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【双子育児】10歳の誕生日に思うこと(成長記録)

双子の成長記録(小学生)

先日、双子の子供が10歳になりました。振り返ってみれば、あっという間の10年間。

10歳になった二人の成長について書いてみたいと思います。

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双子が10歳になりました

兄・弟と区別することなく育てています

子供たちが小さい頃は、毎日の散歩のたびに色々な方から話しかけられました。そこで必ずといっていいほど質問されたのが「どっちが、お兄ちゃんなの?」という質問です。

長男

答えると「あ、確かにこっちがお兄ちゃんって顔してるね」とか何とか、色々な意見がでてきて面白かったです。あまりにも持論を述べられると、ニコニコと応答しつつ、「顔だけで判断するって、無理じゃない?」と内心思ったり(ごめんなさい)

双子 1か月

一応、生まれた順番に兄・弟ということになりますが、私は二人を育てる上で兄・弟の区別はしていません。

二人の生まれた時間は1分差。この1分差で「兄」「弟」と決めてしまうのは、二人の可能性の幅を狭めてしまう気がしたから。

兄・弟として育てるメリットもあるんでしょうが、私は区別しない方が二人が自分の個性を発揮できそうな気がしています。(各家庭によって子育ての方針も状況も違うでしょうし、あくまでも我が家の考え方と捉えてくださいね。)

「兄」「弟」として育てることで「お兄ちゃんっぽい」「弟っぽい」という性格が醸成されることもあるんでしょうが、我が家の場合は「同じ年齢の子供が二人いる」という感じで育っています。

双子

ちなみに、周りからは双子ということで、大きくなった今も人の目を集めることが多いです。そして、良くも悪くも比較されることは多いですね。

ただ、私は双子しか育てたことが無いので「双子だから注目されること」が不思議な感覚。何歳になっても、良くも悪くも双子は目立つことが多いな…と感じています。

双子は超仲良し。兄弟であり親友である

子供たち(双子)は超仲良しです。きっとお互いの一番の理解者なんだろうな…と思います。

喧嘩も毎日のようにしますが、基本的にはお互いのことが大好き。もちろん、一人一人の時間を過ごしていることもありますが、二人で一緒にいることがほとんどです。

幼稚園は同じクラスだったので、常に二人一緒でした。幼稚園くらいの子にとって、一卵性の双子を見分けるのは難しみたいですね。結局、お友達で二人を見分けられたのはクラスに2~3人でした。

小学校からは違うクラスに。お友達のほとんどが、二人を見分けられるようです。二人はクラスが違えど、休み時間に一緒に遊んでいることも多いみたい。ただ、二人っきりではなくて、共通のお友達と一緒にです。

お互いのお友達と一緒に遊ぶので交友の幅は広いと思います。ただ、二人にとっては友達よりお互いが一番の友達という感じですね。私はもっと仲の良いお友達が増えるといいな…と思うことはあります。

でも、学校には楽しく通えているし、同じ家に同じ年の兄弟がいたら、そりゃ親友みたいな関係になりますよね。この状況、まぁ自然と言えば自然なのかもと思っています。

双子育児の山場は2回あった

この10年を振り返ってみて、双子育児の山場は2回あったと感じています。

まず1つ目は、妊娠中。まだ生まれる前ですが、きちんと元気に生まれてくれるか心配でした。お腹の中は見えないし、自分でどうこう出来るものではないので。

双子妊娠はハイリスクと言われてますが、一卵性は二卵性と比べて、さらにハイリスク。お腹の赤ちゃん二人が、同じくらいの体重で育ってくれないと病気になってしまうんです。

妊娠の経過に問題はなかったけど、双子妊娠ということで妊娠8か月からは管理入院。2か月の管理入院生活、長かったけど、管理入院して本当に良かったなぁと思いました。おかげで無事出産できました。

【詳細】双子の出産記録:2か月の管理入院を経て、37週で出産しました

2回目の山場は赤ちゃん時代。

初めての育児で双子。同時泣きには、こちらも泣きたいほど焦ったし「一人ずつしか抱っこできなくて、ごめんね」って悲しい気持ちにもなりました。

赤ちゃん時代って、一番優先してもらえる時期だと思うんです。でも、この子達は双子だから、どちらか一人は後回し。人手が足りないから仕方がないけど、かなり罪悪感を感じていました。

二人を待たせずに、二人同時にお世話できるよう試行錯誤する毎日。夜中は二人が順番に起きるので、毎日睡眠不足なのも辛かったです。体が辛いと、やっぱり精神的にも病みがちで。

毎日、感情の起伏は波乗りしているみたいな感じ。上がったり、下がったり。

でも、楽しいこともいっぱいあったし、大変なことも経験できたのは幸せな事。二人の成長の記録を残しておきたくて、毎日のように動画や写真を撮りました。

荒れ果てた部屋で、全く映えないものばかりだけど、私の宝物です。

マメに写真や動画をとっていた自分を褒めてあげたい!

