小学5年生の子供がハッチリンクジュニアを習っています。小学1年生から習い始めて3年半ほど。
最近ちょっと忙しいのを理由に、ハッチリンクジュニアをしばし休会することにしました。でも、消化できてないレッスン回数がありました。
「うーん、期限までに早くレッスン回数を消化せねば…」ということで、回数を早く消化するためにフィリピン人講師よりレッスン単価の高い日本人講師を選ぶことに。
早くレッスン回数を消費する…という、なんとも不純な動機で受けた日本人講師のレッスン。実際に受けてみたら、めちゃくちゃ良かったんです。もっと、早く受けてみれば良かったなーと思いました。
ということで、今回はハッチリンクジュニアの日本人講師のレッスンを受けた感想についてです。
ハッチリンクジュニアは日本語でも大丈夫!日本人講師のレッスンも選択できる
フィリピン人講師と日本人講師を選べる
ハッチリンクジュニアは、フィリピン人講師と日本人講師を選べます。
講師を選ぶ際に気になる点としては「フィリピン人講師は日本語が話せるのか」があると思います。
フィリピン人講師は、少しなら日本語が分かる先生も多いです。
ただ、この3年半受講して30~40人の講師のレッスンを受けましたが「日本語はほとんど通じない」と思っていた方がいいですね。
フィリピン人講師のレッスンで、答えにつまってしまったとき、日本語の単語で伝えると、講師がその単語の意味をネットで調べて英訳して何とかコミュニケーションをとってくれる感じです。
もしかしたら、中には日本語がペラペラの講師もいるのかもしれませんし、その辺はちょっと分かりません。(在籍している講師全員のレッスンを受けたことはないので)
ちなみに、我が家の子供たちは、全くの初心者から英会話を始めました。フィリピン人講師のレッスンを、子供一人で受けさせるのは厳しいので、レッスン中は私がそばにいてフォローしています。(子供の性格によっては、一人でも大丈夫だと思います。我が家の子供たちは、わりと心配性なので私がそばについています)
正直、ちょっと大変ですが、自分も「やりなおし英語」を勉強中なので、自分にとっても勉強のつもりで聞いている感じ。
ただ、フィリピン人講師と日本人講師ではレッスン単価が2倍違うんですよ…。
それゆえ、我が家は3年半、ずっとフィリピン人講師を受けていました。日本語はあまり通じないけど、一生懸命な先生が多いし、フィリピン人講師で十分だと思っていたので。
でも、今回、日本人講師のレッスンを受けたら、かなり良かったんですよね。レッスンの度に、フィリピン人講師にするか、日本人講師にするか自由に選べるのはオンライン英会話ならではの特長だなと感じました。
講師採用率5%以下ということもあり、教えるのが上手な講師が多い印象。講師を選ぶ際は、「生徒からの評価」欄を参考に、4.5~4.9評価の講師を選ぶと良い先生が見つかりやすいです。
フィリピン人講師と日本人講師ではレッスン単価が違う
日本人講師とフィリピン人講師では、レッスン単価が2倍違います。
例えば、我が家は月8回コースを受講していて、フィリピン人講師の場合は月に8回レッスンを受けられます。それに対して、全て日本人講師を選んだ場合は4回になります。
我が家が受講している、月8回コースの場合は1レッスン25分で約500円。よって、フィリピン人講師の場合は約500円ですが、日本人講師を選ぶと約1,000円。
日本人講師に25分マンツーマンで教えてもらって1,000円って、普通に考えたらだいぶ安いと思いますが、フィリピン人講師の場合が500円と激安ゆえに、私は日本人講師は高いという思い込みがありました。
ただ、今回、日本人講師のレッスンを受けて「やっぱり日本語で解説してもらうと、すごく分かりやすい!」と思いました。授業の密度が濃いので、1000円でも安いとさえ思いました。
今まで、回数をこなすことに重きをおいてましたが、今回、気づけて良かったです。
ハッチリンクジュニアの日本人講師のレッスンを受けてみた
日本人講師の予約はそこそこ取れる
まず、予約について。
オンライン英会話でよくあるのが「希望の先生の予約がとれない」ということ。
オンライン英会話はスクールによって、予約方式が異なります。
ハッチリンクジュニアとよく比較されるリップルキッズパーク はランク制度があって、継続期間や受講回数によって予約が優遇されます。
それに対して、ハッチリンクジュニアの場合は早い者勝ち!そのため、ちょこちょこチェックしていれば、人気講師の予約も意外ととれます。(講師のスケジュールは不定期更新なので、まめにチェックする必要はありますが)
フィリピン人講師と日本人講師の割合は、日本人講師の方が圧倒的に少ないですね。日本人講師は1割くらいかな。
でも、4~5日前でも日本人講師の予約がとれました。
あと、当日キャンセルが出る場合もわりとあるので、希望の講師がいる場合は、当日チェックしてみるのもおすすめ。これはフィリピン人講師、日本人講師、どちらも共通です。
文法も理解しやすい
以前は、単語の練習や短めのセンテンスが多かったんですが、長く習っているので(3年半ほど)、少しずつ子供のレベルも上がってきました。
すると、今までより、センテンスが長めだったり、いろんな文法が組み合わさった学習内容になってきたんです。
すると、講師が一生懸命、文法の基礎を説明してくれます。
ただ、フィリピン人講師の場合は、それを英語で説明しているので、とーっても難しい…。大人でも、英語で英語の文法の解説をされたら、けっこう難しいですよね!?(私の英語力のせいかもしれませんが)
