沖縄の海で遊ぶなら、必ず用意したいのが「マリンシューズ」。
理由は、沖縄の天然ビーチはサンゴのかけらや貝殻がたくさん落ちているから。
素足で遊ぶとケガをしやすいし、歩くだけで足が痛いのが現実です…。
ちなみに、有名リゾートホテルは天然ビーチの場合が多いです。せっかくビーチ沿いのリゾートを予約して海で遊ぼうと思っていても足が痛くて思いっきり遊べなかったら、もったいないですよね。
ビーチサンダルは水中ですぐに脱げてしまうので、代用できません。
天然ビーチの海はきれいだし熱帯魚が見れたりで「まさしく沖縄の海!!」。家族全員分のマリンシューズを持参したおかげで、思いっきり満喫できました。
特に波打ち際にサンゴのかけらや貝殻が多いので、子連れの場合は絶対に必要です。(もちろん、大人だけでも必須!)
マリンシューズは、1足2000円~3000円で買えます。
マリンシューズは、きちんとしたスノーケリングブランドのものでも、手ごろな値段。これ1足あれば、旅行の満足度がぐっと上がりますよ。
この記事では、
- 失敗しないマリンシューズの選び方
- マリンシューズの手入れ方法
- 実際に沖縄で使ってみた感想
を解説しています。
▽我が家は家族全員分「リーフツアラー」のものを購入
沖縄のビーチではマリンシューズが必要
サンゴのカケラ多し!沖縄の海中写真を撮ってみた
この写真は、沖縄の天然ビーチで撮影したものです。西海岸にあるリザンシーパークホテル谷茶ベイのビーチで遊んだときに、アクションカメラ(水中で撮影できるカメラ)で撮影しました。
海の中にたくさん落ちている小石のようなものが、サンゴのかけらです。子供と一緒に遊んだエリア(水深は約80㎝)の様子です。
波にのって、サンゴのかけらが流されてくるんですよね…。残念ですが、
▽アクションカメラ(水中で撮影可能)
天然ビーチでも人口ビーチでも必要なの?
ということで、天然ビーチにはサンゴのかけらが多いです。それじゃ「人口ビーチはどうなの?」と気になりますよね。人口ビーチの場合はサンゴのかけらが落ちていません。
「遊ぶなら、人口ビーチの方がいいのかな?」と思った方、もちろん人口ビーチは白いさらさらの砂浜だし、足も痛くないしおすすめ。
だから、マリンシューズは無くても大丈夫ですがアスファルトで整備されたところなどは、熱くなっていることも多いのでマリンシューズがあった方が快適ではあります。
ちなみに人口ビーチなら、海洋博公園にあるエメラルドビーチがおすすめ。シャワーもあるし、小さい子連れでも遊びやすいですよ。
ただ、天然ビーチはサンゴや岩場があるので熱帯魚もいたりと、人口ビーチにはない楽しみがあるんです。
もし日程に余裕があるなら両方行ってみてほしいです!それぞれの良さがあるので。
我が家の場合は、天然ビーチがあるリゾートホテルに泊まって天然ビーチを満喫しつつ、観光で人口ビーチでも遊ぶことが多いです。
「なんでそんなに海で遊ぶの?」と思うかもしれませんが、沖縄の海って超きれいなんですよー。それぞれ、良さがあるんですよね。
見てください!この透明度。めちゃくちゃ、キレイ。ちなみに、ホテル日航アリビラのニライビーチで撮影したものです。
ホテル日航アリビラの天然ビーチ「ニライビーチ」は、多くの自然が残っていることで有名なビーチ。海がめが産卵に来るそうです。
ホテル日航アリビラでペダルボートを利用して、少し沖の方へ行ってみたら岩場にはたくさんの熱帯魚を見ることができました。しかも12月に利用したのに、見れたんですよ!とっても感激しました。
ということで、沖縄の天然ビーチはきれいだし、自然も豊か。せっかく沖縄へ行くなら、ぜひ天然ビーチで泳いでみてくださいね。
サンゴのかけらはあるけど、それだけ自然豊かで美しいってことですから。
そうそう、冬でも天気が良ければ泳げちゃいます。上の写真は12月にアリビラに行った時のもの。クリスマスシーズンでしたが天気が良くて温暖だったため泳げました!(気温は25度で、ぎりぎり泳げるレベルの天候でした)
ということで、長くなりましたが沖縄の天然ビーチは素晴らしいです。
サンゴのかけらはあるけどマリンシューズを履けば大丈夫だし、マリンシューズは1足2,000円程度と手ごろな値段。思いっきり遊べれば旅の満足度上がるし、コスパ良いお買い物だと思います。
マリンシューズは次回の沖縄旅行でも使えますしね♪もちろん、近場の海でも使えます。
マリンシューズとビーチサンダルは両方必要なのか?
