11歳の双子(男子)を育児中です。基本的には仲が良くて「兄弟であり親友」という関係の二人です。ただ、ケンカは程度の差こそあれ、小さい頃から毎日のようにしています。
「成長したら、ケンカも減るのかな」と考えていましたが、全然減らないんですよ…。年齢に応じてケンカの仕方や理由も変わってきていて、最近も毎日のように激しいバトルを繰り返しています。
この1~2週間は特にすごかった!正直、私は疲れ果てている状況です…。頑張って仲裁するのですが、なんだか難しいですね。
ケンカを通して何かを学べればと思うので、できるだけ「前向き」に仲裁するようにしているのですが、うまくいかないのです。反抗期に入っているというのもあるかもしれません。
今の私の気持ちを整理するために、そして後で振り返るためにも、今の心境をつぶやかせてください。(とりとめのない文章になるかもしれません。すみません。)
小学生(高学年)の双子のケンカが多すぎて疲れた
基本的には大の仲良しの双子
二人は基本的には大の仲良しです。これは小さい頃からそうで、幼稚園でも小学校でもお互いの事を気にかけて休み時間には一緒に遊んだりしています。
もちろんお友達もいますが、二人で遊ぶのが楽しいようで、休み時間に待ち合わせしたりしているそうです。
▽11歳の成長記録
二人でばかり遊ぶので友達は多くない
仲が良いのは嬉しいことですが、二人でばかり遊ぶのでお友達との関りが多くないのは長年の悩みでした。
学年が上がるにつれて、仲が良い友達が増えて、家でも友達の話をよく聞くようになってきたので安心しています。
そうそう、以前は、学校が終わった後に友達と公園に遊びにいくことはほとんどありませんでした。二人で遊んでいる方が楽しいからみたいです。
あとは、コロナが流行って色々と行動が制限させてしまっていたというのもあると思います。二人ともコロナをものすごく恐れて、一時期は学校も行けなくなってしまいました(汗)
▽昨年の今頃はオンライン授業でした
小さい頃は私が公園に連れ出してましたが、小学校に入ってからは帰宅後に「公園で遊んできたら?」と促しても、家で二人で遊んでいました。
まぁ、もともとそんなに外遊びが好きでは無いんですよね。本を読むのがすごく好きな子達なのも原因の一つでしょう。
今は5年生ですが、ようやく最近、友達と約束して外遊びをするようになりました。
特に仲の良い友達が出来たのが理由のようですが、毎日のように「明日は公園で遊ぶ時間あるかな」「土日も約束してきても良い?」と聞いてきます。
でも、6時間授業の場合、帰宅するともう16時近くになっちゃうんですよね。それから公園に出かけて、小学生が帰宅するチャイムがなる16時半までしか遊べないので、実質15分くらいしか遊べません(汗)それでも、遊びたくて出かけていきます。
そんな感じで5年生の今は交友関係も広がっている状況。二人で遊ぶ時間が減って、友達と遊ぶ時間が増えたという二人の関係性の変化もケンカに何か関係しているのかもしれないです。
先輩の双子ママから聞いた双子のケンカ話
双子を連れて歩いていると、同じ双子のママさんから話しかけられることが多いです。すると「二人は仲が良い?」と質問されることがよくあります。
うちは基本的には仲良しなのですが、わりと仲が悪い双子ちゃんも多いようです。特に「年齢が上がっても、いまだにケンカが多くて…」という話を何度か聞いたことがあります。
中には「中学生の女子なのに取っ組み合いのケンカをしている」という話があって、とても驚きました。
「大きくなったらケンカが減るのかな…」と勝手に思っていたのですが、成長に合わせてケンカの理由も変わるでしょうし、年齢が同じことでケンカのときに気持ちの折り合いをつけづらいこともあるのかもしれません。
ブログでは「長男」「次男」と表記していますが、我が家では「同じ日に生まれた二人の子」として育てています。よって「お兄ちゃんなんだから…」「弟なんだから…」といった扱いをしたことはありません。
これが良いのか悪いのかは分かりませんが、こういった扱いの仕方も人格の形成に影響するでしょうし、「もし、二人に年齢差があったらどうだったのかな?」と時々考えることはあります。
