我が家の子供たちは塾には通っておらず、家庭学習で進めています。少し前、小学5年生の子供に社会のドリルを用意しました。
長男は学校の社会のテストは、ほぼ100点です。でも、もう少し難しい問題を解けるようになれるといいな…と思い、ちょっと難しい問題集を用意しました。
ただ、その問題集には学校で習っていない範囲も少し載っているので、長男はドリルを嫌がるようになり、ほとんど取り組めていませんでした。
やり方を見直した所、良い感じに取り組めるようになってきたので紹介したいと思います。
【小学5年生の家庭学習】おすすめの社会ドリル
小学生におすすめの社会のドリル(少し難しめ)
用意したドリルは、Z会グレードアップ問題集 小学5年 社会[改訂版]です。
Z会のグレードアップ問題集は通信教育とは別物で、Amazonなどで買えるもの。小学2年生ごろから使い始めたのですが、良問が揃っているので、今まで国語と算数を使っていました。
グレードアップ問題集は、Z会の通信教育ほど難しくありません。でも、基礎的な問題集よりは少し難しい感じです。
この「ちょっと難しい」レベルが、ステップアップとしてちょうど良いかなぁと思っています。
ちなみに、4年生の頃は、「がんばる舎」の社会を受講していましたが、あちらは基礎的な問題でした。長男の場合、社会のテストの点数は良いので、もう少し難しい問題に取り組ませたくて今回はZ会のドリルを選びました。
▽がんばる舎は4年生の1年間受講して退会しました
社会の勉強方法
Z会のドリルは、ちょっと難しめ。学校で習ってない範囲も少し含まれています。
長男にとっては「学校で習ってない範囲もある」ということで、ハードルが上がってしまい、取り組む前に嫌気がさしてしまっていました。
国語や算数のドリルは自分一人でも何とか取り組めるのですが、社会については全くやらない状態が長く続いてしまったので、私が一緒に問題を解くことにしてみました。
小学5年生の社会のドリルはグラフなどを読み取って、文章で記述する問題も多々あります。この形式自体が取り組む前から負担になっているようで、やる気が起きなかったのもあるみたい。
そこで、一問ずつ一緒に解きながら、私が解説を片手にヒントを出すことにしました。すると、解く前は「難しそう」と感じて嫌がっていた問題も、割とスムーズに解けることが分かりました。
「最初から全部解けなくていいんだよ」「分からないところは、これを機に覚えればいいよ」と励ましながら、ヒントを出しながら一緒に解きました。
正直、私も小学5年生の社会の内容は、ほとんど忘れています。昨日は「太平洋ベルト」が出てくる単元をやったのですが、全く覚えてませんでした!!(おいおい)
でも、Z会グレードアップ問題集 小学5年 社会[改訂版]は解説が詳しいんですよ。
これが気に入って、グレードアップ問題集を選んでいるのですが、親が一緒に教えるときに、どんな視点で考えればいいのか、丸を付けてあげればいいのかが、丁寧に解説されているんです。
小学校の内容をすっかり忘れてしまっている私にとっては、この解説がめちゃくちゃ助かっています。
ちなみに長男にも「ママ、すっかり忘れちゃってるから、一緒に勉強しよう」と正直に告げて取り組んでいます。すると、長男が「これは、こういう理由からなんだよ」「授業で、先生がこんなこと言っていたよ」とか説明してくれて、長男もやる気が出てきたようです。
子供の勉強を見るのって正直大変だし、時間もかかりますが、1単元(2ページ)をゆっくり解いて解説しても25分くらいでした。
毎日一緒にやるのは難しいかもしれないけれど、週に何回かは一緒に勉強する時間を作ろうと思いました。
補助教材として使っている、都道府県についての本
ドリルに取り組む上で、補助教材として役立っているのが、ドラえもんの学習シリーズの本です。これ、数年前に親戚に頂いたんですが、今まではほとんど活用できてませんでした。
【詳細】ドラえもんの社会科おもしろ攻略 都道府県がわかる (ドラえもんの学習シリーズ)
今回、社会のドリルを解く上で、この本がすごく役立ちました。
この本では、一つの都道府県が4ページでまとめられています。コンパクトに要点がまとまっていて、多すぎず少なすぎずの絶妙なボリューム。
そして、ドラえもんのキャラクターが挿絵で入っているのも良いんですよね。親しみやすいし、絵で見ると覚えやすいですし。
各都道府県の最後のページには「おさらいクイズ」が4問ずつ載っています。これが結構いいです!
読んでいても頭に入っているとは限りませんが、クイズ形式になっていると「あれ、何だっけ?」と考えますよね。
ドラえもんシリーズだと「勉強してないような雰囲気で、クイズっぽい感じで取り組める」のがいいなぁと感じています。
47都道府県の特色を、「伝統・文化」、「自然」、「名産品」、「産業」、「人物」に分けて、その代表的項目をわかりやすいイラストと解説で紹介していきます。
引用:Amazon
ドラえもんの学習シリーズの既刊『社会科おもしろ攻略 改訂新版日本各地の自然とくらし』、『社会科おもしろ攻略 改訂新版日本の産業がわかる』とあわせて読めば、日本列島の概略から気候などなど、日本のすべてがよくわかります!
長男とは、先ほどのグレードアップ問題集を解いてから、こちらのドラえもんの本で該当する部分を探して一緒に読んで、クイズ形式でドリルの補完をしています。
小学生の子供にとって「楽しく学べる」ことは重要だと思うし、長男の場合は、このやり方だと嫌がらずに取り組んでくれるようになったので、この調子で進めていきたいと思っています。
さいごに
今までうまく進められれていなかった社会の家庭学習。
少しずつですが軌道に乗ってきました。成長に応じてベストな取り組み方は変わるでしょうが、今は上記のやり方で進めていきたいと思っています。
子供が興味を持って、楽しく学べる環境づくり・やり方をしていきたいと思っています。
以上、我が家の社会の勉強方法についてでした。