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ガンガラーの谷のガイドツアーに参加した感想。鍾乳洞のケイブカフェから始まるツアーが面白い。

ガンガラーの谷 沖縄

沖縄旅行で、ガンガラーの谷のガイドツアーに参加しました。

ガンガラーの谷のガイドツアーでは、亜熱帯の森を1時間20分かけてめぐります。鍾乳洞や大きなガジュマルが見所で、沖縄の雄大な自然にとても感動しました。

この記事には、ガンガラーの谷のガイドツアーに参加した感想をまとめています。ちなみに、私たちが参加したのは、2018年の12月。記録を書きたいと思いつつ、遅くなってしまいました(汗)

(※ガンガラーの谷のサイトを見ると、今も私たちが参加したときとツアー内容はほぼ同じようです。ガンガラーの谷は、ガイドツアーに参加しないと見学することができません。参考になれば嬉しいです。)

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ガンガラーの谷へ行ってきました

鍾乳洞の中にあるケイブカフェがかっこいい

ガイドツアーの出発地点は、鍾乳洞の中にあるケイブカフェ。ケイブカフェを初めて知ったとき、『鍾乳洞の中にカフェを作る』という発想に、とても驚きました。

結婚式もできるそうです。

ケイブカフェはガンガラーの谷のガイドツアー参加者のみ利用できるカフェです。

私たちが利用した2018年は、ツアー参加者のみという規定はなかったような記憶がありますが、今は、利用者が限定されているそうです。きっとコロナの感染拡大防止のためなのかな…。

ケイブカフェ

鍾乳洞にあるカフェ

この貴重な空間にカフェを作ってしまうという発想が面白いです。

鍾乳洞のカフェなんて、日本でここだけなのでは?

チェアとパラソルが設置してあって、好きな席を利用できます。小さな売店があって、そこでドリンクやお土産を買うことができます。

私たちが利用したときは、サンゴコーヒーという沖縄名物のコーヒーがありました。

公式 ケイブカフェメニュー

 

 

アクセス・連絡先

住所:〒901-0616 沖縄県南城市玉城字前川202番地

 

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ガンガラーの谷ガイドツアーに参加した感想

ツアー料金

ツアー料金は1人2500円です。保護者同伴の小学生以下は、無料です。

※予約が必要です。空きがあれば当日予約も可能です。

参加前は、正直、ちょっと高いな~と思っていました。

でも、実際にガイドツアーに参加してみて、ガイドさんのお話はとても楽しかったし、沖縄の自然について詳しく理解できました。自分で見て回るのと違って、説明してもらえると理解が深まりますね。

参加して良かったです!

 

所要時間

ガンガラーの谷のガイドツアーは1時間20分。鍾乳洞から、亜熱帯の森をゆっくりと見学しながら周るツアーです。

歩く距離は1キロほどです。

 

服装・持ち物

森の中を周るコースですが、歩道が整備されているので歩きやすかったです。私はスニーカーで参加しましたが、履きなれた靴であれば大丈夫だと思います。

また、出発前に一人一つずつマグボトルに入ったお茶を頂きました。ボトルには紐がつけられていて、肩から掛けられるようになっていました。

私が参加したのは12月。沖縄は12月でも温かいので、虫がたくさんいるのかと思いきや、ほとんど気になりませんでした。心配な方は、虫よけスプレーなどで対策してから参加すると良いと思います。

 

子連れで参加可能

ガンガラーの谷のガイドツアーは、もちろん子連れでも参加可能です。大自然の中を巡るツアーですが、道は整備されているので歩きやすいです。

ただ、途中、階段や坂道はあります。ベビーカーや車いすでの観光はお断りしているようです。(公式ホームページにもその旨記載あり)

※保護者同伴の場合、小学生以下は無料です。

【公式】ガンガラーの谷 料金

 

まずは、鍾乳洞の見学から

ツアーの最初には、ツアー参加者用の席についてガイドさんからツアー概要や、注意事項などについての説明を受けます。(説明時間は10分ほど)

そして、いざ出発。

まずは、ケイブカフェにもなっている鍾乳洞の観察からツアーは始まります。階段を上っていくと、成長中の鍾乳洞を近くで見ることができました。

ガンガラーの谷

階段(右)を登り、ツアーが始まる!

