小学4年生の子供が、昨年5月(小学4年生の5月)から始めた「がんばる舎」。
がんばる舎は、公文式に似たプリント教材(算数と国語メイン、英語は少し)で、月額1,000円以下の通信教育です。教科書に沿った内容で、基礎固めに適しており、家庭学習の習慣化に良さそうかなと思い、始めました。
親の私としてはだいぶ気に入っていたのですが、4年生の3月号をもって退会することにしました。受講した期間は11か月間です。
ほんと、子供の家庭学習は悩みが尽きませんね…。良い教材に出会えたー、と思っていて、つい最近まではずっと継続するつもりだっただけに、この急展開に自分でも少し驚いています。
今回は、がんばる舎を退会することにした経緯についてメモしておきたいと思います。
【詳細】がんばる舎
がんばる舎を退会することにした理由
ようやく出来るようになった家庭学習の習慣化
我が家には小学4年生の子供(双子)がいます。
小学4年生の5月号から、がんばる舎を始めました。11か月間受講しましたが、4年生の3月号をもって退会することにしました。
がんばる舎は1日20分の学習を目安としたプリント学習。構成は、国語と算数がメインで英語は少し。3教科で46ページのプリント教材を月1回届けてもらえます。
1か月に46ページとなると、1日1~2ページやれば十分。がんばる舎の公式ホームページには「1日20分」と説明がありますが、我が家の子供たちの場合は20分もかからない場合が多いです。
ただ、頭の体操的なクイズ形式の問題はちょっと難しいので、その単元だけ20分くらいかかっていました。このクイズみたいな単元は、時間はかかるものの、子供たちは一番好きみたい。
▽がんばる舎の特長・料金などの詳細レビュー
ということで、サクサク取り組めれば、がんばる舎の一日あたりのボリュームはそんなに多くありませんが、我が家の子供たちの場合は教材をためてしまい、なかなか習慣化できませんでした。
そして、受講して9か月頃、ようやく習慣化できて自主的に取り組めるように。私としても「ようやく家庭学習が習慣化できたなー!」と感じて、少し前に下記の記事を書いたところです。
でも、今回、退会することに決めました…。
がんばる舎を退会することにした理由
がんばる舎を退会することにした理由は、子供たちには簡単すぎるようになったからです。
がんばる舎を始めたのは
- 基礎固めをしたい
- 家庭学習を習慣化したい
という考えがあったから。
公文なども基礎固めにぴったりですが、なんせ値段が高いんですよね…。そして、実際に教室に通う必要があるのも少し面倒…。
自宅で出来て、公文より安くて基礎固めができる教材があったらなーという我が家の希望を満たしてくれるのが、がんばる舎でした。値段も手ごろなのも、ありがたい。
ただ、最近は子供たちから「がんばる舎は簡単すぎて、つまらない」という話が出るようになったんです。
がんばる舎に乗り気じゃないのは、勉強が嫌だからではなく、問題のレベルが今の子供たちに合わなかったからみたい。
我が家の子供たち(双子)は基礎の習得はほぼ出来ていて、学校のテストは100点が9割近く。
時々85~90点です。
がんばる舎の教材のほとんどは基礎的な問題。子供たちは「なんで、もう分かっているのに簡単な問題ばかり解かなくちゃならないんだ!」と思うことが増えたようです。
子供の意見を聞いて「確かにそうかもしれないな…」と思うようになりました。確かに基礎は理解できているし、教材の見直しをすべき時期なのかもしれないと感じました。
【詳細】がんばる舎
がんばる舎の退会方法
ウェブ上で退会手続き可能
がんばる舎は、ウェブ上で退会手続きが可能。サクサクと退会手続きができました。
退会フォームより問い合わせすると、2営業日にて返信がきて退会手続きが終わりました。
※がんばる舎のホームページに「問い合わせが増えていて、返信までに平均2営業日かかる」という案内があったのですが、ぴったり2営業日で返信がもらえました。
ちなみに、他のブロガーさんが進研ゼミを退会するとき、電話連絡しか受け付けてなくて電話がつながるのに20分も待った…という記事を読んだんですよね。「がんばる舎の場合は、どうなの?」と心配でしたが、ウェブ上で手続き可能だし、対応もスムーズで良心的でした。
退会手続き期限は、早めに確認すべき
我が家は4年生の3月号をもって退会したんですが、退会手続き期限は3月7日でした。
がんばる舎の教材は毎月25日前後に届きます。私は、勝手に退会期日はもっと後だと思っていたので、意外と早くて驚きました。
期日は月によって違うでしょうが、退会を考えている場合は早めに退会期日をチェックした方がいいですね。
