ピタゴラスひらめきのプレートは、1歳半~小学生まで遊べる磁石プレートのおもちゃです。ピープルという会社から出ている、知育玩具です。
子供たちは3歳ごろから、ピタゴラスひらめきのプレートで立体作品を作って遊ぶのが大好き。小学生になった今は、図形の問題を解くときに展開図を作ったりして、勉強でも使っています。
幼児から~小学生になっても、長く遊べるおもちゃとして、活躍中のピタゴラスひらめきのプレート。
この記事では、ピタゴラスひらめきのプレートで遊んだ感想をまとめています。
ピタゴラスひらめきのプレートとは
磁石の力でくっつくプレートが面白い知育玩具
ピタゴラスひらめきのプレートは、プレートの中に磁石が入っているおもちゃ。
磁石の力でそれぞれのプレートがピタっとくっつくのが面白いです。
磁石の力でくっつくので、小さい子供でも簡単に、立体や平面の作品を作ることができます。
▽以下、Amazonの商品紹介ページより引用。
ピタゴラスは中学校の先生が図形や立体をわかりやすく教えるためにつくった教材を、幼児や小学生にも楽しく使ってほしいという思いから生まれました。
不思議な磁石でピタッとくっついて楽しく遊んでいるうちに、自然と平面からりったいをつくりあげるイメージをつかめるようになって、後々の算数にも役立つと多くの子どもたちやお母さんに支持されて言います。
特別な磁石が使われているので、磁石の反発なし。好きな形を作れる
ピタゴラスひらめきプレートには、「高精度異方性磁石」という特別な磁石が使われています。
普通の磁石の場合は、磁石の組み合わせ方によっては反発する力が働いて、くっつかないこともありますよね。
でも、ピタゴラスひらめきのプレートの場合は、どの向きで使用してもピタっと引き寄せ合います。
自分の作りたい形にプレートを組み合わせることができます。
対象年齢は1歳半から。同じ対象年齢のレゴデュプロと比べて感じたこと
ピタゴラスひらめきのプレートの対象年齢は1歳半~です。同じく1歳半から遊べるおもちゃとして人気のものには、レゴデュプロがあります。
レゴデュプロは対象年齢が1歳半~だけど、我が家の子供たちの場合は、1歳半の段階では力が足りず、うまく遊べませんでした。
レゴデュプロはある程度、力がないとブロックをはめたり、外したりすることが難しいんですよね…。うちは2歳近くから自分たちだけで遊べるようになりました。
ピタゴラスひらめきのプレートは、
- レゴよりパーツが大きい
- レゴより簡単にパーツをくっつけたり、外したりできる
というメリットがあります。
レゴデュプロと同じく対象年齢は1歳半~なんですけど、手の力がそんなにいらないので、「まだ、ブロックは難しかった」という場合にもおすすめです。(その分、レゴより外れやすいというデメリットはありますが…。)
ちなみに、うちは3歳ごろから遊び始めました。(もっと早く用意してあげれば良かったです。)
もちろん、レゴデュプロは「ブロック」で、ピタゴラスひらめきのプレートは「プレート」なので、遊び方は違うし、一概に比べることはできません。
ただ「自分で作品を作って遊べるおもちゃ」という部類では同じかな~と思うので、比べてみました。
ピタゴラスひらめきプレートで遊んだ感想
3歳から、積み木の次のステップとして遊び始めました
我が家の子供たちは、3歳頃からピタゴラスひらめきプレートで遊んでいます。
子供たちは、レゴや積み木で遊ぶことが大好き。「パーツを組み合わせていくおもちゃで、何か今までとは違うテイストのものがあったら楽しいだろうな~♪」と思い、見つけたのが、ピタゴラスひらめきプレートでした。
「レゴより大きな作品を作りやすい」「積み木のように簡単に崩れない」ということで、すごく食いつきがよかったです。
磁石でくっつくのが面白い
それまで磁石が使われたおもちゃは持っていませんでした。ピタゴラスひらめきのプレートの「磁石の力で、ピタっとくっつく」ことが、まずは新鮮だったようです。
磁石の力を、不思議がったり、面白がったりしていました。
プレート自体を組み合わせて遊ぶ他にも、冷蔵庫にくっつけて遊んだりしています♪
ごっこ遊びにぴったり。立体的な空間作りが楽しい
ピタゴラスひらめきのプレートでは、立体的な作品を作ることができます。
手持ちのレゴのキャラクターや、マスコットなんかを住人にして、ごっご遊びを楽しんでいます。