ガイドさんから「この小さな鍾乳洞、50年かけて1センチに成長したんですよ」という説明が。50年で1センチとは、気が遠くなるような話ですよね。

ケイブカフェ内には大きく成長した、鍾乳洞がたくさん。改めてこの鍾乳洞を見学できることの貴重さを感じました。

 

アカギの森

鍾乳洞を抜けて見えてくるのが、アカギの森と名付けられた亜熱帯の森。12月だったけど、木々の緑が爽やかで、でも、ちょっぴり湿ったような空気感のある森でした。

 

歩くガジュマル

道をずんずん進んでいくと、大きなガジュマルの木がいくつも見えてきました。

ここでガイドさんが、「実は、この木、歩くんですよ…」と不思議な話を始めました。「木が歩くってどういうこと??」とみんな興味津々に。

ガジュマルは幹の途中から「気根」という根を出します。気根が地面につくと、だんだんと太くなって、ガジュマルの木を支える支柱根に育つそうです。

ガジュマル

歩く木『ガジュマル』

こうして気根をたらして、成長していくことで、ガジュマルの位置は少しずつずれていきます。長い時間をかけて場所を移動していく姿から、歩く木として捉えられているガジュマル。

もちろん、歩くといっても膨大な長い年月をかけてです。でも、沖縄の自然の中では、そんな長い年月をかけて移動してきた(歩いてきた)ガジュマルの姿を直に見ることができました。

上を見上げると、たくさんんの枝がたれてきていて、木漏れ日を遮り、ガジュマルの生えているあたりはなんとなく薄暗い感じ。

この、ちょっと重たい空気感が「ガジュマルが歩いているという」神秘的な表現をリアルに感じさせてくれました。

 

イナグ洞

イナグ洞は、良縁や安産への祈りがささげられる洞窟です。残念ながら、中に入って様子を見ることはできません。

イナグ洞

イナグ洞

イナグ洞の中には、女性を連想させる形に成長した鍾乳洞があります。ガイドさんが中の様子を撮影した写真を見せてくれました。

丸みを帯びた、優しい雰囲気の鍾乳洞。外から眺めたら、次はイキガ洞へと進みます。

 

イキガ洞

イキガ洞は命の誕生や成長を願う男性の洞窟。先ほどのイナグ洞は実際に中を見ることはできませんでしたが、イキガ洞は中に入って観光することができます。

イキガ洞

イキガ洞

イキガ洞の中は暗いので、ランタンを持って進みます。ガイドさんがランタンに火をつけてくれて、いざ洞窟の中へ。冒険家気分で、子供も大人もみんなテンション上がっていました!

ガンガラーの谷

ランタンを持って進みます

イキガ洞にの中の鍾乳洞は、男性を象徴する形に成長しています。かなり大きく育った鍾乳洞。「男性の象徴」に、なるほど納得です。

 

大きなガジュマル

イキガ洞を見学したあとは、大きなガジュマルがあるエリアへ。途中、たくさんのガジュマルが見れましたが、ここのガジュマルは本当に立派で大きくて感動!!

静かな森の中に、大きな根を張る立派なガジュマル。

ここでは、グループごとにガイドさんが写真撮影をしてくれました。

ガンガラーの谷

大きなガジュマルの前で写真撮影

この壮大さ、写真で伝えきれないのが残念…!

沖縄の湿度が高くて、じっとりした感じ。そして、その森の中にそびえたつかのように生えている大きなガジュマル。長い年月をかけて作られた自然の神秘を見れた気がしました。

 

ツリーテラス

ツリーテラスは、ガイドさんたちがみんなで作った手作りのテラスだそうです。

ツリーテラスからは、周りの景色が良く見渡せました。

 

ガンガラーの谷の名前の秘密

ガンガラーの谷、なぜ、ガンガラーの谷と呼ばれているんでしょう…?

ある場所についたとき、ガイドさんが急に「ガンガラー、ガラガラガラ…。ガンガラー、ガラガラガラ…」と繰り返し初めて、ツアー参加者のお客さんは静かになりました…。

ガンガラーの谷の名付け理由は、昔々の地元の方の体験談にあるそうです。答えは、ガイドツアーに参加したお楽しみという事で、ここに書くのは控えたいと思います…。

 

武芸洞

最後は、武芸洞へ。

私たちが訪れた際は、まだ発掘作業が行われている最中でした。ここでは、ガイドさんから港川人がどんな人々だったのかという説明が詳しくありました。

感想(まとめ)

初めて訪れたガンガラーの谷。

まずは、ガイドツアーの出発地点となる鍾乳洞(ケイブカフェ)の姿に圧倒されました。このカフェで過ごせるだけでも、行ってみる価値ありだと思います。

また、実際にガイドツアーでガンガラーの谷をめぐり、沖縄の自然の雄大さに触れて感動!!

やんばるの方まで足を延ばせば、自然いっぱいの雄大な景色を楽しめるスポットは多々ありますが、ガンガラーの谷は、那覇空港からも近く、気軽に観光できるのもいいなと思いました。

またいつか訪れてみたいと思う場所でした。

以上、ガンガラーの谷のガイドツアーに参加した感想でした。

 

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