沖縄の有名な観光スポット「美ら海水族館」。すぐ側にはオキちゃん劇場があり、イルカショーを無料で観れます。
何度かオキちゃん劇場へ行ったので
- オキちゃん劇場に1番近い駐車場
- 席取り(待ち時間)も含めた所要時間
- 混雑状況
- 実際にショーを見たり、イルカの餌付け体験をした感想
をまとめました。
オキちゃん劇場へ行ってきました
オキちゃん劇場とは
オキちゃん劇場は海洋博公園にあるイルカのショーを楽しめる施設。
海洋博公園は、昭和50年に沖縄で開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して設置された国営公園です。
海洋博公園にあるのは、
- 沖縄美ら海水族館
- オキちゃん劇場(イルカショー)
- 海洋文化館(プラネタリウムあり)
- 沖縄郷土村(昔の体験ができる)
- エメラルドビーチ(人口ビーチ)
など。
すごく大きな公園で見どころが多々あります。
一日観光しても時間が足りないくらい大きな公園なので、沖縄旅行が初めてなら、一日時間をとって海洋博公園内の施設を楽しむのもおすすめ。
オキちゃん劇場以外にも、観光スポットがたくさん。
オキちゃん劇場の料金
先述しましたが、オキちゃん劇場は無料です。
勘違いされやすいのですが、美ら海水族館とオキちゃん劇場は別な施設。美ら海水族館の観光にはチケットが必要ですが、オキちゃん劇場だけ見るならタダで見れます。
ちなみに、オキちゃん劇場と併せて美ら海水族館にも行く方も多いと思います。
美ら海水族館はかなり人気でチケットを買うのも一苦労なので注意してください。
▽美ら海水族館(2022年再訪時に撮影)
特に夏場はチケットを買うために長蛇の列に並ぶ必要があります。チケットは事前にネットで購入することが出来るので、買っておいた方が入館がスムーズです。
おすすめは「アソビュー!」という大手サイト。ネット上で簡単にチケットを買えます。
また、安くチケット買うなら、沖縄の許田にある「道の駅許田」がおすすめ。ただ、こちらは道の駅自体が人気で、冬でも駐車場行列ができていることが多いので注意。
ちなみに、私は冬に許田を利用して美ら海水族館のチケットを購入した際、駐車場の行列に10分ほど並びました。(その後、さらにチケットを買うため店内のお会計列に並びました)
閑散期の冬でも10分くらいは待つので、夏はかなり混むことが予想されます。
▽結局、合計20分くらい待って買えた安いチケット(家族券を購入)
混雑する時期は「アソビュー!」などを利用して事前に買っておくのが無難。数百円安くするために、限られている観光時間を「待ち時間」に使ってしまうのはもったいないので。
オキちゃん劇場へのアクセス
オキちゃん劇場へのアクセス&1番近い駐車場
電気遊覧車で移動もできる
海洋博公園内の他施設からオキちゃん劇場へ向かう場合は、電気遊覧車を利用すると便利。
電気遊覧車は広い海洋博公園の中を周遊しています。
料金は1回乗車券が100円、1日券が200円とリーズナブル。ただ、そんなにたくさんの人数が乗れるわけではありません。
子連れの場合は電気遊覧車に乗せてあげると、とても喜ぶと思います♪
ショー時間と混雑状況
オキちゃん劇場のショーは何分間?