学校では優等生らしく、ストレスが溜まっている
最近、特に長男がイライラしていることが多いです。長男の話では「学校でストレスが溜まっている」と話しています。
長男は学校では優等生タイプ。先生からも面談の際に「とてもよく頑張っていますよ」という話を頂きました。勉強もきちんとやっているし、友達とも仲良くしている。運動は苦手だけど、意欲が感じられて良い…という感じでした。
でも、周りのお子さんがふざけたり、騒いだりする場面で、いつも長男がフォローしたり注意したりすることが毎日のようにあり、ストレスが溜まっているそうです。だから、家で、ちょとしたことでケンカをしてしまうと本人が話していました。
これは、低学年の頃から感じていて、いつもよく怒られるお子さんの隣の席になるので、毎日「自分が悪いわけではないけど、隣の子を先生がものすごい声で怒っているから、怖くて仕方がない。自分が怒られているような気がして嫌なんだ」というようなことを言っていました。
先生によって怒り方も違うので、今の担任の先生は、長男の隣の子を大声で怒るようなことはしません。別室で話してくれるそうなので「いつも自分が怒られているような気がするストレス」からは解放されています。
5年生の今は、何かでリーダーになることも多く、ふざける皆をまとめる役になって苦労することが増えてイライラが溜まっているみたいです。
家でケンカをする理由はそれだけではないでしょうが(もちろん、次男側にも理由はあるでしょうしね)、長男の考えとしては、イライラする理由の一つにそれがあるそうです。
最近、双子がケンカでよく揉める内容
二人がケンカしている内容について思い出してみたのですが、「何が理由だったっけ?」と思ってしまいました。毎日たわいもない内容でケンカが始まって、ヒートアップしている感じです。
例えば、
- 相手の手提げかばんにぶつかって落としてしまった
- 相手が作っているスクラッチ(プログラミング作品)に口出しした
- ちょっと言い方がきつかった
などなど。
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ちなみに、次男は長男に比べると、だいぶ穏やか。私としては長男が原因に見えることが多いです。
ただ、次男はよく「相手が気に障るような余計な一言」を長男に言いがちです。この一言がきっかけとなって、長男がカーっとなり、ケンカが始まることも多いような…。
こうして整理してみると、ほんと小さなケンカの種が、大きなケンカに発展しているんだなぁ…と思います。そして、どちらかが少しでも叩いたりしたら、その後は大変!よく泣く次男が、すぐに泣き叫んで大げんかに発展するのです(汗)
そして収集がつかなくなり、私が仲裁するという流れです。
今後、どうするか?
仲裁を頑張ってはいますが、日々ケンカが絶えないので、だいぶ疲れてきました。
とりあえず、やってみて良かったのは仲裁するときにケンカの経緯を紙にまとめること。私が一人ずつ話を聞きながら、ケンカの経緯を記録していきます。
二人の話す内容がけっこう違うので始めたのですが、紙に書いて一つずつ確認することで、子供たちの気持ちも落ち着きやすい気がしています。
でも、紙に記録しても、結局二人とも納得はできなくて…。ケンカの始めから私が見ているわけでもないので、私もどちらの言い分が正しいのか判断できなくて(汗)
そこで、子供たちにそれを伝えた上で「今できることから始めよう」ということにしました。
- 次男:嫌味な言い方をしない。嘘をつかない。
- 長男:すぐに叩いたり、モノを投げたり、叫ばない。
「自分たちの行動で改善すべき点を見直して、相手と良い関りができるように努力しよう」ということで、まとめました。
現状としてはこんな感じです。まぁ、これがベストではないんでしょうが、現時点でできることをやってみました。
うーん、頑張らねば。でも、どう頑張ればいいのか…。毎日悩んでいます。また、記録して振り返ってみたいと思っています。
以上、双子のケンカについてでした。