あと、迷路のような作品を作ったりもできます。
立方体など高さのある作品だけではなく、平面に並べただけでも、作品を作れるのも面白いです。
これは大作!付属の遊び方ガイドにあるドラゴンを作ってみました。
作品集を見ながら作品を作ってみる
ピタゴラスひらめきのプレートには、作品集が付属されています。
簡単なものから、プレートをたくさん使う複雑なものまで載っていて、複雑なものは四苦八苦して作っています。
うまくカチッとはまったとき、嬉しいですよね♪
自分で自由に作品を作るのも楽しいけど、作品集を見ながら色々なアイディアに触れると「こんな組み合わせができるんだ~」と知れるので、参考になります。
小学生からは算数の図形問題を解くの活用
図形問題「見えない部分」を考えるのに役立つ
小学校2年生の算数では図形の学習が始まりました。図形の問題って、見えない後ろ側が、どんな風に想像しながら解いていくのが難しいんですよね…。
子供が「ママ、教えてー」と近寄ってきたんですが、ピタゴラスひらめきのプレートを使って確認する方法を教えたら、スムーズに理解できました。
ピタゴラスひらめきのプレートなら展開図を理解しやすい
ピタゴラスひらめきのプレートを使うと、図形の展開図も理解しやすいです。
ちなみに展開図→立体を作るときのコツは、最初に展開図の形にプレートを並べた上で、立体に作り上げること。この方が、スムーズにプレート同士がくっつきます。
子供たちは遊びを通して何度も立方体や三角錐を作っているので、図形を見ると「どんな展開図になるのか」を理解してしまった様子。
これはお家の形を作っている様子。
最初に展開図の形にしてから作ります。パーツを一つ一つくっつける方法でも作れますが、展開図にしてからガバっと形作った方がプレートのくっつきがスムーズです。
順番にプレートを起こしていくと、それぞれのプレートが、ピタっとくっつきます。
あっという間に、お家の完成!
私が勉強した頃は自分で紙に線を引いて切り取って展開図を作っていました。紙を切って展開図を作る方法は定番ですが、意外と時間もかかるし面倒なんですよね…。
でも、ピタゴラスひらめきのプレートだと、その手間が無いのでラクだなーと思います。
勉強のハードルが低いのは良いですよね。
あと、同じ立体を作るとしても、展開図は何種類もありますよね。子供たちは、ピタゴラスひらめきのプレートで遊ぶことで、これをスムーズに理解しています。
例えば「お家」を作るときも、数種類の展開図から作れるようになりました。
▽お家の展開図①
▽お家の展開図②
ピタゴラスひらめきのプレートを使うと、簡単に色々な展開図を試せるのがいいですね。子供たちは遊びとして取り組んでますが、図形の勉強にもなっているので一石二鳥だな~と感じています。
【追記】小学4年生の図形学習でもピタゴラスひらめきのプレートが役立っています
他のマグネット式おもちゃではなく、ピタゴラスを選んだ理由
ピタゴラスと似たマグネット式おもちゃには、ボーネルンドのマグ・フォーマーなどもあって、そちらも人気があるんですよね。
マグ・フォーマーも磁石の力もしっかりしていて評判が良いし色もかわいい。ピタゴラスひらめきのプレートとどちらにするか迷いました。
ただ、マグ・フォーマーは枠組みのみで平面部分(プレート部分)が無いんです。
ピタゴラスひらめきのプレートは、プレート部分があることで算数の勉強をするときにも面や辺を理解しやすいのが良いな、と思いました。
実際、小学生になって勉強の補助として使うときにも「プレートになっているから、箱を作った時にきちんと箱になるのがいいなぁ」と感じています。
勉強の補助としても使うことを考えるなら、辺と面がある、ピタゴラスひらめきのプレートの方がいいのかな、と思います。
さいごに
以上、ピタゴラスひらめきのプレートで遊んだ感想でした。
幼児期はおもちゃとして、平面&立体の作品を作って楽しんだり、小学生になってからは勉強にも使えたりと、大満足です。
使い始めて5年ほどになりますが、磁石の力もしっかりしていて「くっつかなくなっちゃった…」ということも無く、快適に遊べています。
子供のおもちゃは使える時期が限られてしまうモノも多いけど、ピタゴラスひらめきのプレートは長く使えるのでコスパ良いと思います♪
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