2022年12月に沖縄の「わんさか大浦パーク」へ行ってきました。
沖縄といえば、マングローブが有名ですよね。ガイドブックにはカヤックに乗って観光している写真がずらり。ただ、非力な私としては「私、カヤックで2時間も漕げるのだろうか?」という心配が…。
でも、いつかは見たいと思っていたマングローブ。わんさか大浦パークでは、遊歩道を歩いて観光できると知り行ってみました。
わんさか大浦パークはガイドブックにはあまり載っていないので、メジャーではないのかも!?でも、とても良かったので紹介したいと思います。
わんさか大浦パークとは
アクセス
わんさか大浦パークは沖縄県名護市にあります。
住所:〒905-2267 沖縄県名護市大浦465−7
名護は「名護パイナップルパーク」や「OKINAWAフルーツらんど」などで有名な観光地です。
今回は、かねひで喜瀬ビーチパレスに宿泊した際に、わんさか大浦パークに行ってみました。ホテルからは車で30分くらい。
ちなみに、沖縄旅行の計画を立てる際は「自然系」「施設系」を組み合わせて考えておくと、雨天時などにも時間を効率的に使えるので、おすすめです。
▽今回宿泊したホテル
▽フルーツランド観光記
マングローブロードの観光料金
マングローブロードを徒歩で観光する場合の料金は
- 大人:360円
- 小・中学生:210円
上記は個人で見学する場合の料金です。団体割引もあります。
また、ガイドツアーも開催されていて、そちらは別料金。詳細については公式ホームページをどうぞ。
わんさか大浦パークの入場料を安くする方法
わんさか大浦パークではイオンカードの優待特典が受けられます。イオンカードを提示すると入場料が半額になります。
支払いにはイオンカードが使えますが、現金での支払いの場合も優待特典が適用されます。
私はイオンカードを使っているので家族4人分のチケットが半額になりました。わんさか大浦パークの入場料はもともと手ごろな料金ですが、旅行中は何かと出費も多いですし半額になるとお得感ありますね。
カヤックやグラスボート、売店などもある
今回は遊歩道での見学を選びましたが、カヤックでマングローブを巡ることもできます。
また、売店もあったり、大浦湾のグラスボートツアーもあります。そうそう、売店近くには、猫ちゃんが2匹いて、かわいかったです。
子連れでマングローブを観光した感想
マングローブ観光を今まであきらめていた理由
沖縄のガイドブックには必ずと言っていいほど、マングローブが取り上げられています。特に、やんばる方面では雄大な自然の中で行われるカヤックツアーが有名。
いつか行ってみたいなぁ…と思いつつ、あきらめていました。それは、以前、沖縄の海でカヌー体験をしたときにめちゃくちゃ大変だったから。
20代の頃でしたが想像以上に大変で思うように進まなくて。風向きのせいもあったのかもしれません…。それ以来、どうも勇気がでないんですよね(汗)
しかも、今は子供も一緒だし尚更ハードルが上がって、あきらめていました。
徒歩で観光できるから非力な私&子連れでも大丈夫
わんさか大浦パークのマングローブには遊歩道(マングローブロード)が整備されています。別料金でカヤック体験もできるし、選択肢があるっていいですよね。
非力な私、そして子連れ。遊歩道のおかげで気軽にマングローブを観れました。実際に観光して感じたのは、
- 徒歩だとすごく気軽に観光できる(小さな子連れでもOK)
- 徒歩だと写真も撮りやすい
- じっくり観察できる
ということ。
我が家の子供は11歳の双子ですが、ヨチヨチ歩きの小さなお子さんと一緒でも、わんさか大浦パークなら気軽にマングローブ林を観光できますよ。遊歩道の手すりも高めだし、しっかりした遊歩道なので安心です。
あと、マングローブを背景に写真を撮りやすいです。カヤックに乗っていたら、自分で写真を撮るのは難しいですよね。カヤックにはカヤックの、徒歩には徒歩の良さがあると思いました。
そして、マングローブロードでの観光は、じーっくり観察できるのも良かったです。カヤックだったら波を立てて進むのでお魚とか逃げちゃうんじゃないかと思いますが、遊歩道からだと魚の群れもじっくり観察できました。
そうそう、入場料を払った際に、子供向けのパンフレットも頂けました。歩きながら、パンフレットを参考にして、生き物や植物を観察。小学校高学年の子供たちは、生き物や自然に興味深々なので夢中で観察していました。
マングローブロード(遊歩道)からの景色
実際にマングローブロードを歩いてみた詳しい感想について。いざ、マングローブ冒険の旅へ。
マングローブロードへ入る前の広場には、大きな鳥のモニュメント。「鳥に頭をつつかれる」というポーズをとっている夫。
いよいよ、マングローブの遊歩道へ。
長い長い遊歩道を進んでいきます。今回の沖縄旅行はお天気イマイチでしたが、この日は晴れ。晴れているとやっぱり景色がきれいですね。
水も透き通って見えるので、水の中が観察しやすいです。(逆に天気悪いと、水の中は観察しづらいかもしれません)
園内はこんな感じになっています。遊歩道での観光は1~2時間程度。じっくり見るなら2時間、ささっと見るなら1時間もあれば十分です。
全景が見える位置で写真撮影。これから、後方のマングローブ林へ向かいます。手すりは高めなので、小さな子供と一緒でも安心して見れますよ。
途中、いくつか案内板が設置されていました。この辺に、この生き物・植物があるということなのかな…。目を凝らして、じーっと水中を観察するとお魚がいました。
パンフレットによると、満潮時には魚が泳ぎまわり、干潮時にはカニが歩き回っているそうです。
東屋のような休憩所もありました。このあたりからマングローブ林も見えてきてウキウキ!