約1年継続して感じた、がんばる舎が「おすすめな人」「おすすめできない人」
約1年受講して感じた、がんばる舎がおすすめな人・おすすめできない人について。あくまでも私の感想ですが、参考になれば。
おすすめな人(国語の文章題が苦手な場合は特におすすめ)
まず、がんばる舎がおすすめな人は
- 基礎を習得したい
- 家庭学習を習慣化したい
- 教科書に沿った問題に取り組みたい
- 安い教材を探している
- 国語の文章問題に苦手意識をもっている
まず、「基礎の習得」「家庭学習の習慣化」「安く家庭学習をしたい」場合には、がんばる舎はおすすめです。
がんばる舎の場合は、月額1000円以下で国語・算数・英語のプリント教材を届けてくれます(※送料含む)
もちろん、書店にも1000円以下でたくさんの問題集がありますが、教科書に対応した内容のものって、なかなか無いんですよ。(我が家の近所の書店では見つけられませんでした)
学校と同じ内容・順番で家庭学習できるのは、子供にとっても取り組みやすいし、テスト対策にもなります。特に家庭学習に慣れてないお子さんの場合はメリットが大きいと思います。
特に、がんばる舎の国語はおすすめです。
私は、がんばる舎の国語が特に気に入っていました。
算数の場合は、考え方を理解することが大事ですよね。だから、がんばる舎でなくても、まぁOKです。
ただ、国語は教科書で習った単元に関する文章問題をがんばる舎で解けるんですよ。これって、かなりテスト対策になるなぁーと思っていました。テストで良い点を取れると、子供も自信が持てますしね。
我が家の子供たちは、国語の文章問題に少し苦手意識をもっています…。テストの点数はそこそことれるんですが、自分たちの中で「算数より国語の方が苦手」と感じているみたい。
でも、がんばる舎の国語では教科書と同じ文章問題が題材として扱われているので、がんばる舎の国語に取り組むことで、国語の文章問題への苦手意識も和らぎましたよ。
おすすめできない人
がんばる舎をおすすめできない人は
- 基礎レベルより難しい問題に取り組みたい
- 理科・社会なども学習したい
- 添削を受けたい
- 親のフォローは最小限にしたい
まず、基礎レベルより難しい問題に取り組ませたい場合は、がんばる舎をおすすめできません。
がんばる舎の教材のレベルは、まさしく「ザ・基礎」です。(※クイズっぽい単元だけ、ちょっぴり難しいですが)
基礎固めをしたい場合には良いですが、学校より難しい問題を解かせたい場合には、他の教材を選んだ方がよいです。
そして、がんばる舎は算数・国語・英語の3教科のみ。(理科や社会は別料金で教材を購入できますが、年間を通して1冊です。)
我が家では、理科と社会の教材も購入してみたのですが、内容は全国一律のものでした。子供たちは「この単元で、これ習ってないよー」と言いながら解いていました。内容は詳しく網羅しているんでしょうが、習っていない部分も含まれており、ちょっぴり嫌がっていました…。
次は、親の負担について。
我が家は小学4年生なので、基本的には子供本人に〇付けをさせていました。ただ、国語の〇付けは親がしていました。子供って、きちんとトメ・ハネが出来てなくても、〇にしちゃうので…。
低学年のお子さんの場合は、漢字の〇付け以外も親がしてあげる必要もあるかも。
さいごに
子供の家庭学習については悩みがつきませんね。
せっかく良い教材に出会えたと思っていましたが、約1年で退会することに。始めるのも勇気がいるけど、やめるという決断をするのも、それなりに勇気がいるものです。
ただ、今回の退会の理由は、基礎を習得できて次のレベルを目指すことになったから。退会だけど、新しいスタートなわけだし、退会することにして良かったです!(終わってない教材は、まだあるんですけどね…)
最近は、子供自ら、がんばる舎を毎日コツコツやるようになりました。でも、きちんと出来ていなかった時期に溜まった教材がたくさん残っていて…。子供には、早くこなすように声をかける毎日でした。
毎日取り組んではいるけど、なんだか子供たちから「いやいやオーラ」が出ていて…。今回、理由を詳しく聞いてみて良かったです、子供なりに色々理由があるものですね。
私としては継続することばかりを重視していましたが、子供も日々成長しているわけで、成長に合わせて適切な教材を選んで学習を継続するのが大事。気づいてみれば、なんだか当たり前のことなんですが、たまる教材をこなさせることばかりに目が行っていた自分に反省です。
以上、小学4年生の子供が、がんばる舎を退会した件についてでした。
【詳細】がんばる舎