我が家には小学3年生の男の子(双子)がいて、二人とも本が大好き。小学3年生になってからはシリーズものに夢中。
低学年の頃と比べると、文字が多めで挿絵が少しの本も好んで読むようになりました。好きなシリーズものが見つかったことで、ぐっと読書量が増えて、読むペースも早くなりました。
今回は、小学3年生の男の子がお気に入りのシリーズ本を紹介します。
好きなシリーズ物が見つかると、本を読む機会が増えて良いですよね。
小学3年生の男子におすすめ!繰り返し読んでいるシリーズ本
【ほねほねザウルス】恐竜の子供たちが冒険の旅にでるお話
これは幼稚園の頃から大好きな本。3年生になった今も変わらず好きで何度も読んでいます。
ほねほねザウルスは、恐竜(ほねになった恐竜)が友達と一緒に冒険の旅に出るお話です。
マンガっぽい感じなので、あまり読書をしないお子さんでもサクサク読めちゃうんじゃないかと思います。シリーズで何冊も出ているので、好んだ場合は、長く楽しめますよ。
▽ほねほねザウルスの特徴
- マンガみたいで読みやすい
- 絵本の次に読む児童書としてちょうど良い
- 謎解き問題や迷路も出てきて、飽きさせない工夫がある
- ストーリーは王道といった感じで理解しやすい
かいけつゾロリが好きなお子さんなら、きっと、ほねほねザウルスにもはまるんじゃないかと思います。
▽ほねほねザウルスについては別記事でも紹介しています。
【エルマーのぼうけん】教科書でも採用されている傑作
「エルマーのぼうけん」は、幼年童話の最高峰の一つとして読み継がれている本。読み聞かせにも、子供が一人で読む本としても、定番の本です。
ちなみに「エルマーのぼうけん」は小学校1年生~を対象としているようですが、挿絵が少ないです。
それまで絵本しか読んだことがないお子さんが一人で読むには、少しハードルが高いのでは…と思いました。でも、3年生くらいになると、一人でも十分楽しめますよ♪
たった一人で旅にでるエルマー。冒険の旅の中では、動物たちとハラハラするやり取りがあったり、知恵を絞ってエルマーが困難を切り抜けていく姿は、冒険をテーマにした本の王道といった感じ。
教科書に採用されるお話というのも納得です。
【デルトラ・クエスト】本好きにおすすめ!本格的な長編の冒険小説
デルトラ・クエストは本格的な長編の冒険小説です。
デルトラ・クエストは児童書のコーナーに並んでいますが、大人が読んでも十分な内容でした。小学校の宿題で親子読書という「親と子が一緒に本を読む」という宿題があったので、私も子供たちと一緒にデルトラ・クエストを読みました。
情景の細やかな描写も多く、私もデルトラの世界にぐいぐい引き込まれました。
もっと、もっと…と読み進めたくなる作品でした。
ただ、デルトラ・クエストは挿絵が本当に少ないです。ほとんど文字だけです。ある程度の読み仮名はふってあるので、3~4年生くらいから読めます。
でも、かなりの長編なので普段から本をよく読むお子さんじゃないと、文字の多さに断念してしまうかも…。
本好きなお子さんで、長い文章を読むのも苦にならないタイプなら、デルトラ・クエストは本当におすすめです!
【Amazon】デルトラ・クエストI (1) 沈黙の森
【プログラミング絵本】プログラミング超初心者におすすめ
2020年度から始まったプログラミング学習。
プログラミングといっても、小学生のプログラミング学習で身に着けたい能力は「論理的思考」。難しいコードを覚える必要はありません。筋道を立てて考える力を伸ばすのが、目標です。
小学生がプログラミングを学ぶ場合、まずは「プログラミングとは何?」を知れる本を読むのがおすすめ。
うちの子供たちは「プログラムすごろく アベベのぼうけん」が好き。(上巻・下巻があります)
▽詳細はこちらにもまとめています。
ちなみに、プログラミング絵本でプログラミングの考え方を学んだら、無料で利用できる「スクラッチ」などの学習サイトで作品作りをすると楽しいですよ♪
我が家の双子も小学3年生からスクラッチを利用しています。
▽スクラッチで作品作りをしてみました
【魔法屋ポプル】ドジでトラブルを起こす魔法使いのお話
次は、サクっと読めるシリーズもの。こちらは、ライトノベルといった印象。
子供は小学2年生の後半から魔法屋ポプルシリーズを読んでいます。ストーリーは、ドジでトラブルを起こす、魔法使いの女の子のお話です。
同じクラスの男の子が図書の時間に夢中になっているのを見て、借りてみたのがきっかけだそうです。
魔法屋ポプルの表紙の絵がかわいいので、一見、女の子用の本に見えますが、子供のクラスでは男女かまわず人気みたい。
絵はかわいい系ですが、お話は王道を踏んでいる感じです。
小学3年生が好きな世界観の本です
【怪盗レッド】「悪者からだけ」盗んでいく、怪盗のお話
こちらも、ライトノベルといった印象のシリーズ本。
「怪盗レッド」の主人公は小学6年生。小学6年生のいとこ同士の子供たちが、怪盗になったお話です。
怪盗といっても「悪いことをしている人からだけ」盗んでいきます。警察が手に負えない事件を、主人公の怪盗二人が解決していくストーリーが、ハラハラしていて面白いです。
怪盗というと、男の子の向けのイメージがありますよね。
でも、怪盗レッドは女子&男子の組み合わせ。女子視点もストーリーに盛り込んであるのが、また面白さを加えていると感じました。
文章が多いけど、挿絵がところどころで入っているし、ストーリー展開も小学生でも理解しやすいです。普段あんまり本を読まないお子さんでも読みやすいんじゃないかな。
以上、小学3年生の男の子が好きなシリーズ本についてでした。
【こんな記事も書いています】
▽小学3年生男子におすすめのプレゼント。知育玩具で良かったものの感想。
▽小学3年生になり授業で国語辞典を使うことに。選んだ辞典と、使った感想。
▽算数の勉強にも役立っている、おもちゃのこと。磁石でぴたっとくっつくプレートが面白いです。