小学生の子供が、声掛けをしてもなかなか宿題しないので、3年間ほど試行錯誤していました。
最初は、毎日何度も「宿題しなさい」と声掛けしたり。でも、全然効果が無いから、あえて放置して任せてみたり。
我が家の場合は、「宿題をやったら、ゲームができる」という条件を設けたことで、テキパキこなせるようになりました。
子供に勉強をさせる際、ゲームを条件にすることについて賛否両論があると思います。でも、うちの子供たちの場合は、すごく良い方向に生活を切り替えることができました。
今まで、ずっと「子供が宿題をやらない」ことについて悩んでいたので、記録しておきたいと思います。
宿題をしない子供を怒ったり、放置してみたりの日々
毎日イライラ!小学2年生までは宿題をさせるのに苦労しました
小学2年生までは、なかなか宿題をやらなくて本当に苦労しました。1年生のときは嫌がりつつも、何とか夕食前には終わらせる感じ。
2年生になって学年が上がって、きちんとするかと思いきや、1年生の頃の方がきちんとやっていました。
1年生の頃は、「宿題」が始まったばかり。「きちんとやらなくちゃ!」という思いがあったんだと思います。
宿題をしない子供を、あえて放置してみた結果
でも、2年生の後半になるにつれて、ますますやらなくなりました。
いくら声掛けしてもダメで、それなら放っておこう…と思い、試してみたくらい。この時期は、本当に辛かったし、私も毎日イライラしていました。
▽「宿題やりなさい」というのをやめてみた結果
声掛けしないと、夜になるまでやらず。寝る前に焦ってやる…の繰り返しでした。
条件をつけるのは悪いこと!?ゲーム解禁で変わったこと
お楽しみ作戦はやっぱり効果的だった
でも、小学3年生の冬くらいから率先して宿題をするようになりました。今は、帰宅後すぐに宿題をするので、宿題の苦労はほぼゼロです。
むしろ「こんなにすぐやるなんて…」と感激するレベルです。
きっかけは「お楽しみ作戦」です。
子供たちはゲームが好きです。それまで、ゲームは週末のみにしていたのですが、平日も解禁しました。条件は、もちろん「宿題が終わってから」です。
以前の私は「宿題をやらせるのに条件をつけるのは、どうかなぁ?」と思っていました。宿題をさせるために条件を設けるのは良くないという話がありますよね。
でも、「宿題をやらせるための条件」ではなくて「やることを、きちんと終えたら楽しい時間が待っている」ということを知って欲しいので、ゲームを解禁しました。
私も高校生くらいまでは、勉強が終わってからゲームをしていました。弟と対戦したり、すっごく楽しかった思い出があります。
頑張ってやることを終えたら、あとにはお楽しみ時間が待っている♪
そう思うと、やっぱり頑張れますよね。
メリハリある生活の良さを分かってもらえた
ゲームについては様々な意見があると思いますが、我が家の子供たちの場合は、「早く楽しみたいから(=ゲームしたいから)、宿題はさっさと終わらせよう!」と思えたようです。
習い事がある日は、特に時間に余裕がありません。でも、嫌がったりせずに、帰って来るやいなや、すぐに宿題をすごい勢いで終わらせて、習い事に行き、そして帰宅後はゲームを満喫しています。
ちなみに、ゲーム時間は一人30分まで。うちには、子供が二人いるので合計1時間です。
子供たちが宿題を率先してやるようになり半年ほどが経ちました。メリハリつけて過ごせているので「うちの子供たちの場合は、このやり方で良いのかも…」と感じています。
今となっては、子供たちは「今まで、時間を無駄にしていたー。もっと早くから、こういう風に過ごしていればよかった…。」と言っています。
やるべきことは、きちんとやって、あとは楽しむ!という過ごし方の気持ち良さに、気づいたようです。小学生のうちに、気づけて良かったなぁと思います。
以上、宿題をしない子供が宿題をテキパキとするようになった経緯についてでした。
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