小学5年生の男の子(双子)を育児中です。
子供たちが5年生になってから読んでいる本で、お気に入りの本を紹介したいと思います。
我が家は図書館が近いので、毎週、何かしら借りてきます。子供が選んだり、私が選んだり。
図書館は無料なので、とりあえず色々借りてみて読んでみる、というスタイルで本を楽しんでいます!
5年生になると、授業も難しくなってきますが、理解力もぐんぐんアップしているんですよね…。「え、こんなに厚い文字ばっかりの本も読めちゃうの?」みたいなことも、増えてきました。
※たくさん紹介したい本があるので、追記更新していく予定です。
小学5年生の男の子におすすめの本
「モモ」
まずは定番の「モモ」。
どの本を選ぶか迷ったら、まずはモモがおすすめです。ただ、文字量がかなり多いので、普段読書をしないお子さんには、ちょっと厳しいかも。
(そんな場合は、次に紹介する「願いがかなうふしぎな日記」がおすすめです)

ちなみに長男は小学5年生の夏休みの読書感想文にモモを選びました。
長男は、この本が好きで何度も読んでいたのですが、読書感想文を書く過程を通して、より深くお話について考える機会にもなり、色々思いを巡らせていました。
町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。
引用:Amazon商品の説明より
今回調べてみたら、ちょうど小学5・6年以上が対象みたいです。
モモは子供に読んで欲しい名作ですが、時間に余裕のない大人に読んで欲しい一冊としても有名ですよね。
【詳細】モモ(ミヒャエル・エンデ作)
「願いがかなうふしぎな日記」
普段から、あまり読書をしていないお子さんでも読みやすいのが、願いがかなうふしぎな日記。
日記に願い事を書くと、不思議なことに、その願い事がかなっていく…というストーリーの本です。
ストーリー展開が分かりやすいので、普段、あまり読書をしないお子さんでも読みやすいと思います。

日記に願いを書くこと(アウトプットすること)で、それを意識して行動するようになる。その結果、夢や願いが叶う…というわけなんですが、物語を通して子供に学んでもらえるようになっています。
本の紹介ページには「読書感想文の本選びに迷ったら、この一冊」という、うたい文句が書いてありますが、確かに、内容的にもその通りだと思いました。
ちなみに、本の最後の方にも読書感想文の書き方のアドバイスが載っています。
目標を掲げる大切さ、それに向けて努力する大切さって、大人でも分かっているけど、なかなか難しいです。
日々、子供に説明しても、なかなか伝わらないことも多いもの。こういったストーリーの本だと伝えやすくていいな、と感じました。
【詳細】願いがかなうふしぎな日記
「星の王子さま」
「いちばん大切なことは 目に見えない」という、フレーズが有名な星の王子さま。
星の王子さまは、聖書の次に多くの人が読んでいる本だそうですね。

砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
引用:Amazon商品の説明より
小学生くらいから読める内容らしく、長男も次男も楽しんで読んでいました。
でも、これって改めて読んでみると、大人が読んでぐっとくる内容ですよね…。
子供には子供の楽しみ方があるけど、大人が今までの人生を振りかえって読むことで、色々考えさせられるストーリーだと思いました。
今、子供である、子供たちに読んで欲しいし、大人になったら「かつて、子供だったあなた」に読んで欲しいお話だと感じました。(ちょっと説明が分かりづらくてごめんなさい・汗)
【詳細】星の王子さま
「空のふしぎがすべてわかる!すごすぎる天気の図鑑」
小学5年生になると、理科で天気について学びますよね。
長男が空を見上げて「今日の雲は〇〇だよ」などと、よく話をするようになったので「すごすぎる天気の図鑑」を用意しました。