特に動画はおすすめですね。泣き方も、話し方も、声も、どんどん変わっていくんですよね。

体格は小さめだけど、元気に育っています

子供たちは37週で生まれました。

  • 長男:2628g
  • 次男:2344g

双子の場合、2000gあれば万々歳と言われているので、双子のわりには大きめで生まれました。

10歳になった今、同い年のお子さんと比べると体格は小さめです。背の順も1番前か、2番目くらい。二人の身長や体重はほぼ同じで、

  • 身長:127cmくらい
  • 体重:21.5kgくらい

たくさん食べているし、給食もお代わりするくらいですが、小さめです。

私も子供の頃は小さくて、いつも前から2番目だったし、ガリガリで超瘦せていました。でも、大人になったら標準をやや超えるくらいの身長になったし、ほとんど病気もしない健康体。

きっと、この子達もスローペースで育つんだろうな…と思っているので、心配はしていません。

そうそう、小学校に入る前は、よく風邪を引いていたし、中耳炎が長引いたり、軽い喘息になったりと病院通いばかりしていました。かなりの頻度で通っていたので「子供は医療費が無料で、本当に良かったなぁ」と何度も思いましたね。

小学校に入ってからは、ほとんど病気になっていません。たまに、風邪をひくことはあっても、熱は出さないですね。喘息の治療も終わったし、中耳炎にもならなくなったし、今の悩み事は車酔いくらい。

車酔いは、三半規管が発達するのが10歳~らしいので、これから良くなるといいなぁと期待しています。

ということで、体格は小さめですが元気に育っています。

【関連】子供の車酔いに「乗り物酔いを軽減するメガネ」を使った感想

双子の「今」を記録しておく

今の二人の性格などを記録しておきたいと思います。

長男

長男は、基本的にとてもまじめ。家では、ちょっぴり怒りやすいところもあるけど、学校では良い子にしているみたい。

自分の考えをしっかり持っているのは良いのですが、もう少し柔軟性を身に着けると、成長の幅が広がるのになぁ…と思っています。

読書が大好きで、毎日夢中で本を読んでいます。運動は苦手。小さい頃は、毎日公園通いも頑張りましたが、家遊びの方が好きでした。

もっと運動をさせたくてスイミングを習い始めたら、スイミングが好きになり練習を頑張っています。

コナミスポーツで習っているのですが「ベストスイマー」という級があり、ベストスイマーを目指して頑張っています。

次男

次男は、小さい頃からひょうきんな性格。愉快で楽しい子です。

学校では真面目に過ごしていて、優等生タイプ。ただ、学校では色々と我慢している事も多いので、それで疲れてしまうことも、よくあります。バランスが難しいですね。

家ではひょうきんな姿をよく見せる次男ですが、学校ではおとなしいみたい。もっと自分を出していけるといいなと思います。

ちなみに、次男の方が長男に比べて圧倒的に手がかからないですね。私が叱ったりすることの8割は長男かも…。長男は我が道を行くタイプで、次男は和を大切にするタイプ。

遺伝子が同じとされている、一卵性の双子。同じように育てて、同じものを食べていても、こんなに性格は違うんだなぁと驚いています。

今まで、子供の行動を見て「私の育て方が間違っているのかな…」と不安になることも、しばしばありました。でも、同じように育てても、異なった行動をする二人を見ていると「持って生まれた個性なんだろうな」と考えるようになりました。

10歳のお誕生日プレゼント

10歳のお誕生日プレゼントは囲碁にしました。えー、囲碁!って感じですよね。

実は2~3年前から囲碁を楽しむようになり、オセロ盤で代用していました。ただ、オセロだとおける碁石の数が少ないんですよね。

最近は子供向けの囲碁の本も読むほど好きだし、二人でよく勝負しているので、公式盤と同じ19路盤をプレゼントしました。

読んでいる本:ヒカルの囲碁入門

▽購入した囲碁セット

 

碁石はマグネット式、盤はプラスチックでコンパクトに収納できるものを選びました。木の囲碁盤も本格的で素敵なんですけどね。狭い賃貸には、これで十分。

碁盤も碁石も想像よりとてもキレイな仕様でした。このセットにして正解でした。

マグネット式 囲碁セット

実際に使い始めて、碁石がマグネット式になっていると、ずれないのが便利だなぁと思いました。

碁石って密接した状態で盤に置きますよね。間違って手がふれてしまっても碁石が動きづらいので、子供も遊びやすそうです。

ちなみに、プレゼントは二人に共通のものを選ぶことが多いです。二人とも好きな遊びが似ているので。

その年によって1種類だったり、2種類だったり。同じものを2つ買うことはないですね。(衣類はお揃いで買うことはありますが)

と、いうことで双子が10歳になって感じたことを、色々と書いてみました。長かったようで、あっという間の10年間。これからの成長も楽しみです。

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