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ワセリンをハンドクリーム代わりに使ったら手荒れが良くなった!おすすめのケア方法

健康

私は冬になると手荒れがひどくなってしまいます。親指にひびが入ってしまい、何か月も治らないことも…。

今まで、手荒れケアには何種類ものハンドクリームを試しましたが、なかなか良くならず…。寝る前に塗るといくらかマシになりますが、日中に家事をするとまたガサガサになっちゃうんです…。

そこで、ハンドクリーム代わりにワセリンを使ったところ、今までで1番効果がありました。

ワセリンでケアを始めて、かれこれ3年以上。今は、手荒れに悩むことは無くなりました。

ちなみに今(42歳)の手はこんな感じ。地道にワセリンでケアを続けているだけ。掃除や料理でかなり手を洗う頻度は高いのですが、わりと良い状態をキープできています。

ワセリンでケア 手

私の場合、ワセリンを使い始めて約1週間で手荒れがほぼ治りました。

カサカサ&赤いブツブツが出ていてかゆみもあった手荒れでしたが、ワセリンを1週間ほど塗り込んだら、ほぼ治ったんです。1日4~5回塗り込みました。

ワセリンは

  • 値段が手ごろ
  • 安全性が高い(赤ちゃんも使える)

ので試してみるのもおすすめ。

ただ、ワセリンの塗り方には注意が必要です。ハンドクリームのように普通に塗るとベタつきが酷くて扱いづらいです。

この記事では、

  • ワセリンの選び方
  • ワセリンの上手な塗り方

について解説しています。

▽愛用しているワセリン

手荒れにワセリンをハンドクリーム代わりに使ってみた

ワセリンとは

まず、ワセリンとは「石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもの」です。

石油から作られていると聞くと何だか体に悪そうなイメージがありますが、赤ちゃんのお肌ケアにもよく使われています。

私は子供のおむつかぶれが酷かったときに病院で処方されて、ワセリンを知りました。使い勝手がよいので、それ以降、愛用しています。

愛用しているワセリン

厳密には、皮膚科で処方されるワセリンは、市販されているワセリンより精製度が高い「プロペト」というもの。

病院で処方される「プロペト」について

精製度が1番高いワセリンは「プロペト」です。
皮膚科や小児科などで処方してもらえます。

薬局で購入できるワセリンで一般的なのは「白色ワセリン」です。こちらは処方箋なしで購入できます。

ワセリンの選び方

私がよく購入しているワセリンは「白色ワセリン」の、ベビーワセリン 100g(乾燥肌 パラベンフリー) です。

  • チューブタイプで衛生的
  • リーズナブルな値段(600円ほど)

処方箋なしで購入できるワセリンとしては1番精製度が高い(=不純物が少ない)ものです。

ちなみにワセリンにも様々な商品があって、上記のチューブタイプの他に大容量のジャータイプもあります。

▽ジャータイプ

【注意】「ヴァセリン」と「ワセリン」の違い

雑誌などでモデルさんが「ヴァセリンを愛用してます♡」と紹介している記事を見ますが、ヴァセリンは白色ワセリンより精製度が低いです。

白色ワセリンの方が精製度が高い(=不純物が少ない)ので、白色ワセリンを選んだ方がいいです。

手荒れに効果的なワセリンの使い方

ワセリンとハンドクリームの違い

ハンドクリームを塗ると、手がしっとりと保湿されますよね。

それに対して、実はワセリン自体には保湿する効果はありません。

ワセリンでケア 手

では、なぜワセリンで肌荒れが改善するかというとお肌の潤いをワセリンが閉じ込めてくれるから。

ワセリンの油分によって乾燥を防いでくれるので肌荒れが改善するという仕組みです。

ハンドクリームとワセリンの違い

  • ハンドクリームには保湿効果がある
  • ワセリンには保湿効果がない
  • ワセリンには「肌の潤い」を閉じ込める効果がある

ワセリンのしっとり感はすごい♪

そのため、ワセリンは手を洗った後や入浴後など皮膚の表面が湿っている状態ですぐに塗るのがコツです。

目安は10分以内ですが、できれば5分以内には塗った方が良いそう。
肌の潤いが足りないと感じる場合は化粧水などで保湿してからワセリンを塗るのもおすすめです。

私は化粧水などで保湿せずにワセリンのみ塗っています。

ワセリンはいつ塗るのが効果的?

  • 手洗い後など皮膚表面が湿っている状態で塗る
  • 5分以内に塗ると良い
  • 化粧水で保湿してからワセリンを塗ってもよい

ワセリンを使った手荒れのケア方法

ワセリンを使った手荒れケア方法は、

  1. ワセリンを手に丁寧に塗りこむ(薄くぬる)
  2. 綿手袋をつける

だけです。

ワセリンを塗るだけではなくて綿の手袋をつけるのがポイントです。

私は冬になると必ず手荒れがひどくなってしまい、親指の皮膚がパカっと割れてしまうこともあるほどでしたが、色々試した結果、一番効果があったのはワセリンと綿手袋の重ねづけでした。

ひび割れしちゃうと、治るのに2か月くらいかかるんですよね。

ワセリンに限らずハンドクリームを塗ったときも、手袋をつけた方が早く良くなりますよね。

ちなみにシルク手袋も肌に良いとの口コミが多いので試しましたが、私はかゆみが出てしまい合いませんでした。人によって合う素材、合わない素材があると思うので試してみるといいかも。

