…
と、たくさんあるんですよね。
そうやって、ちょっとアレンジするだけで、普段使わない言葉を探すきっかけになります。
【まとめ】遊びを取り入れながら、語彙力を増やすのがコツ
子供の語彙力を伸ばす方法をいくつか紹介しました。
本読むのも、カルタも、しりとりも、どれも定番の方法だと思います。
でも、楽しいから自然と何度も取り組むし、何度も取り組むから覚えてしまうんですよね。
楽しみつつ、継続して、子供の語彙力を伸ばしていけたらいいなぁと思っています。
【こんな記事も書いています】
▽小学生の英語学習(自宅学習)で取り組んでいること。
▽ゆるくオンライン英会話に取り組んでいます。やり方を変えたら伸びてきた英語学習のこと。
▽子供の車酔いが酷いので「乗り物酔いを軽減するメガネ」を使っています。酔い止めを飲む回数が減ってきました。