オキちゃん劇場には4つのプログラムがあります。所要時間は以下の通りです。
※記事作成時点の情報です。最新情報は公式ホームページで確認をお願いします。
- イルカのショー(20分間)
- ダイバーショー(15分間)
- イルカ観察会(15分間)
- イルカふれあい体験(事前申込が必要)
イルカふれあい体験は定員制(そして、事前に申し込みが必要)ですが、イルカのショー、ダイバーショー、イルカ観察会は定員がありません。開催時間に合わせていけば、見ることができます。
混んでいて満席の場合は、立ち見も可能です。
イルカショー
続いて、プログラムの所要時間について詳細を解説します。
イルカのショーは20分のプログラム。
ただ、席を確保するために数十分早めに行く必要があります。どのくらい前に行けば大丈夫かは、時期によって異なります。
私たちは12月のクリスマスシーズンに行きました。
冬は閑散期と言われていますが、ショー開始20分前には大半の席が埋まっていました。夏のお盆の時期などは特に混むでしょうし、もっと時間に余裕をもっていきましょう。
イルカ観察会
イルカ観察会は立ち見のプログラム。席取りの時間は必要ありません。
見たい場合は、ショーの時間(15分間)の5分前に行けば大丈夫。私が見たときはガラガラに空いていました。
イルカ観察会では、係の方からいろいろとお話をきくことができるので、楽しいですよ。
遠くから観察会の様子を眺めるだけなら、イルカショーの座席からでも眺めることができます。
ダイバーショー
ダイバーショーは、イルカショーの右側にある小さめの水槽で開催されます。
着席スタイルですが座席数は30席程度しかありません。イルカショーと違い、あまり人気がないようで空いていました。
私たちが行ったときは(12月のクリスマスシーズン)、ダイバーショー開始5分前でも空席がありました。また立ち見も可能です。
夏は混むので時間に余裕を持ちましょう。
【体験談】3つのプログラムを見るのにかかった時間
私たちは、イルカショーとダイバーショー、イルカ観察会を見ました。待ちの時間を含めて2時間ほど滞在しました。4つ全て見るなら3時間は見込んだ方がいいと思います。
美ら海水族館も見るなら、さらに時間が必要。美ら海水族館とオキちゃん劇場を両方楽しみたい場合は、5時間ほどは考えておいたほうと安心かも。
もちろん、混み具合や、どの程度ゆっくり見るかにもよりますが…。
また、休憩や食事の時間も含めるともっと時間が必要ですね。ちなみにオキちゃん劇場のすぐ近く(徒歩20秒くらい)には「オキちゃんパーラー」という軽食をとれる店があります。
味は本当に普通なんですが、ささっと食事をとれます。観光時間を長くとりたい場合には便利なお店です。
冬の混雑状況
12月の沖縄はオフシーズンで空いている時期。夏のベストシーズンに比べるとだいぶ空いています。
日本人はあまり行かない冬の沖縄ですが、海外のお客さんはたくさん来ていました。
私たちはイルカショーの20分前にオキちゃん劇場の席とりを始めました。その時点で席の半分くらいは埋まっていました。
12月の沖縄は、夏に比べると涼しいですが半そでで十分な気候。晴れた日だったので日差しはとても強かったです。
だた、オキちゃん劇場には日よけがあるので待ち時間も快適でしたよ。
空いている席はどこ?
私たちが行ったときは、なぜか劇場後方(右側)だけが満席レベルの混みっぷりでした。
私もこちら側からアクセスしたので、一見「すごい混んでいる!」と思いましたが、よくよく探すと、左側前方と前方中央の席が空いてました。
なぜか、一番人気のありそうな前方中央が空いている事態に驚きました。
私の推測ですが、劇場後方(右側)の出入り口は美ら海水族館に一番近いところです。美ら海水族館からオキちゃん劇場に移動するお客さんが入ってくるのは、この出入り口。だから、劇場後方(右側)が混んでいるのかもしれません。
席とりの失敗談
オキちゃん劇場の席は段々になっているので、後ろ側でもわりと見えます。
ただ、我が家は小さな子連れで前に大人が座ってしまうと、ほぼ見えず…。「プールの中をイルカが泳ぐ様子も見せてあげたい!」と思ったので、前方&前には小さなお子さんが座っている席を探しました。
でも、ここで思わぬ事態に…。席の移動をするはめになったんです。
前から2列目の席を無事見つけ、安心したのもつかの間。係の方が「混みあってますので、つめて座ってくださーい」とのアナウンス。
みんなが席を詰めだすと子供の前に背の高い男性が…。結局、子供が見えづらくなってしまうので抱っこで対応しました。そんなこともありますので、席選びは難しいですね。
イルカショーを見た感想
大充実の20分間のプログラム!