でも、日本人講師の場合は、日本語で、しかも子供が理解しやすいように説明してくれるので、めちゃくちゃ分かりやすかったです。親の私にとっても「こうやって教えると、いいんだ~」と気づかされる部分が多く、勉強になりました。
簡単にセンテンスを作る方法を教えてくれる
日本人講師の教え方は、もちろん講師によって違うと思いますが、子供たちがレッスンを受けた先生の場合は、簡単にセンテンスを作る方法を教えてくれて、それがすごく分かりやすかったんです。
例えば、YES・NOで答える問題であったとしても、そのあとに、文章を付け加えて返事が出来た方がより会話らしくなりますよね。
我が家の場合は、もう3年半も習っていて、初心者ながらも、ある程度の英語を理解できています。そこで、日本人講師から「もっと英語らしくなるように、センテンスを作ってみましょう」と提案がありました。
そして、テキストに出ている疑問文を例に、「疑問文の中の、この文章を使い回して返事をするだけで、もっと長い文章を作れるようになりますよ」という解説があって、どうやって文章を作ればよいのか、説明をしてもらえました。
元の文章を使ってアレンジすると簡単ですよーって、軽いノリでさらさらと説明してくれて、シンプルな考え方なので、子供もすぐに真似できてました。
画面で共有されているテキストに、講師がペンでグルグル書き込んで説明してくれるので、どこがポイントなのかも視覚的に分かりやすかったです。
私が子供に文法の説明をすると、堅苦しくて子供も嫌がることも多かったんですよ…。でも、先生の教え方が上手いので子供もすんなり頭に入ったようです。
しかも、講師が「英語は型にはめるだけだから、簡単なのよー。日本語の方が、言葉を選ぶ必要があるから難しいよね。あなたは普段から本を読むのが好きみたいだし、文章に親しんでいるから上達しやすいよ。」って励ましてくれて。(事前のやりとりで、長男が趣味は読書と伝えていた)
こうやって「英語って簡単なのよー」と英語学習のハードルを下げてくれたことや、長男が読書好きという性格を踏まえて「早く上達すると思いますよ」と、さらりと褒めてくれたのも嬉しかったです。
子供も、レッスン後に「今までのレッスンで一番良かった!」と話していました。学びが多かったからなんでしょうね。私もそばで聞いていて、良い刺激をたくさんもらえました。
尚、間違いが無いようにお伝えしたいのですが、フィリピン人講師もセンテンスを作るように促してくれます。ただ、全ての説明が英語ゆえに、初心者の子供にはやはり難しいというのが事実なんです。
日本人講師は、やっぱり日本語が話せるだけにコミュニケーションも取りやすいし、説明も理解しやすいのが最大のメリットだなと思いました。
ニュアンスの違いが理解しやすい
似たような英単語って色々ありますよね。日本語講師の場合は、ニュアンスの違いによる、使い分け方も日本語で丁寧に教えてもらえるので、やっぱり分かりやすいなぁと思いました。
例えば、前回のレッスンでは「laugh at」が出てきました。
先生が「laugh atは、あははと笑う感じ。似たような意味で、smileがあるけど、こちらは微笑むような感じ。この文章の中では、新しい学校に転校した女の子が、みんなに笑われないか心配している様子だから、laugh atなんですよ。」みたいな感じで、説明してくれました。
子供も、うんうんと頷いていて、その文章で伝えたいニュアンスを理解できたみたい。ちょっとしたことだけど、こういう知識の積み重ねで理解度って全然変わってきますよね。
結局、フィリピン人講師と日本人講師どちらを選ぶと良いのか
モノの名前を習ったり、超基本の短い文章を習うならフィリピン人講師でも十分だと思います。フィリピン人講師も教えるのが上手だし、一生懸命な先生が多いです。
ただ、お子さんの理解度にもよりますが、文法の解説が多く入るようになったら、日本人講師を選ぶと理解度が格段に増すと感じました。
別にフィリピン人講師の教え方が悪いわけじゃないんですが、英語で英語の文法の解説をしてもらうって、初めて習う小学生にとっては、なかなか難しいことだと思うんです。
ハッチリンクジュニアの場合、レッスン毎に自由に講師を選べます。そして、ハッチリンクジュニアは次回のレッスン内容のテキスト(PDF)を事前に宿題として送ってもらえます。
だから、宿題の内容を親がチェックして「今回はフィリピン人講師がいいかな」「今回は、少し難しくなってきたので、日本人講師がいいかな」という感じで選ぶといいのかな、と思いました。
まとめ
レッスン回数を早く消化するために選んだ、日本人講師のレッスン。実際に受けてみたら、思った以上に良くて、もっと早く試してみれば良かったなーと思いました。
ハッチリンクジュニアをいったん休会することにしたのですが、日本人講師のレッスンを受けたことで、子供たちの英語への意欲が増したようで「ぼく、やっぱり休会せずに続けたい…」と言い出してきました。これは嬉しい誤算でした。
まぁ、もう休会手続きをとってしまったし、新学年になって少し忙しくなりそうなので、しばしの間、休会をする予定です。
また数か月後には再開したいと思っているのですが、これを機に、いったん英語学習のやり方も見直そうかなと模索中…。
子供の家庭学習は成長とともに色々な悩みも出てくるものですね。新年度、気持ち新たに頑張っていきたいと思います。
以上、ハッチリンクジュニアの日本人講師のレッスンを受けた感想でした。
講師採用率5%以下ということもあり、教えるのが上手な講師が多い印象。講師を選ぶ際は、「生徒からの評価」欄を参考に、4.5~4.9評価の講師を選ぶと良い先生が見つかりやすいです。
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