子供が興味を持った時期に、それを深めるような本を用意してあげると、すごい勢いで読んでくれるものですよね。うちは双子で同じ時期に同じようなことを習うので、本の奪い合いが起こります(苦笑)
この本は理科の勉強…というより、「え、そうなの?」というネタを知る感じで気軽に読めるのがいいなぁと思っています。
雲、雨、雪、虹、台風、竜巻など空(気象)にまつわる、おもしろくてためになる知識をやさしく紹介。映画『天気の子』の気象監修者としても有名な荒木健太郎氏が、天気や気象にまつわるとっておきのネタを教えてくれます。積乱雲の自虐的ともいえる性質、虹は半円形ではないこと、雨滴のてっぺんはとがっていない……などなど、思わず「そうなんだ!」と思ってしまうようなトピックが盛りだくさん。子どもも大人も楽しく読むことができます。近年の豪雨、巨大台風、大雪にまつわる話題も豊富で、「天気・気象のなぜ?」が一気にわかります。
引用:Amazon
天気って、毎日、自分一人でも観察できる、とても身近なもの。この本を読むと、空を見上げるのが楽しくなりますよ♪
「ニッポンじゃアリエナイ世界の国」
世界には色々な国があって、暮らし方、考え方も様々ですよね。
授業やニュースで世界に触れることもありますが、ちょっと面白いトリビアなどを知ると、ぐっとその国が身近に感じたりしますよね。
今まで、色々な図鑑などを用意したこともありますが、読みやすくて面白かったのが「ニッポンじゃアリエナイ世界の国」という本。

日本から見たら「アリエナイ! 」と思えるような習慣の国もあるでしょう。
引用:Amazon
しかし、その「アリエナイ」を調べてみると、実は驚きと感動の理由があるのです。
この本は、「アリエナイ」を入り口にして、「世界のほかの国の人はどういう暮らしをしているのか? 」「なぜそういう習慣を持っているのか」?を
知ることができる本です。
面白いエピソードが多くて、サクサク読めます。絵が多いので、小学校中学年くらいから楽しく読めると思います。
日本人から見たら「ありえない」「めずらしい」ことでも、その国の文化や考え方、治安などが絡み合っていろんな「ありえない」が存在しているんだなぁ…と気づかされる一冊でした。
【詳細】ニッポンじゃアリエナイ世界の国
「大人は知らない 今ない仕事図鑑100」
子供が話す「大きくなったら、なりたいもの(職業)」の話って、成長に応じて、どんどん変わりますよね。
我が家の場合、幼稚園の頃は「おもちゃやさん」「お菓子屋さん」。小学校低学年くらいは「忍者」でした。そして、4年生くらいから「プログラマー」。
でも、最近の長男(小学5年生)の夢は「サンタさん」でした。大人っぽくなってきたと思ったら、まだまだ子供らしさもあり、かわいい年頃です。
色んな職業がありますが、やはり「今、自分が知っている職業」をベースに話をしてしまいます。でも、今はなくても、子供たちが大きくなったころには新しい職業・働き方も生まれているはず。
色んな選択肢や可能性があるのを知ってほしくて、「大人は知らない 今ない仕事図鑑100」という本を選びました。

今の時代が抱える問題点や可能性をもとに、今はない職業がずらり。大人が読んでも面白いと思います。
正直、ちょっと現実とかけ離れているかな!?と思えるような職業も。でも、もしかしたら、そんな職業が生まれるのかもしれないなーとも、思ったり。
だって、私が子供の頃に何度も観た大好きな映画「バッグ・トゥ・ザ・フューチャー」。
映画の中で、大きなスクリーンに向かって話かけるとチャンネルが切り替わる、といったシーンがありました。
こんな風になったら便利だなぁ…と思っていたけど、今は、アレクサ(Amazonエコー)に話しかけて、好きな音楽流してもらったり、電気をつけてもらったり。
▽【参考】私のアレクサ活用法
アレクサを使い始めて5年くらいたちますが、いまだに「なんだか未来みたいだね!」と夫と盛り上がっています。(子供たちは、これが当たり前だと思っているけど)
私の中では、今は「未来みたいな生活」です。子供たちにも色んな可能性を知って欲しくて選んだ一冊。5年生くらいの子なら、読みやすいと思いますよ。
今日は、ここまで。
紹介したい本は、たくさんあるので、また近々追記したいと思います。