イルカショーは20分間のプログラムです。イルカショーのプールは、水中が見えるようになっていて、イルカたちが、水中をスイスイ泳ぐ様子や、高くジャンプする様子、そして水中に飛び込む様子が見られます。
大迫力で、お客さんからは大歓声があがります!大きなイルカが宙を舞う姿は、本当にすごい!
オキちゃん劇場は階段状の席になっているので、後方の席でも、それなりには見えます。
でも、おすすめは前方の席。前方の席は、プールの中の様子がしっかり見えるし、ジャンプの時の水しぶきの様子も近くで見られるので大迫力です!
12月はサンタが登場した
12月ということで、イルカショーにサンタさんが登場しました。暑い沖縄、そして海をバックにサンタさんを見るのは初めて。
少しミスマッチな感じもしましたが、サンタさんが登場したことで、とても盛り上がりました。オキちゃん劇場は季節によって、演出も変わるので何度行っても楽いですね。
イルカはどうやって芸を覚えるのか?
イルカは本当に頭がいいなぁと思います。ジャンプやボールやフラフープを使った芸をしたり、群れてバランスをとりながらジャンプしたり…。いろんなことを覚えていますよね。
どうやって、イルカが芸を身に着けるかというと「指示通りにできたら、ご褒美(魚)をあげる」ことで出来るようになっていくそうです。
できなかったときは、ご褒美がもらえません。これを繰り返しているうちに、イルカは「うまくやれば、ご褒美をもらえるぞ!」と分かり、出来るようになるそうです。
ダイバーショーを見た感想
イルカを近くで見れる「ダイバーショー」
イルカショーで大満足でしたが、「ダイバーショー」が始まる旨のアナウンスが流れたので、ダイバーショーも見てみました。
イルカショーは劇場正面の大きなプールで行われますが、ダイバーショーは向かって右側にある小さめのプールで行われます。プールは小さいけど、客席と近いのですぐ近くで見れるのがメリット。
座席数は30ほど。座って見たい場合は早めに移動しましょう。立ち見でも見れます。
私たちが行ったときはダイバーショーはイルカショーに比べると、だいぶ空いていました。
冬の場合、ダイバーショーが始まる5分前ほど前でも空席だらけでした。
ダイバーショーの内容は、
- イルカとダイバーさんとのやりとり
- イルカは目隠しで泳げるかなどの実験
- お客さんの中から立候補を募って、イルカとのコミュニケーション体験
イルカとのコミュニケーション体験では、選ばれたお客さんはガラス越しにイルカと上手にコミュニケションがとれていました。
ダイバーショーはイルカとの距離が近いのが、とても良かったです。
イルカの餌付けをした感想
イルカの餌付けは事前にチケットの購入が必要です。チケットもって、イルカのプールへ行き、係りの方へチケットを渡すとバケツ(魚が入っている)をもらえます。
係りの方の話では、イルカショーが終わった直後は餌付けのチケットを購入する方で大混雑になるので、事前に購入しておきました。(当日、イルカショーの前に購入しました)
イルカに魚をあげようとすると、イルカが口を開けて待っているんですよ!
そこに、ポトリと魚を落としてあげる感じ。「こんなに人慣れしているんだな~」と驚きました。
子供たちは近くでイルカが見れて、とても喜んでいました。
オキちゃん劇場は見所いっぱいで楽しいスポット。
もし、初めての沖縄旅行なら、オキちゃん劇場に加えて、他の一海洋博公園内の施設を一日かけて色々と巡るのがおすすめ。そして別日はビーチやプールで遊ぶ日にすると、効率よく沖縄を楽しめます。
ちなみに、沖縄のビーチで遊ぶ場合はマリンシューズを持参したほうがいいです。理由は、天然ビーチにはサンゴのかけらがたくさん落ちているから。マリンシューズが無いと、けっこう足が痛いです(汗)
人口ビーチの場合は砂浜なのでマリンシューズは必要ありませんが、天然ビーチには熱帯魚がいるところも多いので、ぜひ行ってみてくださいね。
▽マリンシューズの選び方
▽沖縄旅行の持ち物リスト
▽ホテル日航アリビラ前のニライビーチは熱帯魚がいます
▽サンマリーナビーチにも熱帯魚がいます