シルクは一般的には肌に良いとされているし、手荒れに効果があったという方も多いです。

▽綿手袋

▽シルク手袋

ワセリンのベタベタを解消する方法

ワセリンを使う上で、気になるのが、べたつきだと思います。

普通のハンドクリームの場合は、塗り終わった後に、サラサラとした感触になりますよね。

でも、ワセリンの場合は、とてもベタベタします。かなりべたつきます。

初めて使ったときは「すごいべたつくっ!」と思っていました。ネットで調べてみても、やっぱりべたつきが気になる方は多いようです。

べたつきを解消するワセリンの使い方としては、

  • 少量をじっくりなじませる
  • 塗ったあとは、ティシュで手を軽くゴシゴシする

のがおすすめ。

ティッシュで軽く拭いてやった方が、気にならなくなると思います。

最初は、この一手間が少し面倒に感じます。でも、ワセリンのしっとり感に慣れると「ハンドクリームより、ワセリン使いたい!」という思いが増すので、少しの手間は許せるかと。そのくらい、ワセリンは手荒れに効果ありました。

ちなみに、手袋をする場合はべたつきがそんなに気にならないですよ。

手荒れのケアのタイミングを決めるのもおすすめ

手荒れを早く治すには、手荒れケアのタイミングを決めておくのもおすすめです。寝る前にケアする方は多いと思いますが、回数を増やした方が、やはり治るのは早いです。

私は、食器洗いをする前に必ず手のケアをすると決めています。

素手で洗ったら手が荒れてしまいますが、

  1. ワセリンを塗る
  2. 綿手袋をつける
  3. ゴム手袋を重ね付けして、食器を洗う

で、手のケアをしています。

私は、以前は洗い物をするときに、ゴム手袋をつけるだけでした。でも、ゴム手袋と素肌が触れているのが不快だったんです。

それで考えたのが、綿手袋をすること。綿手袋をしてから、ゴム手袋をするとすっごく手がラクなんですよね。気になっていた、かゆみもなくなりました。

そこで「せっかくなら、綿手袋する前にワセリンも塗ってケアしちゃおう」と思い、今は洗い物の時に手のケアをすることにしています。

私の場合、食器洗いは1日3回。以前より手荒れケアの回数が増えたので、手荒れが劇的に改善しました!

しかも、綿手袋とゴム手袋を重ね付けすることで、水の冷たさも感じづらく光熱費の節約にもなりました。また、油汚れのひどいもののときはお湯を使っているのですが、お湯で洗うことで手が温まり、よりワセリンが肌になじむというメリットも。

私の場合は食器洗いのタイミングですが、ご自分の都合の良いタイミングで手荒れケアの時間を決めておくのはおすすめですよ。

ワセリンでも手荒れが治らない場合の対処方法

と、ここまではワセリンを使った手荒れケアについてでした。

私はワセリンを使うことで手荒れが改善しましたが、症状によっては、あまり効果がない場合もあると思います。そんな場合は、やはり皮膚科を受診されることをおすすめします。

または、皮膚科で処方される保湿剤「ヒルドイド」と同じようなクリームを試すのもありだと思います。

【詳細】【NALC薬用ヘパリンハンドクリーム】

ヒルドイドソフトは、子供の肌の乾燥がひどく湿疹が出てしまった場合に処方されて使っていました。ヒルドイドにはヘパリン類似物質というものが含まれており、その成分がお肌の乾燥に効果があるとされています。

長男の場合、他のクリームではすぐにガサガサが再発していましたが、皮膚科で処方されたヒルドイドを使っていたら、お肌の調子が整いました。ただ、長男の場合は治ったり再発したりではあります。

まぁ、人によって肌の状態は違うので試してみない分からない部分はありますよね…。

【詳細】乾燥肌の救世主「ヘパリン類似物質」配合【NALC薬用ヘパリンハンドクリーム】

ワセリンを使ったお肌ケアの話

目元のシワ対策に使う

ここからは、手荒れ意外のワセリンを使った肌ケアについてまとめています。

ワセリンを「目元のシワ対策になるのでは?」と思い塗っていたら、シワが薄くなってきた感じがします。冬場の乾燥した時期に、特にシワが目立つようになるので、乾燥した時期のみケアしています。

昔の写真と見比べてみたら、以前より目元のしわが、目立たなくなってきました。

コツは、薄く塗ること。厚塗りすると、ベタつくし、私の場合はかゆみが出てしまいます。ほんのちょっぴりで十分伸びますよ。

赤ちゃんのオムツかぶれ・よだれかぶれのケア

赤ちゃんのオムツかぶれのケアにもワセリンがおすすめです。小児科の先生に教えてもらいました。

ワセリンを使用したオムツかぶれのケア方法は、以下の通りです。

  1. オムツを変えるときに、おしりふきでキレイにふく
  2. かぶれている部分にワセリンを薄く塗る

これをオムツ替えのタイミングで、毎回丁寧に行います。回数が多いと面倒ですが、毎回ケアすると早く治りますよ。

赤ちゃんのよだれかぶれも同じ方法でケアします。

ポイントは、汚れを湿らせた布できれいに拭きとってから、ワセリンを塗ること。

食べこぼしも、ティッシュで拭いただけでは表面の汚れがきれいになった(ように見える)だけで、本当にはきれいになっていません。水分を含ませた布で、拭き取りましょう。

まとめ

以前は手荒れにハンドクリームを塗っていましたが、私にとって一番効果があったのはワセリンでした。

手荒れケアにワセリンを使うメリットとしては

  • 安全性が高いもの(赤ちゃんでも使える)
  • 値段も安い

がある一方、デメリットにはべたつきがあります。

べたつきは、ワセリンを塗った後に綿手袋をするか、ティッシュなどで軽くゴシゴシするとベタつきが解消できます。

人によって合う・合わないはあると思いますが、ワセリンは値段も安価ですし試してみて損は無いのかな…と思います。

以上、ワセリンを使った手荒れのケア方法についてでした。

▽愛用しているワセリン

▽ワセリンのベタつき対策には、綿100%の手袋がおすすめ

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