マリンシューズがあればビーチサンダルは無くて大丈夫
マリンシューズがあれば、ビーチサンダルは無しで大丈夫です。マリンシューズはビーチサンダル代わりになります。
ビーチサンダルのデメリットは
- 少し歩きにくい
- 脱げやすい
だと思います。
でも、マリンシューズだと足にフィットするので快適。海の中に入っても、パカパカすることはありません。イメージ的には海中用のスニーカーといった感じ。
マリンシューズは海遊びの時はもちろん、ビーチで遊ぶときにも履いてます。
ビーチサンダルでビーチを歩くと砂に足をとられて、少し歩きづらいですが、マリンシューズの場合は足にフィットしているため、ビーチサンダルに比べると動きやすいし、疲れづらいです。
特に小さな子供の場合は大人よりもビーチサンダルに慣れていないので、すぐに脱げちゃうことも多いですが、マリンシューズの場合は大丈夫。大人が何度も履き直すのを手伝う必要もないのでラクです。
マリンシューズはビーチサンダル代わりになる
私はホテルのビーチで遊ぶ際は、部屋でマリンシューズに履き替えてビーチまで移動しています。ビーチサンダルの代わりとして使えるからです。
ビーチで遊んだ後は、水道水で洗って水をきったら、また履いて部屋まで戻ればOK。(すぐには乾かないので湿った状態のものを、裸足ではいて戻るということ。)
マリンシューズは水切れが良い仕様になっています。濡れていても、ある程度、水をきれば自分の歩いた後が水浸しになってしまうことはありません。
失敗しないマリンシューズの選び方
マリンシューズの選び方について解説します。
マリンシューズのサイズ選び
マリンシューズは素足で履きます。普段のサイズより、やや小さめでぴったりと足にフィットするサイズを選ぶのがポイント。
大人の場合は基本的にサイズが変わることはないので、一足購入すれば長く使用できますよ。気を付けたいのは、子供のマリンシューズ選びです。
子供の足はすぐに大きくなるからと言って、大き目のサイズを選ぶのはダメです。
大き目のマリンシューズを選んでしまうと、水の外では問題なくても、水の中で脱げやすくなってしまいます。水の抵抗が生じることを考えて、ぴったりと足にフィットするサイズを選んでください。
軽めのものが動きやすい
動きやすいように軽めのシューズを選びましょう。購入時はデザインだけでなく、重さも確認するようにしてください。
テープタイプがフィット感良くておすすめ
マリンシューズのデザインは大きくわけて、
- スリッポンタイプ
- テープタイプ
の2つ。
フィット感や多少のサイズ調整のことを考えると、テープタイプがおすすめ。
特に、子供のマリンシューズはテープタイプが一押しです。
テープタイプの特長は
- 子供一人でも着脱しやすい
- テープなのでフィット感が良く、脱げづらい
- テープなので多少のサイズ調整ができる
子供用のマリンシューズには「スリッポンタイプ」のものもありますが、テープタイプの方が、がばっと開くので着脱しやすいです。
また、脱げる心配が少ないです。
▽子供用のマリンシューズ(テープタイプ)
ケガ防止のため、つま先が開いていないデザインを選ぶ
マリンシューズには、つま先があいたデザインのものもあります。でも、安全面を考えると、つま先が開いていないデザインのものを選んだ方がよいでしょう。
ソールがしっかりしているもの
マリンシューズのソール部分がしっかりしているかは、大切なチェックポイント。きちんと厚みがあって滑りにくい素材でできたものを選びましょう。
ソール部分が薄いと足が痛くなりやすいです。底がしっかりしたものを選びましょう。
【参考】Calaシューズのレビュー
マリンシューズは水の中で履くシューズですが、水遊びも街歩きも一足でOKな「トラベルシューズ」というものが存在するんです。
「沖縄にはあまり行かないから、マリンシューズを買っても出番が少ないなぁ… 」という場合には、こういったトラベルシューズを選ぶのも手だと思います。
実は私、こういったシューズがあるのは知らなかったのですが、Tropicfeel Japanさんから多機能トラベルシューズ「Calaシューズ」を商品提供頂いて、お試させて頂くことに。
実際に履いてみて、これが思った以上に履き心地の良い靴だと思いました。
▽Calaシューズを履いてみたとこ
Cala(カラ)シューズは、
- 靴底には滑り止め加工がされているので足場の悪いハイキングでもOK
- 速乾性が高いので、海ではマリンシューズとして履ける
- 日常履きにもぴったりのシンプルデザイン
街歩きはもちろん、海でも山でも履けるので、便利だなぁと感じています。
今はコロナ禍のため沖縄旅行を控えているので、まだ実際に沖縄の海で履いたわけではありません。でも、紹介動画を見ると、すごく快適に遊べそうだな、と思いました。
次回旅行時にはマリンシューズとして履いてみようと思っています。
▽詳しくは別記事にまとめています
マリンシューズの手入れ方法
①水道水で海水をしっかり洗い流す
マリンシューズを使った後は、海水や砂がついています。
海水が残っていたり、ゴミが付いているとシューズが劣化しやすくなります。
マリンシューズを使った後は、水道水できれいに洗い流しましょう。