色んな生き物がいるようですが、見つけるのはちょっと難しかったです。じーっと見ていると、水面下で何か動いているものが見つかりますが、水が少し濁っているので見えづらい…。でも「何かいる!」と子供と一緒に興奮!
見えづらいのですが、上の写真中央には魚の群れが!!すごい数ですね。実際は水面が揺れているので、写真より分かりやすかったです。
ずんずん進んでいきます。冬なのもあり、めちゃくちゃ空いていました。同じ時間帯にはカヤックで観光しているグループも。冬だと暑すぎず、ちょうど良いですね。
マングローブっぽい植物が増えてきました。写真だと雰囲気が伝わりづらいのですが、前方の植物は背丈が低めです。1メートルくらいかな?
ここまで来て、後ろを振り返ってみたところ。先ほどの東屋が見えます。サクサク進んだら入口から5分ほどの距離。じっくり観察していたので20分くらいかかりました。
この辺りから、植物も間近で観察できるルートになっていました。こちらは、パンフレットによると「オヒルギ」という植物らしい。
ピンクと緑のコントラストがきれいですねー。サイズ比較のため、私の手も一緒に撮影してみました。(手の届く距離ですが、触ってよいのか分からなかったので、近づけただけ)
この辺りは、間近で植物を観察できるので楽しい!マングローブ林って感じ。
少し干潮だったようで、オヒルギの膝根(しっこん)が観察できました。パンフレットに乗っている景色と同じだから、多分、オヒルギで合っていると思うのですが、間違っていたらごめんなさい(汗)
なんかガジュマルみたいですよね。見つけたとき、「ガジュマルだー!」とみんなで話していたのですが、パンフレットをみたら同じような写真が「オヒルギ」として載っていました。沖縄で根が目立つ植物を見ると、なぜかガジュマルと思い込んでしまう不思議…。(私だけ?)
穴がぼこぼこ空いていました。ミナミトビハゼ(トントンミー)の巣か、オキナワアナジャコの巣だと思われます。どちらも泥の巣をつくるようですが、干潮気味だったので水が乾いていたのかも。どちらの巣だったんだろう…?
そして、またまたオヒルギ。木漏れ日がとてもキレイでした。
根っこが見えている様子に見入ってしまいました。うーん、独特で沖縄って感じ。
広大な敷地内に様々な生き物が住んでいるんですね。こちらは、夜行性のため観察するのが難しそうです。
てくてく歩いて出口方面に着いたので引き返しました。マングローブロード(遊歩道)の出口を出て集落方面を観光するルートもあるのですが、時間の関係で同じ道を戻りました。
ちょうど、同じ時間帯に出発したカヤックのみなさんも戻るところでした。
カヤックツアーは約2時間。いくつか種類があるようです。講習時間等を含めてだと思いますが、じっくり楽しめそうですね。体力つけて、いつか参加してみたいなぁ。子供がもう少し大きくなってからかな。
【まとめ】わんさか大浦パークは穴場かも!かなりおすすめ
わんさか大浦パークは遊歩道が整備されているので、気軽にマングローブ林を観光できて良かったです。やんばる方面まで行かなくても、名護エリアで楽しめるのも手軽でいいなと思いました。
以上、わんさか大浦パークの感想でした。
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