たいていのビーチでは、シャワーや水道設備があるので、そこできれいに洗います。中に入った砂も出来るだけ洗い流しましょう。
②風通しの良い場所(ホテルのベランダなど)で天日干し
きれいに海水を洗い流した後は、ホテルのベランダなどで天日干しします。
お部屋の中だとなかなか乾きません。出来るだけベランダで乾かしましょう。
(※ホテルによっては、景観維持などの理由から、ベランダで水着などを干すのを禁止しているホテルもあります。)
ちなみに、マリンシューズは乾きやすい素材で出来ています。
外で干しておけば、翌日にはほぼ乾きます。
ベランダの出入り口には、ちょっとした段差があると思いますので、そこに立てかけておくと、風が通りやすくなるので、早く乾きますよ。
「リーフツアラー」のマリンシューズを使用した感想
「リーフツアラー」のマリンシューズを選んだ理由
私が購入したのは、リーフツアラーのマリンシューズです。家族全員分、リーフツアラーのものを選びました。
Amazonの口コミを読み漁って、色々なマリンシューズを比較・検討。リーフツアラーは手ごろな値段なのに、とても口コミが良かったのが決め手です。
きちんとした、スノーケリングブランドのものなので
- 安全性
- 耐久性
- 使いやすさ
の面で大満足。
しっかりしていますが、値段は2000円程度と手ごろな値段です。
他のマリンシューズと値段的には大差ないので、迷ったらリーフツアラーのものをおすすめします。
子供用のマリンシューズ
子供用のものも、同じくリーフツアラーのマリンシューズ(テープ式)を選びました。
幼稚園の子供に履かせてみましたが、一人でもスムーズに履けました。素材が柔らかいので足が痛くなることはありませんが、しっかりとした厚みで安心感があります。
子供も「履きやすい」と話しています。
ほどよく足にフィットして履きやすそうです。
素材は柔らかくて履きやすいけど、ソールはしっかりしていて安心感があります。
大人用のマリンシューズ
大人用のマリンシューズも、リーフツアラーのものを購入しました。
本当は子供用と同じデザインの、テープタイプのものが欲しかったのですが、大人用の物はおそらくスリッポンタイプしか販売されてないようです。(大人用のテープタイプも販売して欲しい!)
スリッポンタイプなので、テープタイプより足へのフィット感は少ないと思います。ただ、何度も海で遊びましたが一度も脱げたりすることなく快適でした。
マリンシューズを沖縄のビーチで使った感想
我が家では、2017年~2019年の間に4回沖縄へ旅行しました。海が大好きなので、滞在中はそれぞれ4~5回ほどマリンシューズを使いました。
自由に動き回れて良かった!
サンゴのかけらがたくさんあるビーチや、直射日光で暑くなった歩道を歩いたりしましたが、足が痛いとか、暑いとか気にせずに遊べたのは良かったです。
ビーチ周辺を散歩する際にも靴やビーチサンダルに履き替えたりする必要も無いので、ラクでした。
【デメリット】マリンシューズの中に少しは砂が入ってしまう
海の中で使った際、マリンシューズの中に多少は砂が入ってしまいました。きちんと足に合うサイズを選んでも、やっぱりスキマはありますからね。これは仕方がないのかな~と思います。
ただ、入ってくるのは小さめの砂のみ。サンゴのかけらは入らないので足が痛くなることはありませんでした。
岩場でも気にせず歩ける
天然ビーチの熱帯魚は岩場の近くに集まっていることが多いです。これはシェラトン前のサンマリーナビーチで撮影した熱帯魚。
ビーチの中には岩場が多いエリアがあって、そこには数十匹の熱帯魚がいました。こういった岩場で遊ぶ際も、マリンシューズを履いていると安心感があるし、動きやすかったです。
サンマリーナビーチはとてもきれいなビーチで、個人的にはとてもおすすめ。宿泊しなくても遊べるので、良かったら行ってみてくださいね。
1足買えば、長く使えるのが良い
マリンシューズは1足用意すれば、長く使えます。何度も使いましたが、使用後にはきちんと水道水で洗っておいたからか、今もきれいな状態をキープできています。
破損もないし、色落ちや臭いなどもありません。
子供の場合は足のサイズがどんどん変わっていくので、そのうち買い替えが必要になります。でも、大人の場合は1足用意すれば長く使えると思います。
まとめ
沖縄旅行ではたくさんの持ち物が必要になりますよね。
できるだけ荷物は減らしたいものですが、海で遊ぶのがメインイベントなら、マリンシューズを用意した方が、遊びやすいし、より旅を満喫できると思います。
マリンシューズを用意すればビーチサンダルは必要ないので、実際にはそんなに荷物の量は変わらないかと思います。
せっかくの沖縄旅行、ケガをしたら悲しいし、安全対策のためにも持参することをおすすめします。
以上、マリンシューズについてでした。
▽マリンシューズ(大人用)
▽マリンシューズ(子供用)
【こんな記事も書いています】
▽沖縄旅行に安く行くコツ(まとめ)
▽車移動が多い沖縄旅行。乗り物酔い止めメガネを使っています。
▽沖縄旅行の持ち物リスト
▽やちむんの里に行ってきました
▽リザンシーホテル谷茶ベイ宿泊記
▽勝連城跡の感想。「ダイナミック琉球」のロケ地です!
▽2019年冬の沖縄旅行記(まとめ)